ビスタ作品「地獄花」 2023年01月26日 20時59分46秒 | Weblog ビスタビジョン映画、 第一作の「ホワイト・ クリスマス」は、豪華な セットともに素晴らしい 作品でした。 しばらくして、日本の 映画撮影所でもこの、 新方式のビスタビジョン 撮影機一台が 輸入されした。 大映撮影所です。 ー ー ー ビスタビジョン映画 第一作?として 大映京都で製作されした 題名は「地獄花」?で 主演は鶴田浩二、京まち子 … 監督は伊藤大輔でした。 この映画製作に 私も下っ端スタッフの 一員として参加しました。
映画「ホワイト・クリスマス」 2023年01月19日 18時57分27秒 | Weblog ビスタビジョン映画は横長の 画面で、シネマスコープほど 横長ではありません。 それでも、構造上、標準サイズの フィルムを2倍使います。 つまり、今までの画面は ハーフサイズで、新しい ビスタビジョンは、35㍉フルサイズ でした。 上映される映画館の スクリーンの画像はキレイでした。 ー ー ー 私がこの、新しい ビスタビジョン映画は 観たのは洋画で 題名「ホワイトクリスマス」でした。 アーヴィング・バーリンの名曲 「ホワイトクリスマス」を主題歌にして ビング・クロスビー、ダニー・ヶイ、 ローズマリー・クルーニー、 ヴェラ・エレン … が出演するミュージカル映画でした。 ー ー ー テクニカラーを使った色彩映画で 標準サイズ映画の2倍のフィルムを 使うビスタビジョンカメラは新設計の 大型カメラになります。 莫大なな予算の、アメリカ・ ハリウッドならではの 作品でした。
ビスタビジョン登場 2023年01月14日 20時17分31秒 | Weblog 新しく登場した テレビに動画の世界を 奪われた映画は ブラウン管の狭い画面に 対抗するためめに、 登場したのがシネマスコープでした。 ー ー ー いままで使われていた 撮影機に特殊レンズをつけることで 広い画面が撮れるので ハリウッドも日本映画界も シネマスコープ映画を製作しました。 ー ー ー しかし、今までのスタンダード画面を レンズで無理に広い画面に拡大するので 何となく画面に無理が出るように なりました。 ー ー ー 次に今までの撮影フイルムを 2倍に広く使用する方式が 登場しました。 ビスタビジョンです。 このビスタビジョンは撮影フィルムを 2倍使用するので、今までの撮影カメラは 使えません … 今までの撮影カメラのネガ・フィルムは 上から下へ、縦に走っていましたが ビスタビジョン・カメラのネガフィルムは 横に走る構造になりました。
シネマスコープ登場 2023年01月10日 19時39分59秒 | Weblog 今までの動画は映画でした。 動画を見るのには、 映画館へ出掛けて 入場料を払って入らなくては 見られませんでした。 ー ー ー そこへ、動画が家庭で 見ることが出来る新しく テレビが登場しました。 これは映画にとって 大変なことでした。 これは日本の映画のみならず 映画大国の米国ハリウッドでも 大変なこととでした。 ー ー ー テレビが登場したころの テレビ受像機は14インチの ブラウン管方式の白黒画面が標準でした。 ー ー ー そこで映画は白黒の小さな画面の テレビに対抗して 映画館のスクリーンをまず、 大きくして、色彩映画として 出発しました。 ー ー ー その最初が20世紀フォックスが 始めた、シネマスコープでした。 この方式は、映画を制作する 撮影機と、その映画を上映する 映画館の映写機に特殊レンズを 取り付ける簡単?な方式でした。
早撮り監督さんが好まれる? 2023年01月05日 22時34分53秒 | Weblog 劇場映画は、シリアスな作品より 娯楽映画が沢山作られていました。 その娯楽映画は、企画が成立して 制作が始まる前に映画館での封切り日時が きまります … 映画館の封切りのスケジュールが 決まっているのが普通でした。 その封切り日に間に合わないと 大変です … ー ー ー 映画制作には、撮影の済んだ フィルムを編集しなくては なりません。 映画には伴奏音楽が必要です。 その音楽の録音、編集など 映画制作には俳優さんの演技撮影以外に 色々と作業が伴います。 ー ー ー 従って、スタジオ等での 撮影日数は短くなります。 そこで、撮影スピード?早い 監督さんは撮影所側に好感を 持たれることになりります。