昨日はおだわら市民学校の3回目の講義で、農業についてだった
2部構成で、先ずは農協の方が
「小田原の農業の現実と課題」だったが
「課題」と題しながら、問題点の羅列に終始されてた
「課題」=「問題」と誤認しているのか?
これじゃ農業の将来が心配だ
感想アンケートには書いといたけど、分かってくれるだろうか?
2部目の講座は面白かった
小田原市の南部の片浦という地区で
海と山が急接近している所で
平日は働きながら、土日にボランティアで農業を復活させようとしているグループの講習だった
この地区は農業後継者が少なく、休耕地が増加していた
年寄りたちは他力依存で文句しか言わない状況だったから、自力で何とかしたいと2016年からスタートしたとのこと
活動名は re 農地 ( Renovation 農地 )
農業経験者はほとんどおらず、先ずは学び、次は作り、そして生かす
単に栽培するだけではなく、現在は加工製品まで出荷できるようになったとのこと
害獣(あくまでも人間側から見て)対策も大変らしい
しかし楽しそうにやってる雰囲気が伝わって、こちらも楽しく聞かせてもらってた
しかしそのうち浅はかな自分の理解が
「結局は農業の復活ね」
とか受け止めかけてたとき、彼女が語った
「里山の復興を目指してます」と
あれ? グッときた
講習が終了した後にお話する機会があったので聞いてみた
「里山って、野生動物と人間のエリアが柔軟に分離され共存できる環境、との理解でいいですか?」
との問いに
「そうです 講習でもそんなふうに表現できればよかったかな」
との回答だった
なんか「この集団に属してみたいな」てな気にちと、なってしまったよ