富士フイルムのカラー・フィルムを使って
松竹大船は二本の総天然色映画を公開しました
さくらフィルム(小西六=コニカ)のカラーフィルムを
使った総天然色映画が日活で作られた噂を父親から
聞いたことがありました…
さくらカラーフィルム用にカメラも製作されて
そのカラーカメラのノイズが凄くて,セット撮影での
台詞(録音)は,オール・アフレコで大変だったとも聞いていました
… … …
それを、インターネットで調べてみましたが,不明でした
松竹大船と日活?で総天然色映画が製作されたころ、
コダクローム、エクタクロームなどを発売していた
イーストマン・コダックでカラー作品用の映画フィルム
イーストマン・カラーが完成したようでした
松竹大船、日活?に遅れて,大映でも
総天然色映画が企画されました
しかも、企画は時代劇の総天然色映画で
新しい,イーストマン・カラーを
使用するということを父親から聞きました
父親にイーストマン・カラーのことを聞いても
白黒作品で使われているNCミッチェルカメラで
撮影できる,新しいフィルムだということでした
父親は監督の衣笠貞之助さん,制作スタッフ、
それに新しくカラー用照明器具を製作する
R電舎の若社長らがパンナム航空で
ハリウッドにカラー作品制作の問題点の調査、
現状視察に一ヶ月の予定で渡米しました