初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ENG取材は二人で

2023年05月27日 19時45分18秒 | Weblog


フィルム時代のニュース取材では

カメラマンは一人で済みましたが、

ビデオテープ取材のENGになって

ビデオカメラにケーブルでつながった

ビデオテープレコーダーを担ぐ人が必要に

なりました。



ビデオテープレコーダーのスタートは

カメラ側で、カメラマンがカメラの

スタート・ボタンを押すと

テープレコーダーは録画を開始する

ようになっています。

ー ー ー

カメラマンとテープレコーダーを

担いだ人の二人は一緒に行動しなくては

なりません。

取材(撮影)するカメラマンは

ここで撮ってから、次にあそこから

ここを撮ります …などと

打ち合わせをする必要がありました。

ー ー ー

この二人で取材する方法は

しばらく続きました。




ENG取材でリップシンク

2023年05月21日 19時27分47秒 | Weblog


フィルムからビデオテープ取材の

ENG方式になって一番、

変わったことは、同時録音が

可能になったことです。

ー ー ー

ニュース取材用のフィルムカメラのなかには

音声も記録できるカメラがわずかに

ありましたが?、特殊なカメラでした。

ビデオテープ取材のENG方式になって

映像とともに、音声も記録できるように

なりました。



フィルム方式では無理だった

取材現場でインタビューが

撮れるようになったことです。

取材現場で通りすがりの人に

「これをどう思いますか?」と

その人の映像と音声が簡単に

取材できるようになったことです。

取材されている人の唇と

しゃべりがキチッと合うつまり、

リップシンクで簡単に撮れること

でした。





フィルムカメラからビデオカメラへ

2023年05月15日 19時44分10秒 | Weblog


日本の民放テレビ界のニュース番組は、

急速にフィルムからENG取材へ変わって

ゆきました。

ENG取材の良いところは

カセットビデオですから

使用後のビデオカセットは

消去すれば又、取材に使えます。

今までのフィルム取材では

使用後のフィルムはもう使えません。

つまり、ビデオテープは消去すれば

何度でも使えることです。

ー ー ー

私の居たテレビ局では

ニュース取材に使用した

ビデオカセットは七回まで

消去して使用していました。




ENG用のビデオカセットの


製造メーカーは、ソニーをはじめ、

富士写真フィルム、コニカ、TDKなど

でした。

今までフィルム取材だった

ニュースカメラマンは、

努力と勉強によって

ベル&ハウエルの70DR

フィルムカメラから

ハンディテレビカメラに

持ち替えられました …









カラーフィルムからENG取材へ

2023年05月09日 20時08分48秒 | Weblog


モノクロ(白黒)画面でスタートした

テレビ放送もやがて、カラーテレビの

時代がやって来ました。

急速に始まったテレビのカラー化は

テレビカメラの撮像管にフィリップスの

プランビコン管の開発でした。

ー ー ー

テレビが急速にカラー化へ進みました。

それまでの番組は徐々にカラー番組として

製作されました。

それまで白黒で制作されていた

ニュース番組もカラーフィルムで

制作されます。

テレビ局のフィルム現像場に

カラー自動現像機が設置されました。

ー ー ー

カラーフィル導入でニュース番組が

カラー化されてまもなく、

ビデオテープ取材による

ENGが、アメリカから

やって来ました。

ー ー ー

テレビの報道局では

カラーフィルムでカラーニュース番組が

スタートしたところへ、

ビデオテープ使用による

ENGに変更することに

なりました。

全国のテレビ局の

報道局は大変なことに

なりました。