里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

鎮守の神社秋の祭典は本来の姿で挙行

2023年10月23日 | 暮らし

昨日、鎮守の神社の秋の祭典を挙行しました。
旗揚げから直会まで全てを本来の姿で行うのは4年ぶりになります。
コロナ禍で春秋3回の祭典は完全に中止に。
昨年秋の祭典は行いましたが、旗揚げや直会は行いませんでした。
今年の春の祭典も同様です。
集落だけの小さな講中ながら、本社から御分霊を受け120年余り。
小生が講中の代表を仰せつかっています。
いわゆる代参講と言って、本来は代表者が本社に参拝し祈祷を受けます。
現在、代参は年1回春だけになりました。
講中については、いずれ機会を見つけ記したいと思っています。
秋は郵便祈祷という制度を使い、小生が手続きをして講中のお札を送って頂きます。
まず、早朝に世話人と当番者が集まり、境内の清掃を行います。


清掃で一番大変なのは石段。
綺麗になりました。


本殿を開帳。拝殿も清掃し、拝殿にはゴザを敷きご祈祷に備えます。
この後は旗揚げ。


これまで密な作業になると言うので自粛していました。
鳥居のしめ縄は縄だけを付け、紙垂(しで)は宮司が用意してきます。


ご祈祷の前にお供え物などを準備します。
米、水、塩と御神酒、海の幸、山の幸をお供えします。


宮司が来られてから正式に配置し直します。
自家製の野菜は今年初めてブロッコリーにしました。甘柿も供えました。
9時から宮司にご祈祷いただきます。


小生が代表してサカキを奉納。全員で二礼二拍手一礼で拝礼。
本来なら代表するのは代参人です。
慣例では御神酒の回し飲みをするのですが、さすがにそれはなしに。
この後は集会所に移動し直会です。
直会の準備は本来代参人が行うことになっています。今回は小生を含め3人の世話人で行いました。
直会の際に改めて来年春には代参を行う事を申し合わせました。
夕方には当番になっている小生の班が旗降ろしを行い、一連の祭典行事は終了です。



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