河内長野市には大きなプールのある
スイミングスクールがありました
あるとき、そこを通りかかると
解体していました。
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銀塩フィルム一眼レフは画角が自由に変えられる
ズームレンズをはじめ、オートフォーカス(自動焦点)
フィルム自動巻き上げ、AE(自動露光)と夢のカメラが
出現しました.
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この自動一眼レフに不満はないのですが
唯一,具合が悪いのは自動露光でした
銀塩フィルムに平均的な濃度にあがるように
カメラは絞りとシャッターの組み合わせで
露出します。
銀塩フィルムには露出に寛容なカラーネガフィルムや
白黒フィルムのほかに、ラチチュードの
狭い露出に厳しい
カラーリバーサルフィルムがあります
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このカラーリバーサルフィルムの露出は
カメラの自動露光で不満のときがあります
撮影者の狙いとか制作意図で
少し暗い画調やまた、少し明るい画調で
仕上げたいことがあります
カメラの自動露光は,機械的に
適正露出をしますから撮影者の
意図や狙いはわかりません
それを満足させるために
3枚~5枚のカットを
それぞれ±0、3とか±0、5
の露出補正の間隔で同じカットを
モータードライブで
「ダッ…ダッ…ダッ…」
と連写します.
結果,露出不足ぎみから露出過度ぎみ
のリバーサルカラーのカットが並びます.
この操作をオートブラケッティングと
呼ばれています
そのカットの中から撮影者の意図に合った
濃度のカットを選びます
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いくらカメラの自動露出機構が進歩しても
1枚のみで撮影者の制作意図に合った
適正露出のカットはできません