里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「冬の蔵王連峰」

2022年03月16日 | 水墨画:風景他
画仙紙 半切1/3  


当地方、今冬は厳しい寒さでしたが、雪は例年の1/3でした。
冬型の気圧配置が続くと日本海側は大雪になる一方、太平洋側は少雪になることが多い。
当地方のおらが山と言えば蔵王です。
冬の蔵王連峰を望む良い写真を撮りたいと思っていましたが、撮れませんでした。
狙ってではなく偶然を期待してのことなのでそれも当然としたものです。
それにしても今年はチャンスが非常に少なかったのではないでしょうか。
山が綺麗に撮れる天候条件だけでなく、前景が雪景色でないと絵になりません。
絵になるポイントもそう多くはないので、全ての条件が整うのは難しい。
これまでも冬の蔵王連峰を描いていますが、別のポイントから描いてみました。
蔵王は南から北へ宮城県と山形県にまたがる連峰です。
宮城県側は宮城蔵王あるいは表蔵王と呼ばれます。
この位置は東北新幹線白石蔵王駅方面から望む雄大な蔵王連峰で南蔵王とも呼ばれます。
連峰は単独峰よりメリハリがなく正直描きにくい。
概ねあるがままに描いてみましたが、画としては省略すべきところがあったようです。



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