けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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目を大切に 番茶シップ

2007-05-21 15:22:27 | 東洋医学全般
本日は番茶のお話です。

番茶のシップはあらゆる目の疾患に効きます。
本治法(根本治療)を看板にする私たちからすると、説明不足のような気がしますが、とにかく効くので試してみてください。
ただの疲れ目、涙腺炎などの疾患から、緑内障などの失明の危険がある状態から完治した例もあります。

やり方は番茶を濃く出して、その中にガーゼハンカチなどを浸し、それを絞って床屋さんの蒸しタオルの要領で、両目の上に乗せて温める。これだけです。ハンカチが冷えてきたらまた同じ事を繰り返すのです。3-4回やればとても気持ちよくなるでしょう。
目の病気に対して目に対するアプローチをするだけなのは、本治(根本治療)を標榜する私達としては少し物足りないのですが、これは大変よく効くので、ぜひ試してみてください。

ある患者さんはフロリダからいらっしゃって、サンフランシスコからはあまりに遠いので、定期的な鍼灸治療をしてあげられませんでした。彼女は緑内障を患っていて、眼圧が非常に高く医師にも匙を投げられていました。失明を覚悟している方で、黒くて分厚いサングラスが痛々しい女性でした。
この方にこの番茶シップを続けてもらうと、約半年ほどでこの緑内障がほぼ完治してしまいました。

また、ある乳児のお母さんから電話があって、赤ちゃんが涙腺炎になって手術をしなければないとのことでした。
生後2ヶ月にも満たない赤ちゃんの目の辺りを手術する何でかわいそうで仕方がないので、何とかできないかとのことでした。
そこでやはり番茶のシップをしてもらいました。これも約2週間で完治して、手術をする必要がなくなりました。
ただ、おかあさまがお茶の濃い茶色がお子様の顔を黒く染めてしまわないかとご心配されていたのが印象的でした。もちろんそんなことは起こらず、赤ちゃんも元気にしていたそうです。

当然、番茶シップがどのような方のどんな眼病にも効くとは断定できませんが、覚えていて損はないとおもいます。
ベイエリアでは、日系のスーパーで「川柳印の番茶」というのが売られていました。
ご興味があれば探してみてください。
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