<Swim結果 12分台 種目別 300位台>
15分前にスイムのスタート位置に着く。
前の組のスタートを見送った後に計測チップが仕込まれたアンクルバンドが配られた。
スタート時間の2分ほど前に全員が入水するが、前の組の最終泳者がまだ後ろに。
スタッフの「通りますから左を空けて」の声に、1.5mほど水路を空ける。
必死で泳ぐ最終泳者に皆から「がんばれー」の声が飛んだ。
そしていよいよスタートだが ・・・
アウト側の最後尾からゆっくりスタートする予定だったのに、後ろに並ぶ泳者は「どうぞどうぞ」みたいに下がっていく。
しょうがないから前から2/3くらいの中途半端な位置でホーンを聞いた。
しばらく・・・泳ぎ出せない。
船網ですくい上げられた魚が水面で跳ねてるような状態だぁ。
なんとか隙間を見つけて滑り込んでみたが、皆が真っ直ぐ泳いでいるわけじゃあない。
手がぶつかる足がぶつかる ・・・ とても自分のペースで行きたい方向に泳げない。
だから当然、すぐに息が上がる。
でも大丈夫。 そうなったら立っちゃえばいいんだから。
立って歩きながら方向を見極めて、また泳ぐ の繰り返し。
最初の半周は 「これじゃあ最後までもたないなぁ」なんて思っていたが、ありがたいことに、円状のプールは泳ぐ方向に流れができ、いつも以上にスピードが上がる。
これまでの750mの自己ベストは17分だったが、Swim Upして時計を見ると11分台。
新調した時計がもう壊れたのかとも思ったが、レース後にトランジットを含めた時間を見ると合っていたようだ。
こんななので、Swimに不安がある方も参加しやすい大会かと思います。
<Bike結果 51分台 種目別 350位台>
裸足でトランジットエリアに駆けこんで、あたふたとチェンジする。
20kmと短い距離なので手間がかかるグローブはなしにしたが、結果は問題なかった。
気があせってソックスを履くのに手間取る。結局座り込んでやったほうが早かったようだ。
シューズもベルトを締めた状態でセットしていたので、外すのに手間取る。
ゼッケンベルトを着け、サングラスをかけ、ヘルメットをかぶって「さあいくぞ」と思いきや・・・
サイクルコンピュータの電源が入っていないことに気付く(- -;)
GPS器なのでスイッチオンから立ち上がるまでに時間がかかる ・・・ 失敗したな
とりあえずBikeを押して走り出すが、ここから乗車位置までが約200mとかなりある。
NoriはMTB用のシューズだから走りやすいほうだが、ロードシューズの方はカツカツと金具が路面に当たって走りにくそうだ。
おかげでこのトランジットで2台抜くことができたが。
乗車位置からはコースが下りになっていて、割と楽に乗車できる。
しかしそこで見てたKazuによると、押し走りで疲れてしまいうまく乗れない方も見かけたとか。
そのへんは自己調整をしたほうがよろしいかと。
乗車してからは下り基調がしばらく続き、最下部の180°ヘアピンからは上り基調に変わる。
さほどの傾斜ではなさそうに見えるけど、グッと負荷が増えるので意外に上っていそうだ。
このへんは我慢せずにフロントをインナーに落として乗り切る。
コース奥の最高部とは最下部は僅か20mの標高差だけど、細かいアップダウンが続くので数値以上に感じた。
最高部からは下り基調に変わり、スピードが乗せやすい。
この辺りは水分補給がし易い区間だ。
再度乗車地点に戻る手前に少々のアップダウンがあるが、さほどのものではない。
こうして1周5kmの周回を4回重ねる。
乗車地点で cobaco と Kazu が声援してくれて、嬉しかったよ。
実はBikeセッションは手(足?)を抜いて休んで、Runに足を残す作戦だったが、
そこそこ抜ける相手がいるのでつい、力が入ってしまった。
25km/h 位で周回する予定が終わってみたら28km/h と、自分的には少々踏みすぎたかな。
まあ楽しかったから、よしとしよう。
楽しさが表情に出てますねぇ。
どうやら笑いながら走ってたようで、周りはキモかったかもしれない・・・
ここのコースの注意点としてはヘアピンと、乗降地点手前のやや狭い部分くらいかな。
他は概ね走りやすいコースだ。
そして要所にいてくれるボランティアの皆さんからの声援が嬉しい。
「がんばれー」の声援に「アザース」と答えて、ペダルにも力が入る。
4周回後に降車し、今度はトランジットエリアの反対側まで回らなければならない押しが入り、300mほどバイクシューズで走る。
昨年のBikeのリザルトを見ていたときに「意外とみんな遅いな」と思ったが、この往復500mの区間タイムも加算されるので、「ああ、なるほど」と思い知った次第だ。
後でサイクルメータを確認すると周回は43分で走りきっているが、大会発表の記録は51分。
なんとトランジットに8分も食われていたことになる。
これはBikeを押して走るトレーニングも必要になるかな?
<Run結果 26分台 種目別 350位台>
BikeからRunへのトランジットはさほど難しくない。
Bikeをラックにかけてヘルメットを外し、シューズを履き替えるだけ。
シューズはゴムのシューレースにしているので、結ぶ手間はいらない。
そして走りながら背中につけていたゼッケンをお腹側にクルリと回す。
Runコースはトランジットから近いのだが、走り出すと ・・・ 全然前に進まない感じがする。
気持ちは前に行きたいんだけど身体が重く進まず、その場でピョンピョン上下しているだけの錯覚すらある。
特にRunコースの走り出しは軽い上りになっているので、その感が強い。
「うわ~ これじゃあ、歩いてしまうかもしれないなぁ」
コース半ばからはやや下りの直線が続くのでなんとか奥の折り返し地点に辿り着いたが、帰りはそこが上りになる。
だらだら上りの直線は辛い。
コース脇の木々が日陰を作ってくれているので、暑くないのが救いだ。
1周してゴール側の折り返し点に近づくと、cobacoとKazu の声援が聞こえた。
「ん、ここはなんかやっとかないとな」と、スキップしながらその前を通り抜けた。
「アハハハ そんなのいらないからぁ(笑)」 cobacoの声はよく響く (^^;)
2周目も辛い。
体感的には7~8km/hくらいしか出せてないように思えた。
でも不思議なことにさほどごぼう抜きにはされず、時には抜くこともできる。
奥の給水所でコップ一杯の水をがぶ飲みしたら、しばらくゲップが続いて更に苦しくなったよ。
ここでもコースサイドからはボランティアの皆さんから声援が響く。
「がんばって~」 「4○○番 ナイスラン!」
嬉しいですね。 決してナイスランではなかったけど ・・・
さて2周目のゴール側折り返し点、またもcobacoとKazuの声援が聞こえる。
ここはチョイと、 docomo のコマーシャルで渡辺謙がやってるステップを披露。
cobaco 「なにそれ~(笑)」
ん~ 走りながら考えたパフォーマンスだったけど、伝わらなかったかな
ところでレース後の結果を見て分かったことだけど、体感してたほどRunは遅くなかった。
というか、自己ベストだった。
これまでは単独で走っても5kmを30分だったが、この日は3種目でありながら26分台。
いつもはジムのベルトの上を走っているから、実走の感覚が掴めていなかったようだ。
ここでもこれからの課題が浮かび上がったが、「本番に強い子」の証明はできたかな。
さて、重い身体を引きずって3周目をなんとか回りきり、最後の折り返し点を通過してゴールへ。
トライアスロンは完走した全員がゴールテープを切ることができる。
嬉しいね♪
そしてゴール後はスタッフから両肩にタオルをかけてもらい、テレビで見てたマラソンのフィニッシュ気分。
ゴールで待っててくれた3人とハイタッチして
「もう1レース行ける」と言ったのは冗談だけど、
「楽しかった~」と叫んだのは本音だよ。
いつもは仕事帰りにジムで面白くもないランニングマシーンで走ったり、
往復を繰り返すだけのプールで泳いだり、
週末は黙々と一人で自転車漕いだり、
それらに比べたら 気持ちのいい屋外で、抜きつ抜かれつ競って、応援までもらって、
本当に楽しかった。 病みつきになりそうだ。
もっと仲間を増やして、みんなで楽しめるようになれたらいいだろうな。
そして、一緒にエントリーしてくれた男爵、応援に来てくれた cobaco、Kazu、さざえさん
ありがとうございました m(_ _)m
完走は おかげさまでっす \(^◇^)/
以上、これにてレースレポート終了
<こぼれ話>
「楽しかったあ」とレース後話すNoriに cobaco曰く
「ほんとに楽しそうだったね~
見てるだけで分かったよ。
でも、真剣な部分も見せてほしかったけどぉ」
・
・
・
真剣でしたよ、もちろん真剣でしたとも。
ただ奥ゆかしい性格なもので、それを出せなかっただけだよ ・・・
*掲載写真に Do not copy のプリントが数枚ありますが、オールスポーツに発注中のものです。
データが届き次第差し替え予定。
*画像データが届いたので差し替えました 20130714
*サザエさんから写真を頂いたのでSwimの2枚を追加 20130810