最近、大村市竹松遺跡の発掘現場から掘削されて、掘削範囲の域外へ搬出されている土量が増えているようだ。
掘削のための道具も、ねじり鎌や移植ゴテが主流だった初期の頃に比べて、最近ではスコップやツルハシ、長柄の鍬などを使って掘削している人たちが多い。
そのために、掘削される土量が増えてきている。
そのことに伴って、手押し式の一輪車(ねこ)による、掘削土砂をベルトコンベアーまで搬送する頻度が多くなって来ているようだ。
発掘調査に関する最初の説明では、表土の掘削面よりも150cmぐらいの深さまで掘り下げるということだったので、その目標に向って、掘削のピッチが上がってきているのだろう。
掘削土量が増えてくると、色々な場所で、段差がきつくなる所も出てくる。
細心の注意をはらって作業に当たらないと事故に繋がる可能性が高い。
朝礼の時、KYK(危険予知活動)のために、各班から順繰りで注意事項の指摘をするようになった。
使用する道具の取り扱い方、ベルトコンベアーに巻き込まれないように服装を整える、周囲の作業員に対する気配り、歩行する場所の選択(掘削した肩の近くはなるべく歩かない)など、注意しなければならない事はたくさんある。
が、自分の身は自分で守るしかない。
搬出する土量が増える事によって、各個人による危険予知活動が本当に重要になってくる。
私たち発掘アルバイト作業員全員が、目標の土量の搬出を達成して、無事故で任期満了を迎えたいものだ。
豊田一喜
掘削のための道具も、ねじり鎌や移植ゴテが主流だった初期の頃に比べて、最近ではスコップやツルハシ、長柄の鍬などを使って掘削している人たちが多い。
そのために、掘削される土量が増えてきている。
そのことに伴って、手押し式の一輪車(ねこ)による、掘削土砂をベルトコンベアーまで搬送する頻度が多くなって来ているようだ。
発掘調査に関する最初の説明では、表土の掘削面よりも150cmぐらいの深さまで掘り下げるということだったので、その目標に向って、掘削のピッチが上がってきているのだろう。
掘削土量が増えてくると、色々な場所で、段差がきつくなる所も出てくる。
細心の注意をはらって作業に当たらないと事故に繋がる可能性が高い。
朝礼の時、KYK(危険予知活動)のために、各班から順繰りで注意事項の指摘をするようになった。
使用する道具の取り扱い方、ベルトコンベアーに巻き込まれないように服装を整える、周囲の作業員に対する気配り、歩行する場所の選択(掘削した肩の近くはなるべく歩かない)など、注意しなければならない事はたくさんある。
が、自分の身は自分で守るしかない。
搬出する土量が増える事によって、各個人による危険予知活動が本当に重要になってくる。
私たち発掘アルバイト作業員全員が、目標の土量の搬出を達成して、無事故で任期満了を迎えたいものだ。
豊田一喜