間もなく,今年も暑い夏がやってきます。
夏の夜の名物は、やはり花火です。
あちこちで花火大会が開かれます.
写真を趣味にしていると、
一度は花火を撮ってみたいものです.。
私の住んでいる河内長野市から
富田林市のPL花火大会は近所です.
数十年前,花火に挑戦したことがあります.
夜になると,銀塩一眼レフのレンズの絞り,
シャッターの目盛りが見えなくなりますから,
懐中電灯が必需品です.
丈夫な三脚にカメラを乗せて、
レリーズでシャッターを切ります.
絞りはF8ぐらいです.
シャッターはシャッター・レリーズを
押している間開いている
バルブです。
シャッターが開くと,銀塩一眼レフは、
ファインダーは見えなくなります.
花火が上がっていくのを肉眼で見て
,シャッターを開きます.
シャッターを開いている間,
菊の花のように輝く花火を
一つ、二つと花火を数えます.
花火はあまり欲張って,
画面の中に多く取り入れると,
画面が煩雑になってうまくゆきません.
フィルムはフジカラー400か
低感度のリアラ(ASA100)を使いました.
… … …
写真研究会OB会で,全国の花火大会に
熱中している会員さんがいます.
さすがに花火にマッチする夜景が美しい場所に
カメラをセットしています.
彼は,花火をメーンにする写真クラブにも
所属しています.
… … …
カメラ雑誌に発表されている作品で,
花火が広がっている間に,カメラのズームレンズの
倍率を僅かに動かしたり
、
花火が輝いている間に,カメラ僅かに振って,
不思議な効果を出している作品を見たことがあります.
事前の綿密な計算が必要なのでしょう.
毎回,必ず成功するとは限りませんから,
大変な労力です.
一昨年,久しぶりに富田林市のPL花火大会に行きました。
その時は,コンパクトデジタルカメラだけで、三脚はなしでした.