「ひもなどが絡まってしまう」、ということを漢字で「打結」と書きます。
「開結」で、絡まりを解く、しこりをほぐすという意味となります。
「舒経」の舒は快くする、通すという意味合いです。「経」は経絡の経ということです。
開結舒経湯(かいけつじょけいとう)は読んで字のごとく、「絡まりをほぐして経絡を快く通す。」という意味合いです。
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これは、「手がしびれている。」という条件があれば、いつでも使える方剤です。特に朝起きた時に手がしびれているのならば、一層その条件に合致いたします。
頑固な肩こり、むち打ち症による首、肩、腰のこわばりや痛みに著効いたします。
手のしびれの多くは、これらのこわばりのために、首肩の凝りが神経を圧迫して惹起されるのです。
また、本方剤の特質上、不安神経症、強迫神経症、あるいはストレスが強い方で、のどの違和感が取れず、のどにいつも何か張り付いているような気がする、あるいはカゼでもないのに異常にセキ払いが多くなっているという場合にも、たいへん有効です。
詳細は、いつでもお気軽にご相談ください。