松竹大船で高峰秀子、小林トシ子で
初めてのカラー映画(総天然色)が
冨士カラーフィルムを使って
「カルメン故郷に帰る」が制作されました
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日活調布撮影所でも、サクラカラー(コニカラー?)を
使ったカラー映画が作られたはずですが、話題に
なりませんでした。現場が大変だったと親父から
聞いた覚えがありました
大映京都撮影所で、コダックのネガポジ方式
イーストマンカラーを使って時代劇「地獄門」が
制作されました。
この作品はカンヌ映画祭グランプリ、アカデミー賞を
獲得しました
これがきっかけとなって
日本の各撮影所はイーストマン・カラーによる
カラー映画制作に乗り出しました
大映京都撮影所で初めてカラー作品が制作されたので
次に、東京の大映多摩川撮影所でもカラー作品が制作される
ことになりました。
「楊貴妃(ようきひ)」です
京マチ子(楊貴妃)、森雅之(玄宗皇帝)、山村聡(安禄山)
小沢栄、山形勲、南田洋子など…
親父は、このスタッフとして、大映多摩川撮影所の近くの
旅館へ単身赴任?で出かけていました
私は、学生でしたが、親父の泊まっている旅館へ二、三日遊びに
行ったことがありました。
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東京には、東宝、新東宝、東映大泉と
たくさん撮影所があったのですが
私は、大映多摩川撮影所と近くの日活調布撮影所しか
行ったことがありません…