ワープロが世間に広まって
小説家の原稿もワープロで作られるように
なってきました。出入りの出版社の編集者に
3、5吋のフロッピーディスクで渡したり
電話回線で原稿を送るようになってきました…
ワープロが普及するまで、小説は原稿用紙に
万年筆で書かれていました…
そして、書かれた原稿用紙のあちこちに
朱の訂正が入ったり、その作家の悪戦苦闘ぶりが
見られていたのに、ワープロの原稿になって
作家の苦心の跡がなくなりました
出版社の受け取り編集者には、作家の制作の過程が
判らなくなってしまいました…
大学の卒業論文もワープロで作られるようになつて
きました…
いままで、大学生の手書きの論文だったのが
ワープロで綺麗に印字されて、誰が書いたのか
判らないと、大学によってはワープロでプリントした
論文を認めない
学校もあったようでした…
いまは、どうなのでしょう…