品川女子学院
品川女子学院で特別に料理教室を行ってきました。
http://www.shinagawajoshigakuin.jp
こちらの学校の校長先生である、漆さんとはここ最近色々と教育のことなどでお話をするので
「ぜひ一度食をしっかり若い世代に伝えたいので授業をさせてもらえないか?」と僕のほうからオファーをし、このような機会を作っていただきました。
授業の内容は、、、いつもと同じ、ラタトゥイユ!!
多分ラタトゥイユをネタに1時間延々と喋るのは僕ぐらいじゃないかなーっていうぐらい、ラタトゥイユについて解説をしました。
まずはラタトゥイユのコンセプトについて、、、
にんにく、玉ねぎ、パプリカ、茄子、ズッキーニ、オリーブオイル、タイム
の組み合わせが重要であるということ
そしてこの食材のディテールについて、
食材の産地はどこか?それから食材の原産地(オリジン)がどこであるかということ、、、
これだけで、コロンブスのことであったり、ギリシャの歴史であったり、、、随分とお話ができました。
そしてロジック、、、
この食材の成分の話をしたり、調理方法をしたり、、、または旨味について!!
ここでも真剣に、コンセプト、ディテール、ロジックについて語りつくしました。
社会人向けにする料理教室と全く同じレベルでしたのでしたが、、、学生の表情は本当に真剣でした。
僕が今回彼女たちに一番伝えたかったのは母の味、故郷の味の大切さです。
今回のこのラタトゥイユは、ニースの人、プロヴァンスの人、南仏の人にとっては故郷の味であり、家庭の味であり、母の味です。
どうしてか?
それは気候風土が織りなすことであったり、ここに航海の歴史があり交易があったこと、、、それが根付きこのようなラタトイユが生まれたこと、そして、どうしてこれが母の味になるかという、、、旨味の話
人間が生まれて一番最初に口にする、おっぱいの中には実は旨味成分があると言われています。(女子校でおっぱいを口にした瞬間、、、少しビビったのはここだけの話(苦笑))
だから赤ちゃんはおっぱいを飲むと泣き止んでホッとするのだと思います。
僕ら日本人は日本の気候風土で育った鰹節や、昆布で取れた出汁の効いたものを口にするとどこか懐かしい気持ちになるし、一番出汁の効いたお吸い物なんか飲むとホッとすると思います。
それと同じで、玉ねぎやトマトの旨味成分がしっかり効いていて、夏の食材の香りのするラタトゥイユを口にすると南仏の人はどこかホッとするようです。
それはおっぱいの中と同じ成分が上手に引き出されているからではないかっていうことです。
もちろん今回見せたのは、、、フランス料理で、日本人にとって母の味や、故郷の味では違いますが、、、こうやって他の国の文化を通して自分たちのことを見直すのはいい機会なのではないかと説明させていただきました。
なぜかというと?
人間は旨味に服従しているし、または母というところにはいつも帰っていくからです。
それは母校、母港、母艦、ではないですが、、、戻る場所にはいつも母という漢字がつきます。
また、、、料理も同じだと思います。
母の味には皆帰っていくものだと思います。
だから食卓が豊かになるし、食卓を通して、食事を通して家族の愛や愛情を育んでいくのだと思います。
と、そんな話を学生さんたちに真剣に3時間お話をしてきました。
僕の講演の後は、、、学生たちが班に分かれて、料理実習だったのですが、、、JKなのに意外と手が早くびっくりしました。普段鍛えられているんだろうなーって思いました。(笑)
僕は各班を少しずつ見て回ってポイントだけを伝えたのですが、皆真剣に聞いていただけあって、飲み込みが早く非常にうれしかったです。
そんな学生たちからさらに嬉しいサプライズが、、、
学生たちから、お礼の手紙をいただきました。
自分の娘とあまり変わらない年齢の子たちからの手紙、、、正直涙が出てきました。
もう僕もおっさんです。苦笑
こういう手紙をいただくと、本当にやってよかったなーって思えるし、また学校に遊びにきたいなーって思いました。
多くの学生が、「家に帰って家族に作ったら、皆に喜んでもらえた」という手紙の内容をくれたのですが、、、本当に嬉しいことです。
人を良くすると書いて食、人を良くする事と書いて食事!!
これからの時代は食い改めよ、、、温故知新でもう一度社会のあり方、世界のあり方を見つめ直すのが必要になってくると思います。
これからの世代に少しでもこうやって影響を与えれたのは本当によかったです。
漆先生、、、このような機会を作っていただきありがとうございました。おかげでとっても心がスッキリしました。
http://www.shinagawajoshigakuin.jp
こちらの学校の校長先生である、漆さんとはここ最近色々と教育のことなどでお話をするので
「ぜひ一度食をしっかり若い世代に伝えたいので授業をさせてもらえないか?」と僕のほうからオファーをし、このような機会を作っていただきました。
授業の内容は、、、いつもと同じ、ラタトゥイユ!!
多分ラタトゥイユをネタに1時間延々と喋るのは僕ぐらいじゃないかなーっていうぐらい、ラタトゥイユについて解説をしました。
まずはラタトゥイユのコンセプトについて、、、
にんにく、玉ねぎ、パプリカ、茄子、ズッキーニ、オリーブオイル、タイム
の組み合わせが重要であるということ
そしてこの食材のディテールについて、
食材の産地はどこか?それから食材の原産地(オリジン)がどこであるかということ、、、
これだけで、コロンブスのことであったり、ギリシャの歴史であったり、、、随分とお話ができました。
そしてロジック、、、
この食材の成分の話をしたり、調理方法をしたり、、、または旨味について!!
ここでも真剣に、コンセプト、ディテール、ロジックについて語りつくしました。
社会人向けにする料理教室と全く同じレベルでしたのでしたが、、、学生の表情は本当に真剣でした。
僕が今回彼女たちに一番伝えたかったのは母の味、故郷の味の大切さです。
今回のこのラタトゥイユは、ニースの人、プロヴァンスの人、南仏の人にとっては故郷の味であり、家庭の味であり、母の味です。
どうしてか?
それは気候風土が織りなすことであったり、ここに航海の歴史があり交易があったこと、、、それが根付きこのようなラタトイユが生まれたこと、そして、どうしてこれが母の味になるかという、、、旨味の話
人間が生まれて一番最初に口にする、おっぱいの中には実は旨味成分があると言われています。(女子校でおっぱいを口にした瞬間、、、少しビビったのはここだけの話(苦笑))
だから赤ちゃんはおっぱいを飲むと泣き止んでホッとするのだと思います。
僕ら日本人は日本の気候風土で育った鰹節や、昆布で取れた出汁の効いたものを口にするとどこか懐かしい気持ちになるし、一番出汁の効いたお吸い物なんか飲むとホッとすると思います。
それと同じで、玉ねぎやトマトの旨味成分がしっかり効いていて、夏の食材の香りのするラタトゥイユを口にすると南仏の人はどこかホッとするようです。
それはおっぱいの中と同じ成分が上手に引き出されているからではないかっていうことです。
もちろん今回見せたのは、、、フランス料理で、日本人にとって母の味や、故郷の味では違いますが、、、こうやって他の国の文化を通して自分たちのことを見直すのはいい機会なのではないかと説明させていただきました。
なぜかというと?
人間は旨味に服従しているし、または母というところにはいつも帰っていくからです。
それは母校、母港、母艦、ではないですが、、、戻る場所にはいつも母という漢字がつきます。
また、、、料理も同じだと思います。
母の味には皆帰っていくものだと思います。
だから食卓が豊かになるし、食卓を通して、食事を通して家族の愛や愛情を育んでいくのだと思います。
と、そんな話を学生さんたちに真剣に3時間お話をしてきました。
僕の講演の後は、、、学生たちが班に分かれて、料理実習だったのですが、、、JKなのに意外と手が早くびっくりしました。普段鍛えられているんだろうなーって思いました。(笑)
僕は各班を少しずつ見て回ってポイントだけを伝えたのですが、皆真剣に聞いていただけあって、飲み込みが早く非常にうれしかったです。
そんな学生たちからさらに嬉しいサプライズが、、、
学生たちから、お礼の手紙をいただきました。
自分の娘とあまり変わらない年齢の子たちからの手紙、、、正直涙が出てきました。
もう僕もおっさんです。苦笑
こういう手紙をいただくと、本当にやってよかったなーって思えるし、また学校に遊びにきたいなーって思いました。
多くの学生が、「家に帰って家族に作ったら、皆に喜んでもらえた」という手紙の内容をくれたのですが、、、本当に嬉しいことです。
人を良くすると書いて食、人を良くする事と書いて食事!!
これからの時代は食い改めよ、、、温故知新でもう一度社会のあり方、世界のあり方を見つめ直すのが必要になってくると思います。
これからの世代に少しでもこうやって影響を与えれたのは本当によかったです。
漆先生、、、このような機会を作っていただきありがとうございました。おかげでとっても心がスッキリしました。