里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トウモロコシはお盆では穫り遅れ、エダマメはピッタリ

2024年08月16日 | 畑:豆類

我が家ではトウモロコシを2回に播いています。
1回目に播いたトウモロコシは気温が高かったため想定よりも成熟が進み7月いっぱい掛からず穫り終えました。
メインは2回目のお盆用に播いているトウモロコシ。獣害対策に不織布で囲っています。


品種は1回目と同様「ゴールドラッシュ」。
昨年も気温が高く生育が進み、お盆の時には大半終わってしまったので、今年は少し遅らせました。
例年は当地の気候を考慮し、若干早めに播くのですが、今年は標準通りに逆算して播きました。
それでも気温が平年を大きく上回り、7月半ば過ぎには絹糸が出始めました。
但し、南北の畝で手前と奥で数日のずれがありました。
トウモロコシは中型の扱いやすい穂を多く穫ることを目標にしています。
そのため畝間、株間を広めにし、2本立てにしています。
1回目のトウモロコシは2本立てが7割くらいでしたが、今回は2本立てが100%です。


サカタのタネによると「ゴールドラッシュ」の収穫適期の標準は、播種後84日、絹糸が出て20~24日、積算温度で450℃となっています。



このとおりなら8月20日頃に絹糸が出たものは概ね当たりそうです。
しかし、今年も昨年と同様気温が高い。
当地の7月半ばからの平均気温は昨年ほどではないものの平年より3℃余り高いようです。
つまり絹糸が出てから標準の日数より3、4日早まる計算になります。


残念ながら今年もまたお盆では適期が過ぎてしまいました。
絹糸の出方に数日のズレがあるので、お盆の10日前くらいから穂をチェックしながら穫ることにしました。


まずは絹糸が黒く変色し、穂にしっかりした手応えがあること。


穂の頭のところの皮を少しだけ剥いてみれば確実。


先まで実が詰まり黄ばんでいれば大丈夫。
助っ人にはお盆の数日前を中心に穫るよう図りました。
これはお盆の直前に穫ったもの。まずまずのように見えますが、やはり若干遅れ気味です。虫食いは殆どありません。


大きさは目標にしている高齢者や子供にも手頃な中型が主でした。
朝穫りには拘っていませんが、穫ったら直ちに茹でます。少し穫り遅れ気味ながらも甘味は十分。
若干お盆まで残ったものがありますが、やはり穫り遅れで過熟気味。食感がよくありません。
こちらは、小生が準備しておいたマルチ畝に若手助っ人が播いたエダマメ。


自ら作ってみることは大いに良いことなので応援しています。
中早生種の「湯あがり娘」で5月末の種播き。
こちらはお盆にピッタリでした。なかなか美味しいエダマメです。


こちらは晩生種の「秘伝」。


花が咲き始まったところながら茂りすぎで前途多難か。