これまで、中に取り込んだハクサイが主に消費され、外のハクサイはまだ大分残されています。
外葉を縛り、不織布で覆っています。20個弱残っています。

品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。
昨年は3月まで畑に置いたままにしたため、玉が割れるものが出ました。そこで、今年は2月中に中に取り込み保存することにしました。
昨年は3月まで畑に置いたままにしたため、玉が割れるものが出ました。そこで、今年は2月中に中に取り込み保存することにしました。

外葉数枚は枯れたようになっていますが、しっかりした外葉を強く縛っているので、厳冬だった今年でも、これまで穫ったものは全く問題ありませんでした。

外葉を縛ったままの状態で株を根元から切り、収穫します。

一輪車で作業場の下屋に運び込みました。

ここで、傷んだ外葉を外します。

試しに二つ割りにし、中の状態を確認してみました。

表面から数枚で黄芯系ハクサイの柔らかそうなきっちり詰まった結球が現れます。
芯をよく見ると花芽が確認できます。
芯をよく見ると花芽が確認できます。

これから気温が上がってくるとこれが伸び出し、玉は割れやすくなります。最後はトウが外に飛び出し花が咲くことになります。
数個剥いてみると何れも綺麗な状態でした。
数個剥いてみると何れも綺麗な状態でした。

これは頭が割れ始めていました。いつまでも畑に放置すれば次々に割れることになります。

この後、直接消費する数個はそのままにし、他は再び新聞紙に包んで作業場の中に囲い直します。
株裏の芯に包丁の先を差し込み十字を入れてみました。
株裏の芯に包丁の先を差し込み十字を入れてみました。
トウが生長しにくいと言われますが、まじないのようなものでしょう。

後は助っ人がやってくれました。
新聞紙に包んだハクサイは逆さまにして保存します。これも逆さまにすることでトウが生長しにくくなると言われます。
新聞紙に包んだハクサイは逆さまにして保存します。これも逆さまにすることでトウが生長しにくくなると言われます。

紙袋で覆いをしました。

年内に取り込んだハクサイ数個が残っており、全部で20個と言ったところ。3月いっぱいでは消費しきれないでしょう。