里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーおびただしい数の孫花蕾

2021年02月02日 | 畑:花菜類

厳寒の中、ブロッコリーはおびただしい数の花蕾が着いています。
大半が孫にあたる花蕾です。


ブロッコリーは2回に植えています。
1回目は7月13日種播き8月11日の植付け、2回目は7月30日種播き8月18日の植付け。今では全く区別がつかなくなりました。品種はともに「緑嶺」。
収穫は10月下旬から始まったので、100日経過しています。頂花蕾はもちろん子にあたる側花蕾の収穫も大部分は終わりました。


今年の側花蕾は軒並み大きく、今までで一番の側花蕾
今年の冬は近年にない厳しい低温になっています。ブロッコリーは酷い凍害を受けると花蕾の着いている茎がしなっとなって戻りません。花蕾も味が落ちて不味くなります。
以外にも、そのような凍害がほとんど見られません。
徐々に寒さに遭うことで耐寒性が増したのと、株の勢いが衰えていないためと思われます。
これは凍害を受けた花蕾。白くなり霜焼けになったように見えます。


外葉の古葉は枯れてきました。
葉かきなどはしません。その方が勢いを保ちやすい。

今、沢山の小さな花蕾が見えますが、ほとんどが側枝から出た孫の花蕾です。
中央に側花蕾の穫り跡、穫り頃の孫花蕾。すぐ左に主枝の穫り跡。


今年は酷寒なので例年よりは少し小さめですが、それでも数個~10個集めれば頂花蕾に匹敵します。
この大きめの花蕾は遅い側花蕾。まだ幾分残っています。


大きな側花蕾が穫れた太い側枝にはやはり大きな孫の花蕾が着きます。
今年はほとんどの株から太い側枝が出ました。
細い側枝には小さい孫花蕾しか着きません。ごく小さな花蕾は穫らずに放置です。


花蕾は長く寒さに遭うとアントシアンの色が出て少し紫がかります。

こんな色合いの花蕾が多い。


新しい花蕾で陰になると新緑の色になる。


この葉の陰を見ると

こんな花蕾になっている。


厳寒期なので穫り遅れることも少ないため、まとめて穫る必要はありません。
数株穫ればこれくらいになります。

春先まで穫り続けます。
それでも穫りきるのは難しいでしょう。