初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

並四から5球スーパーへ

2021年02月27日 20時29分42秒 | Weblog


高校生の私のラジオ歴は最初、

真空管一本を電池駆動する

簡単な回路のラジオから始めました。

つぎに真空管四本を使う国民的?ラジオ

並四(なみよん)を組み立てました。

… … …

並四が上手く出来たので

いよいよ次に5球スーパーに

挑戦することにしました…

… … …

並四ラジオは受信した電波を

検波(けんぱ)して音声信号を増幅して

マグネチックスピーカーを鳴らす

ストレートな回路でしたが?

… … …

5球スーパーの回路は私には

初めてで、理解するのにちょっと時間が

かかりました。

新しい回路、新しい言葉を覚えて

理解していくのは楽しいものでした。

周波数変換、局部発信、中間周波数

中間周波増幅、復調器等…



実体配線図と回路図

2021年02月24日 18時38分55秒 | Weblog


雑誌「初歩のラジオ」には

初心者用に実体配線図(じったい)?しが

載っていました…

抵抗やコンデンサなどの実装が

イラストで描かれています…



私にはどうも理解出来ません

回路図(配線図)のほうが

各部品の働きがよく判りました

もっとも、部品図を覚えるのに

一寸、時間がかかりましたが



ラジオ製作の部品は

四条寺町通り(京都)の

電気屋さんへ行くのですが

同じくラジオを組み立てるらしい

高校生連がウロウロしていました。



当時の大手の家電メーカーは

ラジオを作っていなかった

のでしょうか?…



ラジオ部品を集める

2021年02月22日 18時00分20秒 | Weblog


ラジオを組み立てるには先ず、

アルミ製のシャーシーに、

電源トランス、真空管ソケットなどの

取り付け穴を開けなくてはなりません。

手回しのハンドドリルで開けます

モーターで動く、電気ドリルも

ありましたが、高校生の身分では

とても、揃えられません…



凝った高校生は、一枚のアルミ板

を折り曲げて、シャーシーを作る

スゴイのも居ましたが…



四条寺町の電気部品店で

毎月の小遣いを貯めて

電解(でんかい)コンデンサー

抵抗、チューブラーコンデンサー

配線用のエナメル線

配線絶縁用のエンパイヤチューブなど

集めていきました…




大阪日本橋、東京秋葉原

2021年02月20日 18時30分37秒 | Weblog


高校生の私がラジオ製作に興味を

持ち始めた頃は、世間から見れば

少し遅かったのかも知れません…

… … …

街の電気屋さんには、ラジオを

組み立てる部品が並んでいる店が

ありました。

京都では、ラジオ製作の部品を

中心にした、電気屋さんが

集まった街がありました。

… … …

四条寺町界隈に部品を並べた

店が沢山ありました。

中川ムセン、飛燕堂(ひえんどう)

電計社(でんけいしゃ)等…。

… … …

京都は四条寺町(しじょうてらまち)

でしたが、学生のラジオ製作は

どうやら全国規模?だったので

大阪ではミナミの日本橋(にっぽんばし)、

東京は秋葉原がスゴかったようです。

… … …

後年、大阪、日本橋。東京、秋葉原を

歩いて、並んでいる部品を眺めて

高校生のラジオ製作ブームが全国的

なのを実感しました。




入門雑誌「初歩のラジオ」

2021年02月17日 18時50分59秒 | Weblog


高校生の私がラジオ製作に

興味を持ち始めたころ

各地の高校生にもラジオ製作が

流行していたようです。

一寸したブームだったのかも

知れません…。

… … …

学校で話して見ると

「僕も作っている!」

と二・三人の親しい

友だちから聞きました。





本屋には誠文堂新光社発行の

大人用の雑誌「無線と実験」に交じって

初心者の高校生?用の

「初歩のラジオ」という雑誌が

並んでいました…



並四ラジオを組み立てる

2021年02月13日 20時58分45秒 | Weblog



高校生だった私の

ラジオ制作歴は133A真空管を

使った乾電池使用のラジオから

真空管四本使った並四(なみよん)ラジオが

作れるようになっていました。



どうして回路図を読める

ようになったか、覚えていません。

音声の出るスピーカーは、マグネチック

スピーカーで、缶詰を叩くような

金属的な音でした…

… … …

アルミ製のシャーシーに

シャーシーパンチで真空管ソケットの

穴を開けて、エナメル線の配線は

半田付け鏝を使っていました…







民間放送始まる

2021年02月11日 20時15分08秒 | Weblog


私の高校時代のラジオは

NHKつまり、公共放送だげで

第一放送、第二放送の二波です。

その他、アメリカの進駐軍向け放送の

WVTQを加えてトータル、三波でした。

… … …

ラジオのダイアルを回しても

第一放送と第二放送の二つだけです。

従って、のちに問題となる

放送の混信は、全くありまんでした。

ラジオの回路も簡単なもので

問題はありません。

… … …

1950、52年ごろになって

日本でも民間放送が始まって

NHKの公共放送に交じって民間放送の

電波がラジオのダイアルに並んで、

ダイアルが賑やかに

なって来ました。

… … …

民間放送が始まる

1951年(昭和26年)は

私は高校三年生でした





真空管ラジオを作る

2021年02月08日 18時39分01秒 | Weblog


ラジオに関心を持ったのは

中学2年生の時に鉱石ラジオ(こうせき)を

作りました。スパイダーコイルの枠に

自分でエナメル線を巻き付けてコイルを

作ります。それと鉱石検波器とマグネチック

レシーバーを用意して

それぞれ銅線でつないで、出来上がりです。

… … …

私の中学2年生時代は浜松でした。

NHK放送局は市外にあって、

わりと近くだったので自作の鉱石ラジオでも

良く聞こえていました。

… … …

京都へ帰ってきて、高校へ

通うようになって…

久しぶりに、ラジオを作ることを

思いつきました…

今度は、電池駆動の真空管ラジオです。

真空管は、複合三極五極管の133A(いちさんさん)

でした。どうしてこの真空管を選んだのか

忘れました。



電源は真空管のフィラメントを点灯するA電池

は単一電池二つをつないで3Vにして

B電池は、単3電池30個を直列に

つないで、45ボルトを作り出しました。

B電源はもっと高圧にしたかったのですが

高校生の私の小遣いの限界で、45ボルトに

なりました…



ラジオの組み立て

2021年02月07日 20時15分53秒 | Weblog


高校に通うことになって

わが家も私も生活が安定して

きました。…

私は趣味の写真の次に、ラジオに

興味が沸いてきました。

ラジオの興味と云っても

ラジオの番組ではな、

ラジオそのもの、つまり

ラジオを組み立てることです。

… … …

私がどういう切っ掛けで

ラジオを組み立てようと

思ったのか、今からいくら

考えても思い出せません。

… … …

兎に角、気が付けば

かなり知識を持って

ラジオを組み立てていました。

これからしばらく、ラジオ関係の

話を思い出してみます。



高校を無事、卒業できました。

2021年02月03日 21時30分41秒 | Weblog


日本の敗戦と、海外の日本人ぱ

引き揚げで、子供の学校のことは

ほったらかしになっていました。

… … …

小学校(国民学校)の6年生のあと半分の

授業は無くなり、次の中学校は学校そのものが

無かったのでした。

年齢的に私は中学生1年だから

日本へ帰ってきて中学1年生に

編入とは、少し乱暴だったかかも

しれません…

… … …

浜松で中学1年そして2年生を

無事、修了して京都の中学校の3年生に

編入しました。

中学校を卒業して、

高校へ入学しました。

ここの高校で1年生から

3年生、そして無事、卒業できました。

ここで、初めて転校することなく

ストレートに高校を卒業できました。