初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ムード音楽

2012年04月30日 19時33分19秒 | Weblog


ノイズの中から音楽が聞こえてくる

SPレコードが高忠実度再生(ハイ・ファイ)の

LPレコードの出現で、レコード音楽再生に

問題はなくなりました



このLPレコードの発明なくして

マントヴァーニーの成功はなかったでしょう



新しい編曲のムード音楽オーケストラが

続々と誕生しました



簡単なLPプレーヤーを入手しました

モーターはリムドライブで

ピックアップ(カートリッジ)は

クリスタルてす



新しいリカルド・サントス楽団の

ホリディシリーズが気になっていました



ホリディ・イン・イタリー

ホリディ・イン・フランス…

続いてホリディ・イン・ジャパンが

発売されました



「七つの子」「夕焼け小焼け」など

見事な編曲にリカルド・サントス楽団の

ファンになりました








マントヴァーニー楽団

2012年04月29日 22時19分20秒 | Weblog


Youtubeでマントヴァーニーが

見つかりました



レコードがSPから驚異的な高忠実度音質の

LPレコードになって

新しいスタイルのイージーリスニング音楽とか

ムード音楽として彗星のごとく出現したのが

マントヴァーニー楽団でした



エコーのかかったような繊細な

ストリングスでした



この世界的注目のマントヴァーニー楽団の

日本公演がありました

… … …

切符を購入した人が急用で

コンサートへ行けなくなって

切符が私のところにまわってきました




会場は、大阪フェスティバルホールでした

… … …

時間がきて、マントヴァーニーが登場します

タクトを振ると、エコーのかかったストリングともに

「魅惑の宵」が聞こえてきました



エコーのかかったように聞こえていた

ストリングスは

録音でエコーをかけたのではなく

実は生音だったのでした



調べてみるとエコーのように

聞こえるストリングスは

カスケードストリングスという

マントヴァーニー独特の

アイデア(編曲)だったのでした

… … …

客席に背を向けて指揮していた

マントヴァーニーは

くるりと客席に向き直って、

タクトを振り下ろして

名曲「シャルメーヌ」の

エンディングでした







コンチネンタル・タンゴ

2012年04月28日 22時43分29秒 | Weblog


戦前のコンチネンタル・タンゴに

バルナバス・フォン・ゲッツイ楽団がありました



Youtubeで検索するとありました



ゲッツイ楽団の「蒼空」(あおぞら)が

レコードラベルの写真をバックに曲が流れてきました



LPになってから

アルフレッド・ハウゼ、リカルド・サントス

ヴェルナー・ミューラー楽団が好きになりました



コンチネンタル・タンゴの名曲「オレガッパ」

の作曲者のマランド楽団も好きになりました



マランド自身、アコーディオンの名手でした

… … …

アルゼンチン・タンゴのバンドネオンが

コンチネンタル・タンゴではアコーディオンなのですね



アルゼンチン・タンゴでは

ピアノ、バィオリン、ベース、バンドネオンの

編成のオルケスタ・ティビカが好きです



先日、テレビ番組で、いまバンドネオンが品不足で

アルゼンチン・タンゴ楽団が危機を迎えていると

伝えていました

… … …

なんとバンドネオンは、生産国がドイツなのだそうです












セロニアス・モンク

2012年04月27日 21時45分47秒 | Weblog


Youtubeには珍しい動画が

テレビの音楽物の一場面が

どっさりあります



モダンジャズのピアニスト

セロニアス・モンクがありました

… … …

「ラウンド・ミッド・ナイト」をカルテットで

演奏している動画を見ました。

自分のパートが済むと

ピアノから離れて他の

プレーヤーの周りをうろうろ

していました。



日本のオーケストラでは

原信夫と♯&♭(シャープス・アンド・フラッツ)の

「真珠の首飾り」を見ました

4人のトロンボーン合奏に編曲されていて

その中に谷啓が交じっていました



デューク・エリントン、カウント・ベイシーの

曲目を取り上げていましたが

どうやらブルースを主に演奏する

ウディ・ハーマン楽団を目指しいたように思います



原信夫はテナー・サックスを手に

アメリカ・ニューポート・

ジャズフェスティパルに出演しています。



見砂直照(みさご・ただあき)と

東京キューバン・ボーイズ

がペレス・プラードの「マンボ№5」を演奏しています



インターネットのおかげで珍しいYoutubeの動画が

見られます










ドリス・デイ

2012年04月26日 21時50分25秒 | Weblog


アニタ・オデイのスキャットの

「フォア・ブラザース」の伴奏は

レス・ブラウン楽団でした



私がSPレコードを最初に購入したのが

「センチメンタル・ジャーニー」でした

… … …

伴奏の楽団がこのレス・ブラウンと

ザ・バンド・オブ・レナウンで

歌がドリス・デイでした

… … …

当時、ドリス・デイは

レス・ブラウン楽団の専属歌手でした



「センチメンタル・ジャーニー」は

長い前奏のあと、やっとドリス・デイの

歌が始まる構成でした



一緒に聞いていた父親が

ドリス・デイの歌を

「この子の歌声はかすれているね…」

と云いました



いまで云うハスキー・ボイスの

ことですね



バンドリーダーのレス・ブラウンは

俳優のケーリー・グラントに似た

なかなかの二枚目でアルト・サックスを

持って指揮していました

… … …
 
「センチメンタル・ジャーニー」の

世界的な大ヒットで

ドリス・デイは、

映画に進出して大活躍です

… … …

ドリス・デイの歌を聞くといつも

父親の云った「かすれ声…」の

言葉を思い出します







フォア・ブラザース

2012年04月25日 22時32分55秒 | Weblog


ビクターS盤(SPレコード)に

リミスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」を

ダンス曲に編曲して「バンプル・ブギ」とした

フレディ・マーチン楽団がありました

また「チャイコフスキー、グリーグのピアノコンチェルト」

のクラシック曲を4ビートにして演奏していました



私のウディ・ハーマンの聴き始めは

ハチャトゥリアンの「剣の舞」(クラシック)が最初でした

… … …

動画Youtubeで試みに

ウディハーマンで検索しました



ウディ・ハーマン楽団、セカンド・ハードの

「フォア・ブラザース」を見つけました



ソロ・プレーヤーは

ズート・シムズ・アルトサックス

サージ・チャロフ・バリトンサックス

ハービー・スチュワート・テナーサックス

スタン・ゲッツ・テナーサックスの

強力サックス、4兄弟です



Youtubeで珍しくアニタ・オデイが

スキャットでこの「フォア・ブラザース」を

歌っているのです



アニタ・オデイの若いころで

アメリカのモノクロ・テレビ番組でしょう




なんとレス・ブラウン楽団が伴奏しています







レス・ポール&メリー・フォード

2012年04月24日 20時20分54秒 | Weblog


レス・ポールとメリー・フォードを

SPレコード(キャピトル)で

聞きました

私が高校生のころでした



テープスピードを半分にしたり

倍速にしてレス・ポールのギターは

多重録音していました



アナログ録音で何回もテープをダビングすると

音は甘くなり、ノイズだらけになるはずです

レス・ポールのレコードはノイズもなく

クリアなサウンドでした



当時、マルチトラック・レコーダーを

知りませんでした



私のパソコンがDOSからVISTAになりました

インターネットが見えるようになりました



ある日、動画のYoutubeで

レス・ポールを検索すると

見事、ヒットしました



アメリカのテレビ(モノクロ)

音楽ショーでした

幅広い1吋テープを装填した

オーブンテープレコーダーが

キャスターに乗って舞台にあります

ギターを持ったレス・ポールが

レコーダーをスタートすると



レコーダーからすでに録音済みの

伴奏が流れました



レス・ポールがメロディを弾き

メリー・フォードは録音済みの

自分のバックコーラスに

歌を乗せます



数十年ぶりにレス・ポールと

メリー・フォードがわかりました












テープレコーダー⑥

2012年04月23日 22時05分03秒 | Weblog


テープレコーダーを使った

珍しいSPレコードを思い出しました



SPレコードでビクターS盤アワー、

コロンビアL磐アワーなど

ラジオで最新アメリカのポビュラー音楽の

番組があった時代です



女性歌手マーガレット・ホワイティングが

キャピトルレコードで

たしか曲名は「ミスター・エコー」でした



テープレコーダーを細工して

再生ヘッドを二つから

三つ並べて取り付けて

録音ヘッドで録音した歌声を複数の再生ヘッドで

順番に再生されると

「ミスター・エコー…エコー…エコー…」と

再生されて、まるて山彦(やまびこ)のように聞こえる

面白いレコードがありました



マルチトラックのレコーダーを駆使して

多重録音したレコードがありました

ギターリストのレス・ポールと

歌手で嫁さんのメリー・フォードでした



タイトルは

バィア・コンディオス

ハウ・ハィ・ザ・ムーン

世界は日の出を待っている

(The World is Waiting for the Sun rise)

いずれも大ヒットSPレコードでした



レス・ポールのギターを多重録音して

嫁さん歌手メリー・フォードの

1人多重コーラスをミックスした

スゴイSPレコードでした。










テープレコーダー⑤

2012年04月22日 20時57分18秒 | Weblog


コンパクト・カセットの

レコーダーはオープンリールに比べて

文字通りコンパクトで小型でした



雑音が少なくて、音質の良いFM放送を

カセット・レコーダーでよく録音しました



ラジオ放送を録音するのを

エアチェックといいました



エアチェックに便利なように

FM放送の珍しいクラシックの曲目やライブ放送

の解説記事と2週間の番組表を

掲載したFM雑誌は重宝しました

FMfan、FMレコパルを購読していました



「ミスター・ロンリー」をテーマ曲に

パーソナリティ城達也で始まる深夜放送の

「ジェット・ストリーム」をタイマー・スタートで

よく録音(エアチェック)しました



ソニーから再生専用のテープ・プレーヤー

「ウォーク・マン」が発売されました



「ウォーク・マン」を広告で見て

電化量販店に出掛けましたがすでに

売り切れでした



Ⅱ型になって入手できました










テープレコーダー④

2012年04月21日 22時04分56秒 | Weblog


テープレコーダーは

オープン・リール式で始まりました

録音用のテープはリールに巻かれています



録音するにはリールに巻かれたテープを

レコーダー左側にセットします



テープをリールから引きだして

レコーダー中央のヘッド(消去ヘット、録音ヘッド

再生ヘッド)群を通して次の

キャプスタンとピンチローラーの

間を通してテープ巻き取りリールにテープを

巻き付けます



このテープ・セットの煩わしさから

開放されるよう

テープのカセット化が考案されました



カセット化には色んなアイディアがありました

結局、オランダフィリップスがオープン(特許無償)で

発表した「コンパクト・カセット」が主流になりました



世界中、これが標準になります

このコンパクト・カセットはテープスピードが

4、75センチでオープン・リールレコーダーから比べて

ずいぶん遅いテープスピードです



このテープスピードが遅くなると

テープノイズが目立つようになりました



このノイズを減らす方法が

いろいろ考えられました

NR(ノイズ・リダクション)といいました



色々考案されましたが

ドルビー方式に落ち着きました