初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

as time goes by

2015年05月31日 20時46分54秒 | Weblog


映画、「カサブランカ」は

フランス領モロッコのカサブランカのレストラン ?での

ストーリーです。

マスターは、リック(ハンフリー・ボガード)です



店のピアノを弾いているのは、サム(ドゥリー・ウィルソン)です

店を訪れたイルザ(イングリット・バークマン)から

as time goes byを弾いてくれとリクエストされます

そこで、サムは、その曲はマスターに禁じられていますのでと

断りますが、熱心さに負けて演奏を始めます

as time goes byを聞きつけたマスター(ハンフリー・ボガード)が

やってくる、名場面です



例によって、YouTubeでファイルを見つけました

ルノー警部として出演しているクロード・レインズも

懐かしい俳優さんです。

この映画でのイングリッド・バークマンの

ディフューザーかソフト・フォーカス・フィルターのボーッとした

描写のアップ・ショットはなんとも美しい画面です。



ヴィヴィアン・リー、エリザベス・テイラー、オードリー・ヘプバーン

スーザン・ヘイワード、グレース・ケリー、デビー・レイノルズ

リタ・ヘイワース、ラナ・ターナー、キム・ノヴァク、ドナ・リードなど

本当に綺麗な女優さんが大勢いました



映画「カサブランカ」のテーマ曲の as time goes by は

「時が経っても」という意味ですが

「時が経つまま」とか「時の過ぎゆくままに」と訳されています









映画「陽のあたる場所」

2015年05月30日 18時53分03秒 | Weblog


映画「哀愁」が封切られたのは

私の高校三年か大学一年のころでした

… … …

父親が京極の映画館で

見てから家族に

「あの映画はいい…」

「ストーリーに悪人が出てこない…」と

父親に勧められて観に行った思い出があります



我が家では父親が先に見てから

面白かったら家族がそれぞれ

見に行くという不思議な家庭でした

別に仲が悪い家族ではなかったのですが



ほかに、我が家で話題になった映画は

フレデリック・マーチ主演の

「セールスマンの死」がありました

この映画は現実と回想が交錯するストーリーで

長い廊下のセットを歩いているうちに回想に

入っていくという不思議な手法の映画でした



モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー

シェリー・ウィンタース出演の

「陽のあたる場所」がありました

金持ちの娘がエリザベス・テイラー

普通の娘がシェリー・ウィンタースで

エリザベス・テイラーのシーンは明るいハイキートーンで

シェリー・ウィンタースの場面は

ローキートーンで描き分けられていました



YouTubeを探していると

「陽のあたる場所」の予告編が見つかりました







映画・哀愁「別れのワルツ」

2015年05月29日 19時34分39秒 | Weblog


昔のことが懐かしい私にとって

YouTubeを散策するのはなんとも

楽しいものです



偶然、洋画「哀愁(あいしゅう)」の

「別れのワルツ」の名場面がありました

この映画の主演は

ロバート・テイラーと

ヴィヴィアン・リーでした



監督はマービン・ルロイでほかに

ロナルド・コールマン

グリア・ガースン主演で

「心の旅路」があります



洋画「哀愁」のタイトルは邦題で

原題は「ウォータールー橋」です

もしこのカタカナのタイトルで

映画館にかければ大ヒットしなかったでしょう

… … …

最近の洋画のタイトルは原題のままが

多いようですが昔は、「哀愁」とか「心の旅路」とか

洋画配給会社には粋な人がいたのですね



英国将校と、バレリーナが、空襲下のウォータールー橋で、

めぐり逢い、二人が踊るラスト演奏に流れる曲が

別れのワルツです。日本で発売されたレコードは

古関裕而(こせき・ゆうじ)の採譜・アレンジで制作されました



近所のスーパー・マーケットも夜、閉店間際になると

この曲が流れています。










ナット・キング・コール・トリオ「ルート66」

2015年05月28日 21時13分52秒 | Weblog


オスカー・ピーターソンが唄う

ナット・キング・コールのヒット曲が

あまりにも、そっくりなので、改めて

ナット・キング・コール・トリオを

YouTubeで探してみました



見つかったのは「ルート66」です

トリオのメンバーは

オスカー・ムーア(G)

ジョニー・ミラー(B)

それに、パーカッションのコンガが

臨時に入っていました



一方、オスカー・ピーターソン・トリオは

ハーブ・エリス(G)

バーニー・ケッセル(G)

などと、ナット・キング・コールトリオと

同じようなトリオを組んでいたのですが

いつからかオスカー・ピーターソン・トリオは

ギターを外してドラムを入れました

… … …

オスカー・ピーターソン・トリオは

レイ・ブラウン(B)

エド・シグペン(D)

でコンボを進めています



なおも、YouTubeで「ルート66」を

探していると、カナダ生まれの女性ピアニスト

で歌手のダイアナ・クラールが歌っている

ファイルが見つかりました。



しかもクラールの呼び込みで、ナット・キング・コールの

娘で歌手のナタリー・コールと掛け合いで

亡父のヒット曲を歌って

舞台を盛り上げるファイルが見つかりました







Oscar Peterson sings and plays nat King Cole

2015年05月27日 22時11分47秒 | Weblog


オスカー・ピーターソン・トリオは

レイ・ブラウン(B)とエド・シグペン(D)

の三人のコンボです

ピーターソンのわかりやすいアドリブを

好きと嫌いなジャズ・ファンに分かれるようです

私はピーターソンの流麗なアドリブが

大好きです。



オスカー・ピーターソンはピアノだけでなく

ヴォーカルアルバムも作っていました

タイトルはなんと

Oscar Peterson sings and plays nat King Coleです

'With respect to nat' とナット・キング・コールに

敬意を表してとあります



このナット・キング・コール、そっくりさんの

ピーターソンにキング・コールは

さぞ、びっくりしたことでしょう



このアルバムはキング・コールのヒット作

01.When My Sugar Walks Down The Street

02.It's Only A Paper Moon

03.Walkin' My Baby Back Home

04.Sweet Lorraine

05.Unforgettable

06.Little Girl

07.Gee,Baby,Ain't I Good To You-

08.Orange Colored Sky

09.Straighten Up And Fly Right

10.Calypso Blues

11.What Can I Say After I Say I'm Sorry

12.Easy Listening Blues-Instrumental

が含まれています



It's Only A Paper Moonの

ピーターソントリオは

ドラムを外して

ベース・ギターと

ナット・キング・コール・ピアノ・トリオと

同じ編成にして唄っています








オスカー・ピーターソン・トリオ We Get Requests

2015年05月26日 18時30分02秒 | Weblog


もう少し,オスカー・ピーターソン・トリオの

話をどうぞ。


Oscar Peterson - piano

Ray Brown - double bass

Ed Thigpen - drums

とお馴染みのメンバーのレコードで

タイトルWe Get Requestsが

なぜか日本では「プリーズ・リクエスト」と

云われていました



アルバムの内容は

1."Corcovado" (Antonio Carlos Jobim) – 2:49

2."Days of Wine and Roses" (Henry Mancini, Johnny Mercer) – 2:40

3."My One and Only Love" (Robert Mellin, Guy Wood) – 5:08

4."People" (Bob Merrill, Jule Styne) – 3:30

5."Have You Met Miss Jones?" (Lorenz Hart, Richard Rodgers) – 4:10

6."You Look Good to Me" (Seymour Lefco, Clement Wells) – 4:49

7."The Girl from Ipanema" (Jobim, Vinicius de Moraes, Norman Gimbel) – 3:51

8."D & E" (John Lewis) – 5:11

9."Time and Again" (Noël Coward) – 4:38

10."Goodbye J.D." (Oscar Peterson) – 2:56



We Get Requests is a 1964 album by Oscar Peterson.

とありますから50年ほど前の制作ですね



このLPアルバムは音質が素晴らしかったのです

ジャズ雑誌に録音風景が掲載されていて

三人のプレイヤーのうち、ベースのレイ・ブラウンだけ

すっぽりと防音材の衝立に囲まれていました

ベースの音がスタジオ内に回り込んだのかもしれません



改めてこのアルバムを聴いてみると

レイ・ブラウンのベースの音が軽く弾んで

スッキリした音質に仕上がっています

アンプ、スピーカーの試聴に推薦されたレコードでした

… … …

音質は悪いけど名演奏だというアルバムが多いのに

名演でしかも音質も素晴らしいLP盤は珍しいものでした





レッド・ガーランド・トリオの「C・ジャム・ブルース」

2015年05月25日 18時03分38秒 | Weblog


昨日、ちょっとふれたピアニストの

レッド・ガーランドのアルバムに

「グルービー」があります



「グルービー」はジャズ用語?で

いかしている、とか、かっこいいと

いう意味でしょうか。つまり

いかしているアルバムということなのでしょう



このアルバム「グルービー」の

最初の曲目は「C・ジャム・ブルース」です

Cをキーにした即興演奏のブルースという

ことで、ここでは十二小節のブルースです

… … …

ほかのブルースには十六小節のもあります



レッド・ガーランド・トリオのメンバーは

ポール・チェンバースのベース

アート・ティラードラムとジャケットに書かれています

このいかしたジャケットをコピーした壁のジャズ喫茶が

東京か吉祥寺?にあると何かで読んだことがありましたが



このレッド・ガーランドの「C・ジャム・ブルース」は

すこしテンポがゆつくりです。

… … …

私には次のオスカー・ピーターソンの「C・ジャム・ブルース」が

きびきびしていて好きです。




オスカー・ピーターソン・トリオは

レイ・ブラウンのベース

エド・シグペンのドラムです

演奏はオスカー・ピーターソンのアドリブで始まります

途中まで,テーマが出てきません。

ワン・コーラスに四小節のブレイクが何回かついている名演奏です






M・ディヴィス「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」

2015年05月24日 23時41分22秒 | Weblog


昔、マイルス・ディヴィス,クインテットの

アルバム「クッキン」の最初の曲

マイ・ファニー・ヴァレンタインで

ピアノのイントロ、

レッド・ガーランドを聴いて

すっかり好きになってしまいました



可憐なヴァレンタインを彷彿させる

可愛らしいイントロがこの曲をすべて

表現しているように感じました



このときのマイルス・ディヴィス、クインテットは

おなじみの

マイルス・デイヴィス - トランペット

ジョン・コルトレーン - テナー・サックス

レッド・ガーランド - ピアノ

ポール・チェンバース - ベース

フィリー・ジョー・ジョーンズ - ドラム

とベテラン揃いでした



今回、YouTubeで見つけた

マイルス・ディヴィスの「クッキン」は

ベテラン・音響エンジニアの

ルディ・ヴァン・ゲルダー,による

リマスターとあります。

… … …

この「クッキン」のアルバムは

マルチ・トラックで録音されていたのでしょう

アルバムを再発売する機会に

ルディ・ヴァン・ゲルダーがリミックス

再ダビングしたのでした




ピアノのレッド・ガーランドは

ボクサーという異色の経歴の持ち主です

もう少し注目して見ます




エディ・ヒギンス・トリオ「someone to watch over me」

2015年05月23日 21時16分00秒 | Weblog


私は音楽が好きですが

何が何でもという熱中音楽ファン

でもありません

… … …

高級スピーカーや納得いく

アンプに、観葉植物の鉢を置いた

リスニング・ルームはありません

… … …

たまにまじめに聴くときは

ヘッドフォンですませています



コンピューターを操作しながら

BGMとして音楽を流しますから

テーマを強烈に主張しない

ピアノトリオが好きです



このごろは「エディ・ヒギンス・トリオ」を

聴いています。カクテルラウンジ的なピアノで

強引にこちらをピアノに引きずり込まないところが

好きです。



エディ・ヒギンス・トリオの演奏で

「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」

(無理に邦訳すれば=誰か私についてくる。誰かが私を見つめている)と

物騒な曲名?ですが好きな曲です。エンディングで,作曲者

ジョージ・ガーシュインに敬意を表してか

「ラプソディ・イン・ブルー」の一節で終わります。





フラッシュモブ

2015年05月22日 19時07分00秒 | Weblog


外国で暮らしている友人、HNさんから

以前、貼付ファイル付きのメールをもらいました

貼付ファイルは動画でした

メールは郵便と違って外国からすぐに

届くのですから便利な世の中になりました



送られてきた動画の貼付ファイルを何気なく

開いていくうち、画面にぐんぐん引き込まれていきました



この動画の手法をフラッシュモブ(flash mob)というらしく

インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が

申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って

公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンスを行って

周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為とあります



インターネットのYouTubeをあちこち探してみると

世界中にこのフラッシュモブがあります

我が国にもありました



HNさん。ありがとうございました