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うわっ!おなかがすいてしょうがねえ。。。胃の熱をとる大根おろし 或いは黄連解毒湯

2023-09-17 17:32:26 | 漢方アメリカOnline

6月から2か月以上クリニックを休みにしてしまったので、掃除に、治療に、書類関連、支払い遅延関連などたくさんのことが一度にやってまいりました。2人で手分けをしてもかなりの仕事量です。

するとどうでしょう。私は食欲が止まらなくなってしまいました。
晩御飯に中華丼を作ってもらってかなり食べたのですが、食後30分もしないうちにもう飢餓感が襲ってまいりました。「うう、、体に悪いんだが、、」と思いながら、吉野家の冷凍牛丼があったので、これを普通盛りのご飯でいただいてしまったのです。

こんなことが2日間続いてしまい、さすがにやばいと思い、黄連解毒湯を服用することにいたしました。
これは、教科書通りには実熱という状態です。気合いで多くの仕事をこなして、まだ体力が残っていて、なんとかそれを維持するために、胃の熱が多くなり、異常な食欲となっていたのです。

この場合、大根おろしを食べるというのも、大変効き目があります。
普通の大根おろしに、ポン酢などをかけて食せば良いのです。普通の胃熱であれば一日3食ほどおかずとして、食べますと、胃腸がすっきりとして、食欲が治まります。
大根おろしは、逆流性食道炎にも大変効果がありますので、是非お試しください。

できればおろした時の汁も捨てずに飲んでしまうと、いっそうの効果が期待できます。
しかし、この汁はとても辛い。しかし、湯呑などに入れて、2時間ぐらい放置しますと、甘さが増して辛味も飛んで、とても飲みやすくなります。効果はそれほど変わらないので、やってみましょう!

さて、上記の黄連解毒湯は本来、体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のある方の、鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、 更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に使われます。

わたしのような一時的な異常飢餓感を止めるのであれば、1日に2日ほど飲めば、翌日には食欲は普通に戻ります。

食欲をコントロールする代表的な漢方薬は、大柴胡湯(だいさいことう)です。
これは、いつもは親分肌で声が大きく、昭和のモーレツ社員(古い、、)的な方で、とにかくお腹がすいてしょうがない。一度切れると自分で収拾がつかなくなるほど暴れてしまう方に使います。

このお薬は、日本では、小林製薬社がビスラットゴールドという名前で、ダイエット漢方薬として出しています。

 

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漢方アメリカOnline 
http://www.kanpouamerica.com

 

 

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