ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2021年10月10日(日)、あさのあつこ「花冷えて」⛅

2021年10月11日 06時11分53秒 | 本と雑誌
今日は曇り空で少し涼しくなったので、畑を耕して、元肥として鶏糞とコンポストの土を混ぜ、石灰を入れて土作りをする。

生協で買った「アリウム(オレオフィラム・モーリー)」と「トリテリア(姫アガパンサス)」の球根を植えました。

5~6月には花が咲くので、どんな花が咲くのか楽しみである。

昼間は日差しが強くなって、暑くなるので、あさのあつこさんの「花冷えて 闇医者おゑん秘録帖」を読む。

夫と通じた女中お竹の子堕ろしを闇医者のおゑんのところに女将お江世が頼みに来た。

しかし、おゑんは断って、お竹を預かることになる。

お竹には幼馴染みの十助とも関係を持っていたので、お竹自身誰が父親か分からないようであるが、子どもを生んで、一人で子どもを育てる決意をしていた。

女将お江世が30両のお金を置いていったので、子どもが生まれるまでおゑんのところで過ごすことになる。

何年か経って、お江世が夜中に旅支度をして、おゑんを訪ねてきて、夫を殺して、今から京へ逃げることを告げて去っていく。

若い娘がバッタリ倒れて、亡くなる事件が続いた。

目の前で娘お静が倒れて気を失っていたが、脈も正常だったので、親に連絡して連れて帰って貰ったが、残された娘お千野と気が合って、おしゃべりをしていると、もうすぐ嫁入りをすることになっていることだった。

暫くして、そのお千野が倒れて亡くなったことを聞いて、母親に亡くなった経緯を聞いて、不振を抱いて、薬種問屋のお静のところに話を聞くに行くと、薬を混ぜて、お千野を殺すために、他の娘に試していたことが分かった。

母親から醜い娘だと嫌われていたので、綺麗な娘を見ると、腹が立って仕方がなかった。

特にお千野は自分と関係のあった男と結婚すると言うので、殺したという。

お千野の母親から逃げるお静は神社の石段から足を踏み外して、死んでしまった。

稀代の毒婦か無垢な童女のはなしではあるが、闇医者の許に持ち込まれるのは、一筋縄ではゆかぬ事件ばかりである。

今日の万歩計は、8,017歩でした。






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