初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

花火大会と写真

2010年05月31日 21時01分26秒 | Weblog



間もなく,今年も暑い夏がやってきます。

夏の夜の名物は、やはり花火です。

あちこちで花火大会が開かれます.

写真を趣味にしていると、

一度は花火を撮ってみたいものです.。

私の住んでいる河内長野市から

富田林市のPL花火大会は近所です.

数十年前,花火に挑戦したことがあります.

夜になると,銀塩一眼レフのレンズの絞り,

シャッターの目盛りが見えなくなりますから,

懐中電灯が必需品です.

丈夫な三脚にカメラを乗せて、

レリーズでシャッターを切ります.

絞りはF8ぐらいです.

シャッターはシャッター・レリーズを

押している間開いている

バルブです。

シャッターが開くと,銀塩一眼レフは、

ファインダーは見えなくなります.

花火が上がっていくのを肉眼で見て

,シャッターを開きます.

シャッターを開いている間,

菊の花のように輝く花火を

一つ、二つと花火を数えます.





花火はあまり欲張って,

画面の中に多く取り入れると,

画面が煩雑になってうまくゆきません.

フィルムはフジカラー400か

低感度のリアラ(ASA100)を使いました.

                   … … …

写真研究会OB会で,全国の花火大会に

熱中している会員さんがいます.

さすがに花火にマッチする夜景が美しい場所に

カメラをセットしています.

彼は,花火をメーンにする写真クラブにも

所属しています.

                   … … …

カメラ雑誌に発表されている作品で,

花火が広がっている間に,カメラのズームレンズの

倍率を僅かに動かしたり

花火が輝いている間に,カメラ僅かに振って,

不思議な効果を出している作品を見たことがあります.

事前の綿密な計算が必要なのでしょう.

毎回,必ず成功するとは限りませんから,

大変な労力です.




一昨年,久しぶりに富田林市のPL花火大会に行きました。

その時は,コンパクトデジタルカメラだけで、三脚はなしでした.










フォトコンテスト

2010年05月30日 18時52分09秒 | Weblog



農家の塀にもたれて、コンパクトデジカメで

電子ズーム一杯の寄りで撮りました.





「アサヒカメラ」5月号の情報ガイド欄に

撮影会とコンテストの記事が並んでいます.

例えば「豊かで住みよい国づくり」フォトコンテスト

テーマは「豊かで住みよい国づくり、人が動く,国土が躍動する」

となっています.。

人物をを中心のスナップを狙うのでしょうか…

                  … … …

「ミス湘南コンテスト&水着大撮影会」

水着美人のモデルさんが大勢来るのでしょう

平塚市、湘南海岸公園,参加費3000円となっています.

参加料を取らないと会場にカメラマンが殺到して

身動きができないことになるのでしょう….






フォトコンテストに応募して入選のはがきを貰って

「ヤッタァ…」という快感です…。

また、珍しい,テーマのフォトコンテストの応募にも

ファイトが沸きます.

                    … … …

写真クラブで、「フォトコンテスト」を

嫌っているところがあります.

コンテストに入選するのは

その応募カメラマンに実力が

備わっているからだと思っているのですが

                 … … …

写真クラブの主宰者は

「 アマチュアは自分のテーマを決めて,

それに邁進すべきだというのです」

コンテストに応募すると,コンテスト主催側の

狙いに合わせて,写真を作ります。

こういう写真が集まるだろう…。

いろいろ考えを巡らせます.

また選者の好みそうな作品を作ります.

主催者側の狙いと意図を考えて写真を撮り,

ます。それがバッチリ合うと入賞します.

それがいけないというのです…。

                   … … …

全国のフォトコンテスト荒らしの

アマチュア・カメラマンが関西にいました。

家業の「喫茶店」を奥さんに任せて,

カメラで一年中、全国を飛び回っている人がいます。

その人にはめったに会えないと

いわれていました。

                 … … …

今までで,古くから有名なのは

フジフィルムの「フジフォトコンテスト」でしょう.

このコンテストでトップの入賞者で、

その後プロに転向している人も大勢います。

プロへの登竜門コンテストなのでしょう…。










天ヶダム・撮影会・④

2010年05月29日 19時03分15秒 | Weblog



アサヒカメラ主催の天ヶダム・撮影会から帰宅して

一応,フィルムを現像して,

手応えのあったネガフィルムをチェックします。

                  … … …

この撮影会の次に写真コンテストがあります。

どれだけ大勢がコンテストに応募するかわかりません。

半端な応募者数ではないでしょう。

まぐれでコンテストに少しかすれば,もうけものと

写真コンテストに応募することにしました。




多数のネガから一応,四つ切りプリントに

何枚か引き伸ばします.

例によって、プリントを部屋に並べます.

ああでもないこうでもないと、毎日、

眺めながらプリントをセレクトします.

撮影会でよい作品を心掛けるのは当然ですが,

多くのプリントから何を出品するか,

この選択を誤ればせっかくの苦労は実りません.

                   … … …

また、数多く応募すれば入選の

確率が上がるというものでもありません。

数多く出品するとその中に駄作が交じります.

その落差のある写真(駄作)が出品者の足を引っ張ります.

                    … … …

出品されたA氏とB氏の作品が最後に残って、

優劣付けがたいときがあったとします

A氏の応募した全作品と、B氏の全作品を比較して,

どちらかに実力があると判断されると聞いたことがあります.




数日して、コンテストの

入選通知のはがきが来ました.

私の写真が「佳作」に入ったというのです。

これは「ビギナーズ・ラック」だったのでしょう。

                   … … …

競馬て,万馬券を取ると,

以後,競馬が病みつきになるのと同じです.

このあと色々のコンテストに応募しました。

入選のはがきを受け取るのは

何回でもうれしいものです.

                 … … …

アサヒカメラの「天ヶダム・写真コンテスト」作品展示会は

京都市四条河原町西側の「京都書院」の2階でありました.

「ビギナーズ・ラック」の私の写真がほかの優秀作品と

一緒に展示されました.












天ヶダム・撮影会・③

2010年05月28日 18時14分21秒 | Weblog



「アサヒカメラ」主催の天ヶダム・撮影会で

私は最後まで粘っていました.

モデルさんの決まりのショットが撮れると

ファインダーの中で,手応えを感じます.

「来たッ…」

丁度,釣り人が竿に手応えを感じるのに

似ているのかもしれません.

私は,魚釣りはしませんが….。

                  … … …

銀塩カメラは、36枚撮り(20枚撮り)の

フィルムを詰めなくてはなりません.

フィルムを入れて,3枚ほど空写しをします.

私は,10枚ほど撮ったときから調子が出てきます.

30枚ぐらいから後は調子が落ちてきます.

これは、自分で思いこんだらいけないのですが

いつも、10枚~30枚くらいで調子が出ています





夕暮れ前で、あれだけ大勢だった

カメラマンも少し少なくなっていました.

遠方から来ていた人が帰りだしたのでしょう.

天ヶダムは山間にありますから、急に陽が暮れてきます。






帰宅して,早速フィルム現像を済ませます.

現像した35㍉のフィルムを6コマずつ切ります.

引伸機のイーゼルに四つ切りの印画紙を置きます.

その上に,フィルムを並べます.

透明のガラス板を被せて

引伸機をオンします。

印画紙を現像してコンタクトプリントを作ります.

                  … … …

コンタクト・プリントで,

モデルさんの表情の良いのをセレクトします.

次に,そのネガフィルムをルーペで調べます.

モデルさんにピントが合っているか、

カメラブレはないかなどのチェックです。

                    … … …

天ヶダムの現場で,手応えを感じた,コンタクトを見ても,

どうして現場で手応えを感じたのか,

我ながら首を傾げるのがあります….

残念ながら何の考えもなくシャッターを押したものが

良いのがあるのです….

                 … … …

どのコンテストでも応募作品のサイズは,

四つ切りプリントが相場です.

それ以上大きいと,審査会場に並べられません.

また、小さいプリントだと審査が大変なのでしょう

納得のいくネガ・フィルムを四つ切りプリントにします。








天ヶダム・撮影会・②

2010年05月27日 20時25分08秒 | Weblog


どこの撮影会でも大体同じですが,

1人のモデルさんに大勢のカメラマンがワーッと囲みます。

せっかくのスラッとしたモデルさんとその衣装を活かした

広い絵は不可能です。

どうしても、望遠レンズでモデルさんの顔の大写しになります。

そうなると、モデルさんの目線をどうするか…

捉え方が難しくなります.

                    … … …

撮影指導のブロカメラマンは,みなの撮影ぶりを見ていて,

「皆さん少し広い絵を撮りましょうか…」

モデルさんを囲んでいるアマチュア・カメラマンを遠ざけます。

モデルさんとの距離を広げます.

モデルさんのフル・フィギュアが撮れるように配慮してくれます.

そしてモデルさんに適当にポーズをつけてくれます.















よほど注意して撮らないと,必ずどこかに

アマチュア・カメラマンが画面に写り込んでいます.

遠く名古屋からも来る,大勢のアマチュアカメラマンが

この撮影会で作品を作ってコンテストに応募します.


ここに集まったカメラマンが全員,

このコンテストに応募するとは限りません。

しかし、選者がうんざりするほど作品が集まるはずです.

ちっとや、そっとのありきたりの作品では選者の

注意を引くことはできません.

モデルさんの大写しの作品がやはり選者の目を引きます.

希望に溢れて斜め上を見ている,

カメラをキリッと注視している、

少しうつむいて睫毛が美しい

とか、

その顔に,優しく手を添えているモデルさんの半身像など、

この天ヶダム撮影会の作品で,いくら応募作品が多くても,

必ず,推薦,一席,二席…佳作、入選と優秀作品があるはずです.

                   … … …

私は,この大勢のアマチュアカメラマンに交じって,

運を天に任せてシャッターを切り続けました.








天ヶダム・撮影会・①

2010年05月26日 21時00分49秒 | Weblog


写真クラブ「京都シュピーゲル」は,

年に何回か撮影会がありました。

同じ場所にクラブ会員が

集まって撮影するのは楽しいです.

撮影会の後で月例会の作品を

見るのは勉強になりました.

そういう角度からの作品があったのか…。

                   … … …

撮影会に持参されるカメラはさまざまです。

超高価なカメラを持っている人もいました。

珍しいカメラを見せてもらえる楽しさがありました。






当時は,ズームレンズがまだありませんから,

カメラと単焦点レンズを横から眺めると,

被写体をどのサイズで画面にとらえているか想像できました。.

ベテランの撮影も勉強になりました。





「アサヒカメラ」「カメラ毎日」「サンケイカメラ」

「日本カメラ」「光画月刊」…など

カメラ雑誌が多数出版されていました.

                   … … …

当時は、カメラ雑誌が主催する撮影会がよくありました.

カメラ雑誌の撮影会は,何ヶ月も前から雑誌に

指導のプロカメラマン,月例作家が、

それに一流のモデルさん達が参加すると掲載されます.。
.
カメラ雑誌の老舗、「アサヒカメラ」が主催する,

撮影会は何時も桁違いのカメラマンが押し掛けるので有名でした.





アサヒカメラ主催の、京都府宇治市の天ヶ瀬ダムで

開かれた大撮影会に出かけました.

普段、観光客もまばらに見える

スケールの大きな天ヶダムが、

甘い菓子に群がる蟻のように、大勢のカメラマンで

天ヶダムがびっちり埋まってしまいました。

                   … … …

撮影指導されるプロカメラマン、

月例作家のカメラマンが7,8人ほど

それに、美しいモデルさんも7,8人が花を添えます.







大勢のカメラマンがそれぞれ撮影指導のカメラマンに

引率されて7,8組にわかれます。

それでも、ひとつの班は大勢です.

                   … … …

ワンカット撮り終えた私は,

フィルムを巻き上げながら

カメラを横に少し振りました.

途端に,横で構えたいた人の

レンズフードに.

私のレンズフードが触れて

「カチン…」

身動きができません。

                  … … …
私の隣の人に

貴方はどこから来たのですか,

「名古屋からです…」

そんな遠方から来るカメラマンがいるのです.

天ヶ瀬ダムがカメラマンで

埋まるのも当たり前だと納得しまた.









京都シュピーゲルの月例会

2010年05月25日 18時54分59秒 | Weblog



京都シュピーゲルの月例会に出席しました.

毎月,第×土曜日の夕方、7時から9時までが

月例会の時間です.

夕食は退社時間(大阪)によって,

大阪か京都で済ませました.

国鉄京都駅で降りて,

七条通を西に向かって歩きます.

大宮七条(おおみや・しちじょう)を北へ曲がって,

平安高校の北側に月例会会場のお寺はありました。

お寺の名前を忘れました.





京都シュピーゲルの主宰者、K村勝正先生は,

烏丸七条(からすま・しちじょう)の角で

写場のある写真店を開いておられました.





月例会場の本堂は、すでに会員が大勢です.

大阪から参加している私は遠くて,

会場に着くのも遅くなります.

                  … … …

先着の会員さんはすでに本堂の畳に

四つ切り作品(モノクロ)をずらりと

並べています.

私の作品も皆さんの終わりの方に並べます.





自宅で、仕上がった写真(作品)を眺めていると、

まあまあかと思っていましたが

月例会で皆さんの作品に交じって

自分の写真を見ると、なんとなく霞んでいます。

                    … … …

月例用の写真は撮るときに苦労した思い出がそれぞれあります.

長い間待っていて風景に相応しい点景人物がやっときたとか、

曇っていた空が急に晴れてその写真が撮れたとか

その写真で苦労した思い出があります。

そんなことは,外の会員さんは知りません.





出品作品の点数は自由でした。

                  … … …

自宅でプリントした写真を壁に張った針金に

洗濯バサミで並べて吊っておきます.

毎日,写真を眺めて,気に入らない写真を外していきます.

毎日,その苦労した写真を見ていると,

その苦労した思い出が薄れていきます.

それから、写真を冷静にチェックできます。






何日かして,気に入った写真を出品することにします.

月例会に出品する前に、もういちど全部の写真をチェックします.

当時,私は独身でしたから、部屋が写真で散らかろうと

文句を言う人はいません….












京都シュピーゲル

2010年05月24日 20時39分07秒 | Weblog



昨夜から,雨が降り出していました.

天気予報の降水率で0%と100%はよくわかります.

今朝の午前中の予報はわかりやすい降水率の100%です。

間もなく、強い雨が降り出しました.

午前中の散歩は中止しました。





大阪には「浪華写真倶楽部」と「大阪丹平」がありました。

和田生光氏、木村勝正氏らが京都に京都丹平を設立します。

棚橋紫水(たなはし・しすい)氏、木村勝正氏、

佐保山尭海(さほやま・ぎょうかい)氏(奈良東大寺住職)

和田生光氏、岩宮武二氏、堀内初太郎氏、が

シュピーゲル写真家協会を発足させ分派します。





その流れの中にアマチュア集団「京都シュピーゲル」が

あるらしいのです。

私はこの歴史と実績のある写真クラブに

入ってしまったらしいのです。

                 … … …

この「京都シュピーゲル」の会員の中に

西本願寺前の仏具店の

社長がいました。

その会員さんが自慢のカメラを見に来いというので

ついていきますと

リンホフ・スーパー・テヒニカと軟焦点レンズ

ニコル・ペルシャイトを見せてくれました。

テヒニカ(4×5)も、蓮根の穴のような絞りのある

軟焦点レンズも初めて見ました。



学校の「写真研究会」では、暗室がありましたから,

部員が現像,引き伸ばしプリントはやっていました。

                   … … …

「京都・シュピーゲル」の会員で

作品を自分で仕上げない人がいました.

カラー作品が始まる前ですから,

モノクロ作品を仕上げるには,

すべて自分でするのが一般的でした….

このことは、私にとっては,意外な感じでした.

                  … … …

会員の中に,ずば抜けて仕上げのうまい人がいました.

S藤さんです。

何とも,艶のある見事な引き伸ばしプリントでした.

一度,その人の暗室ワークを見学したかったのですが

お互い、秘術を尽くして,作品を仕上げますから、

暗室を見せてもらうわけにはいきません.

                  … … …

私は「京都シュピーゲル」に途中から入会しましたので

年末のポイント獲得は僅かなものでした.

新年度のスタートからがんばろうと思いました.













写真クラブ入会

2010年05月23日 19時55分50秒 | Weblog



今日は,朝から雨で気温が低く,

昼間もあまり気温が上がりません.

予報では、豪雨が予想されています。






学校卒業後,初めて街の写真クラブに入りました.

このクラブの会員数は,80人ぐらいでした.

毎月の月例会に出席するのは、そのうち20~30人です。

                    … … …

会員の資格があるのに、月例会に出てこない人がいます。

月例会に出てこないのならば、

何故,入会するのかと不思議に思います.

別にこの写真クラブに限ったことではなく,

世間.一般の写真クラブの傾向です。




この写真クラブの月例会の会場は

京都・七条大宮のお寺の本堂でした。

当時,私は大阪の会社に就職していましたから、

仕事が終わって国鉄京都駅からお寺の本堂まで歩きました.

                    … … …

畳敷きの本堂に各自持ち寄った四つ切りサイズの

モノクロ作品を並べます.

参加会員が20名として

少なくとも,20点の作品が並びますから

壮観でした.

月例会には,カラー作品の出品はありません。

当時,まだカラープリントの時代ではなかったのです.
,
35㍉、ブロニー判のリバーサルカラーの出品はありました。

                   … … …

本堂に映写スクリーンをセッティングします.

スライド・プロジェクターは,当時珍しい

ズームレンズのついた,ローライ製品でした.

映写レンズがズームレンズなので,

適当にセットしたスクリーンに

画面サイズの調節が簡単にできました.





K村勝正先生の批評と,会員の投票で,

一席,二席、三席,入選作品が決まります.

毎月の月例会で,優秀作が決まります。

そしてそれぞれ何点かポイント数をもらいます.

年末の忘年会でポイント数の

トップの人が年度賞をもらいました.

                    … … …

毎月,月例会で,ベテラン作家のポイント点数が

会員に告げられます.

▲▲さんと□□さんは何点差でがんばっているなど….










壬生狂言

2010年05月22日 20時45分27秒 | Weblog


少し早い時間に、青いシートを敷いて,昼食の用意をしていました.

おにぎりをリュックサックから取り出して食べ始めます.

手前の女の子が向こうを向いて正座しています。

その子の足の裏が可愛いので撮りました.




わが「写真研究会」も来年60周年です。

それに因んで,いままでの私の写真のことを思いだしています.

ときどき脱線をしますが…。

                  … … …

私は 学校を卒業して世間で働き出しました。

,しばらく写真はお休みでした.

                  … … …

何年か経って,世間に慣れてきました.

せっかく,学生時代に写真を趣味にしていましたから

ぼちぼち写真を再開することにしました。

                  … … …

京都市四条高倉の「大丸」百貨店の催し会場で写真展を開いていました.

作品は,もちろんモノクロです。

サイズは全倍のパネル張りで、作品がずらりと並んでいました。






作品群に交じって,京都壬生寺(みぶでら)の

壬生狂言(大念仏狂言)を

題材に、選んだ組写真がありました。

この寺の狂言は重要無形民俗文化財に指定されていました.

壬生寺は狭い境内です。

舞台と観覧席が正対しています.

観覧席に三脚に望遠レンズを付けて狙うのですが,

何分,暗い舞台ですから、スローシャッターで撮ります.

動きの激しい所作では映像が流れます.

演者の顔が止まって手先がブレて何ともいえない効果が

出ていました.

あっちこっちのコンテストでこの壬生狂言が上位入賞すると

アマチュア・カメラマンがそれっと狭い壬生寺へ押し掛けました.

この京都壬生狂言は全国的に一時ブームになりました。

                   … … …

展覧会場の受付に,新入会員募集とありました。

K村勝正氏主宰の「京都シュピーゲル」です。

私は,入会申し込み書に記入しました.