けい先生のつぼにくる話

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高血圧について 「降圧剤」

2011-09-12 10:45:12 | 東洋医学全般
高血圧、、、いやですね。みなさまが、特に中年以降の方々がこの症状に気を使っていらっしゃいます。

多くの方々が降圧剤を服用されています。
私の考えでは、必要な場合は降圧剤を恒久的に服用することも考えるべきだと思います。

「知っているよ!」といわれる事を承知で少しお話をして見ます。

ある患者さんは降圧剤を服用していらっしゃいますが、ご自分の血圧計で計ってみて、値が正常のときはこれを服用するのをやめていますとおっしゃってました。
これが一番よくない。医師がそうしろといっている以外には、降圧剤は恒久的に飲み続けるのが安全です。

降圧剤を素人判断で飲んだり飲まなかったりしていると、血管内の圧力が、「あるときは非常に高く、あるときは普通だ」という状態が繰り返されます。
これが血管に「割れ」をつくる=「破裂する」原因を作る事になります。

昔、すき焼きをするときにゴムホースでつないだコンロを食卓の上において調理をされたことがあるでしょうか。あのオレンジピンクっぽい色のゴムホースが古くなっていて、表面に「割れ」が入っていたのを見たことのある方も多いと思います。降圧剤をいいかげんに飲むと、まさにこういった状態になり、血管の破裂予備軍となるわけです。

逆に少しくらい、血圧が高くとも、その値が上下せずに一定ならばそのほうが安全です。

もう一つ、現在は降圧剤の質が大変よくなっているので、医師の指導の下であれば毎日毎日服用してもまったく問題はありません。

しかし、ときどき体質に合わないタイプの降圧剤も存在します。多くの場合服用した翌日くらいから、息切れが始まり、少し歩いたり階段を上っただけで苦しくなることがあります。こういったときはすぐに担当の医師に相談して、薬を変えてもらいましょう。

次回は東洋的な人体の観方、陰陽観などについてお話をしたいと思います。
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