しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

急遽前倒したMRI

2019年06月17日 19時56分01秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

4/8 PDオペ後6年でCTを撮ったところ、

「主膵管の拡張が著明に悪い」と

本来1,2mmであるべき主膵管がオペ後はじわりと拡張して3,4mmに。

若干改善した時期も(2018/1/22)もあったのでした。

それが、今年の4/8は7,8mmだったらしい。

しかも、突然の肝機能の悪化とHbA1cの急上昇。

 

でもって、唐突にして激烈な糖尿病事件へと移行したのでした

掛かりつけ開業医と元同僚の勧めで、

愛しの外科医長のが10月に予定していたMRIを本日に変更して貰った次第。

膵転移を否定するために。

 

で、残膵への転移も、肝転移も無かったです

はい、愛しの外科医長の予想通りでした

 

 

膵管の拡張も肝内胆管の拡張も、縫合部の狭窄からみたいだ、と。

これからの推移は、また8月にCTをして変化を見るとのことでした。

 

ああ、皮下脂肪の大公開!  白く太い所が拡張部位(左は肝内胆管、右は主膵管)

 

慢性膵炎の痕跡無し

左右肝内胆管の吻合部と、主膵管の吻合部が狭窄している為の拡張。

Wバルーンしようにも、ここまで到達するのか困難だし、

緊急性は無く、様子観察で良いとのことでした。

主膵管、測ったら6.7mm ちょっと改善したのでは?と、くちこ心の声。

でも、彼的には、拡張が改善することはあるけれど、吻合部の狭窄が原因だと、このまま・・・と。

 

血液検査も、とっても改善していました。

4/8と6/17を比較できるように撮影してみました。

 

 

問題の糖尿病の指標であるHbA1cも、4月に6.2でも高いと驚いていたら、まさかの5/8の9.5

それが、7.3まで下がっていました

まあ、インスリン注射のお陰とも言えますが、一か月ちょっとでこれだけ下がるとはね。

アルブミンやアミラーゼの低値も問題無し、と。

腎機能も改善傾向。

 

く「どーして糖尿病になったの?」

い「こんなに急激なのは・・・普通無いなあ・・・極端に変な生活した?」

ああ・・・あれ、か?

 

糖尿病type3cとは、膵性糖尿病のことでした。

やはり、そうか・・・

多分彼と同じ情報源?に昨夜やっと到達したくちこです。

 

い「すい臓癌の人が糖尿病に移行するのは多いんだけど、くちこさんは違うタイプだからねえ・・・」

因みに、これまで彼がPDオペした人で糖尿病に移行した人はいないそうで。

 

結局、四月の肝機能悪化から始まった一連の悪夢は、今の所原因不明ながら、

最悪な事態は回避できたって感じです

メデタシメデタシ

 

また我儘を言って、三か月分の処方を出して貰いました。

開業医だと一か月分しか出してくれなくて通院が手間なのでね。

ただね、

胃薬のネキシウムがタケキャブの変更になったのでした。

しかも、20mmが10mmに変更。

彼は、これで薬代が安くなるよと言っていましたが、くちこの計算だと高くなると思うんだなあ。

膵消化酵素のリパクレオンも脂肪肝が落ち着いたらエクセラーゼで良いよ、とも。

でもね、くちこの心がリパクレオンに頼っているので、これは断固続行で

リパクレオンがお高いのは承知ですが。

 

今日の通院。

全く待つことなく、採血、MRI、診察と進み、全部済ませても一時間以内で終了。

そう、支払いまで済ませても!

腫瘍マーカーの結果もMRIの結果も出た状態で診察ってのも凄いでしょ?

後日、結果を聞きに行くって手間が無いのって有難いわ。

但し、本日、二万円弱の支払いは痛かった・・・

 

診察ね、

くちこの前も、くちこの後も誰も居なかったです。

くちこの我儘で振り回されて

愛しの外科医長は診察室で待機していたのかしら?

済まないねえ。。。。

 

でもね、

インスリン注射、要らなくなるんじゃない?

って、笑顔で

ありがとって、心を込めて言いました

 

院内のエスカレーターで、消化器内科の医長とすれ違いました。

彼が胃カメラで、胃壁が外から何かに押されていたような、と、

飲み会の席で、くちこに呟いたから発見された膵神経内分泌腫瘍だったのでした。

あら!とお互い手を振ってすれ違いました。

一緒に仕事をしていたのは、遠い昔になったことを実感しつつもちょっと嬉しかったな

 

閑話休題。

昨日は父の日でした。

くちこの父は、くちこが30歳の時に他界していますが、

何度も、くちこの夢枕に立って、

「もっと頑張るつもりだった」と。

15年も半病人だったし、

数えきれない位入退院を繰り返し、

生死をさまよい、

たくさん苦しんだ15年を見てきたくちこは、

父が逝った時に、悲しかったことは事実だったけれど、

もう十分頑張った。

やっと父が楽になった。

やっと母が楽になると思ったのでした。

でもそれは違ったらしい。

まあ、59歳と11か月、確かに早い死ではあるんだけど。

 

今日、MRIの検査中。

くちこは父に話かけていました。

しっかり護ってね、と。

 

そして、今になってやっと気づいたこと。

娘を残す心配。

妻を残す心配。

それは、病苦を凌ぐほど強かったのだなあ・・・と。

 

サメ氏は、毎年、ビールが届きます。

軽井沢ビールって決まっています。

 

 

お幸せそうで何より。

そして、今日は、転移無しを喜んでいましたよ

 

 

 

コメント (32)
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