現在、カメラのレンズはすべて
ズームレンズ一色になってしまいました。
ズームレンズが誕生したころは
遠方の描写は問題なかったのですが
近距離の被写体には、どうももうひとつ
ピントが悪く、単レンズのマクロレンズを
使っていました。
ズームレンズは最初、テレビカメラ用として
ズーム比7倍でスタートしました。
カメラのレンズターレット盤には単レンズにまじって
ズームレンズが取り付けられました
テレビもモノクロからカラーテレビになって
完全にズームレンズでスタートしました
最初カラーテレビカメラはフィリップスからの
輸入で、そのカメラにイギリス製、
テーラーホブソン社のバロータルズームがついていました
しかも、このズームレンズは、ズーム比が10倍で
ズームイン・アウトが電動で、一寸扱いにくいレンズでした。