経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する15 プレゼントの選び方   A816

2020-08-16 13:43:54 | ◇経営特訓教室
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する15 プレゼントの選び方   A816
 
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
 
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 
15 プレゼントの選び方   A816

 

 1980年代に、今や世界的な有名人になっている方とお会いした時に、「先生、パソコンに関する本を書いていただけませんか」ということを言われました。

 内心では、これは素晴らしいオファーですと大変乗り気になっていました。即引き受けますと、あまりにも軽薄すぎるような気がしまして、「いくら経営コンサルタントといいましても、文系出身の私には、ハードルが高すぎます」と応えました。

 ところが、当時は、まだ一介のベンチャー企業の経営者に過ぎない彼が、「失礼ながら門外漢だからこそ、先生のような方に書いていただきたいのです」と、今日、彼が成功できる片鱗を見せてくれたのです。

 もちろん、お引き受けすることになり、門外漢の私が、PC関連の本や雑誌に数十本もの原稿を書くことに繋がったのです。


 さて、本件の首題の「プレゼント選び」というのは、私の最も不得意とするするところですので、これをテーマにして書いたり、話したりすることは避けてきました。

 しかし、不得意だからといい、逃げているだけでは、経営コンサルタントとして恥ずかしいことだと、かねてから考えていました。

 上述の出版の件ではありませんが、贈答のプロ・アドバイザーの視点とは異なる、オーソドックスすぎるようなことをお話ししても良いのではないかと、考えるようになりました。

 恥をかくことを承知で、書こうと思いつつも、なかなか筆が進みません。その種の本でも読めばヒントを得られるのでしょうが、それでは、上述の出版の精神である、「門外漢だから、よいのです」という発想に反してしまいます。

 この文章の読者には、大変失礼ですが、短いですが、思い切って書いてみますので、ご容赦ください。

 私は、海外でのビジネスの機会が結構ありましたので、お客様の自宅に招かれることがしばしばありました。外国の人ですと、日本的なものが喜ばれますので、数多く経験していますことから、あまり、苦もなく、日本酒だとか、扇子や箸などの小物などで、お茶を濁してきました。

 ところが、手持ち在庫がないのに、急に呼ばれて訪問することになりました。何かないかと、思案しながら、捜し物を始めましたところ、盆栽の本が目に入りました。たしか盆栽の種もあったはずと、それを探しましたところ、すぐに見つかり、それを持参しました。

 私自身は、盆栽に関する知識も経験も、本でザッと見る程度のモノしか持っていません。盆栽の種も、外国人への話のネタとして、買ったものを、ただ、しまっておいただけです。

 わずかな知識も本や種の現物が目の前にありますと、結構説明できるモノですね。大変喜ばれました。


 しかし、この様な、例外的な成功は、特に日本人同士ですと、何の役にも立ちません。ここでは、失敗談を通して、平素、心がけていることをご紹介します。

 私のクライアントさんのお一人から、招待を受けました。甘党であるということを聞いていましたので、季節の和菓子を持参しました。ところが、その社長さんも奥様も、ダイエット中で、反って迷惑をお掛けしてしまいました。

 また、別のケースですが、アルコールが好きな社長さんにお会いすることになったときに、たまたま海外出張時に購入したワインがありましたので、それを持参しました。ところが、その社長さん、願掛けの最中で、アルコールを断っていたのです。

 この両者に共通することは、私が持っていた顧客の好み情報は、いずれも古く、役に立たなかったということです。

 それ以後、顧客の嗜好品や趣味など、仕事以外の個人情報も常に最新のものにするように努力をし、多少なりとも、的外れを減らすことができるようになりました。

  (ドアノブ)

 


【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
 
 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは

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■【心 de 経営】 経営四字熟語010 ■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

2020-08-16 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

■【心 de 経営】 経営四字熟語010 ■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

 「従」という字は「縦」、「衡」は「横」という意味で、各々が「南北」と「東西」を表します。合従連衡というのは、南北に合流し、東西に連携を図ることの意です。このことから強敵に立ち向かうための戦略を指します。

 類語に「合従連横」という言葉がありますが、ほぼ同意と考えて良いようです。

 今日「野党が合従連衡」などと表現しますが、「巧みな謀を巡らした外交政策」という意味でしばしば使われています。もともとは、史記に掲載されている中国の戦国時代の戦略から来ています。

 南北に6カ国が連合したのですが、それを「合従」と呼びました。ところがその合従が破綻すると東西に6カ国が連合し、それを「連衡の策」と呼んだことからあわせて「合従連衡」となりました。

 今日、経営環境は非常に厳しさを増しています。そのために経営も高度化を余儀なくされてきたことから、一人の経営コンサルタントでは全ての問題に立ち向かうことが難しくなってきました。

 かつては、一人の経営コンサルタントで全てのコンサルティングをできるようになってはじめて一人前と言われました。ところがこのような間口の広いコンサルティングでは、企業が抱える問題を本格的な解決することが困難なのです。

 日本経営士協会では「共業・共用・共育」という言葉を掲げています。経営コンサルタント同士が切磋琢磨し(共育)、ノウハウを蓄積してそれを相互で利用し合い(共用)、さらにそれを利用してともにコンサルティング業務に取り組む(共業)というユニークな発想でいます。

 そのために同協会は「士業の異業種交流会」とも呼ばれます。同協会に相談をかけると最適なコンサルタント(チーム)を紹介してもらえます。一つの声かけで、複数の専門コンサルタントが難問解決に取り組んでくれます。「ワンストップ・コンサルティング」を提供をする日本最初の経営コンサルタント団体なのです。

 特定非営利活動法人・日本経営士協会 ←クリック

 

プロコンサルタントとして、活躍している人は、自分の専門性が高く、他の人が追いつけない何かを持っています。その様な人は、関連分野の裾野も広いのが一般的です。

 そして、次第に、専門分野が複数になり、クライアントにとってメリットあるコンサルティングができるようになってきます。クライアントがメリットを感じるようになりますと、別の警官を紹介してくれたりして、経営士・コンサルタントとしての地盤が強固になってくるのです。

 

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 


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◆【話材】 昨日08/15のつぶやきの目次とリンク 成功企業・元気な会社・頑張っている社長 板金加工の2代目女性社長

2020-08-16 07:18:29 | ブログでつぶやき

◆【話材】 昨日08/15のつぶやきの目次とリンク 成功企業・元気な会社・頑張っている社長 板金加工の2代目女性社長

 

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済ですので、そちらもあわせてご覧くださいますと幸いです。

  ■【今日は何の日】 8月16日 ■ 盆踊り 風の盆恋歌 ■ 月遅れ盆送り火 コロナで寂しいかも

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/ef431d3966fb402ceb625468b9eac8e3

 

晴れc20

 

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇ 

■【きょうの人】 0816 後醍醐天皇 建武の新政と足利尊氏

◆【経営コンサルタントの独り言】 終戦記念日を知らない人が多くなりました 815

 

山岡鉄舟から学ぶ経営 経営に関する情報は、企業の経営者・管理職にも、経営コンサルタントなど士業・専門業に従事する先生方にも通じるものがあります。 #はてなブログ■■【連載 経営トップ15訓】  【附章2】 山岡鉄舟の名言 「人に…https://t.co/x5gfRkpS09
08-15 13:21

アメブロを更新しました。 『■■【連載 経営トップ15訓】  【附章2】 山岡鉄舟の名言 「人にはすべて不能あり」』 #着物 #経営者https://t.co/Z5lWrsg5ji
08-15 13:16

山岡鉄舟 「歴史は繰り返す」といいます。経営においても、日常生活においても、意識さえあれば歴史から学ぶところがたくさんあります。 はてなブログに投稿しました #はてなブログ◆【話材】 昨日08/14のつぶやきの目次とリンク 山岡…https://t.co/pTyRuzNi8g
08-15 07:25

アメブロを更新しました。 『◆【話材】 昨日08/14のつぶやきの目次とリンク 山岡鉄舟の名言 「人にはすべて不能あり」』 #経営者 #公認会計士https://t.co/VFujFsEK4Z
08-15 07:19

 

 

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