里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏に咲く彩りの花

2024年08月03日 | 

異常に暑い夏です。それでもやらなければならない野良仕事はあります。
そんな時、和みになるのは家の周りに咲く彩りの花。
まずは生花として重宝するのがアルトロメリアとグラジオラス。
庭外れに混植状態になっています。専ら助っ人が球根の保存や植付けをしてくれます。
アルストロメリアは母健在の頃からあったものなので相当に古い。


今はバラエティーに富んだアルストロメリアが見られますが、これは最も初期のアルストロメリアです。


自然に繁殖し、数年前イノシシに踏み荒らされしながらも残っています。


グラジオラス。


多分3色あるはずですが、これが一番多い。
ごくありふれたグラジオラスながら早くから咲き、ボリュームがあります。


咲き終わったものからこれからのものまで、長い間咲き続けるので生花として最適です。


ヒメヒオウギズイセン。


これは我が家の入り口にあります。今はもうほぼ終り。
旺盛に茂り、朱色の花を沢山着けるのですが、どういう訳か今年は花がごく少ない。
これは石垣の間に定着したもの。


実は植物音痴の小生、かつてこれをフリージアの一種と思っていました。
改めて調べ直し正しい名を知ったのでした。


フヨウ。


以前、白とこの色のフヨウがあったのですが、どういう訳か姿を消してしまいました。
知らぬ間に今年1株が復活。季節の花です。


玄関前にあるムクゲ。


半世紀以上前小生が鉢物として貰い、それを地植えしたもの。
毎年がっちりと剪定しますが旺盛に花を咲かせます。


玄関前の鉢植えのゼラニウム。


朱色が鮮やかです。



花は終わって実になったヒペリカム。


庭とは言えない外れで雑草にまかれそうになっています。
花は黄色で実を結ぶと赤くなり、次第に濃い朱色に変化します。


かつてヒペリカムと言う名を知りませんでした。水墨の画題として取り上げられ知ったのです。
しかし、和名のオトギリソウと言う言葉は聞いていました。
それは母健在の頃、煎じて傷薬とし用いていたからです。但し、どういう植物か知らずにいたという次第。