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継承!!

少し古いブログですが、、、
「伝統も時代の変化と共に変化する」

7月15日に博多山笠が行われている最中に、僕の住むニースでは悲惨な事故が起きていました。

http://trippa.cocolog-nifty.com/nice/2007/08/22_8038.html

日本には本当に素晴らしい文化があります。

世界に目を向けながら、もう少し誇りに持ってみてはいいんじゃないかって思います。
「日本は、壊して再構築することにより、伝統を継承する人材を育て、ノウハウを伝えていきます。また、その継承の中で、わずかに改革や新しい考えも取り入れていきます。」

日本の地方の祭りをサポートするという事、、、よく考えなくてはいけないように思います。

http://nomadp.com/etsurosotoo/

そして、師匠の外尾悦郎さんは、、、こう言います

「今世界は、システムという名の下に人々が埋もれてしまっている。システムは無機質なので、ノウハウしか伝わらないんです。いつの時代も人から人に完璧にノウハウを伝えるという事はできない。次に伝えられた時には元の80%になっている。そして次もその80%。という事はオリジナルの64%なのですよ。こうやってどんどん小さくなる。だからノウハウを伝えるのではなく、情熱を伝えていくことが大事なのです。」

この生きてる間に、自分の情熱(passion)をどうやって伝えていくのか?目を覚まさなきゃですね、、、

http://recipebaton.com

レシピバトン!

これは日本だけではなく世界中でやる事じゃないかって思います。
だって継承していく事ってとっても大事だと思います。

土地の歴史や気候風土を食と共に継承しないともっと歪んだ社会になるように思います。

作り続けなければいけない料理、変化しても大丈夫な部分がある料理、、、色々とあると思いますが、新しい価値だけにスポットを当てるのはあまりよくないかなって思います。

温もりのある食事がある、当たり前になりすぎてしまってはいけないなって思います。
僕も自分の故郷の事も考えて行動しなくてはいけないなって思います。
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ロザリオの間

今回のニースの事件で思い出すのが、、、
サクラダファミリアの「ロザリオの間」です。

ロザリオの間は、ガウディがいち早く完成させた建物内にある間です
そこはガウディの想いが詰まっている間です
分かりやすく言うと、サグラダ・ファミリアの設計図そのものです
ガウディは自分が死んだ後も円滑に建設が進められるよう、その間の構造や彫刻たちに
自分の想いの全てを残したと言われています

そしてその「ロザリオの間」を外尾さんが復元しています。




「ロザリオの間」を見るたびに、ガウディは現代社会が抱えている問題を見抜いていたように感じます。

今まさに爆弾を投げつけようとしている貧しいアナーキストの青年の指が、実は小指しか爆弾にかかっていロザリオの間ない。迷っているのです。しあわせな社会をつくるためには爆弾テロを起こすしかない。しかし忍び寄った悪魔が渡した爆弾を受け取る手が一瞬止まったのは、罪もない人々の生命を奪うことにためらいを覚えたからで、そこには大きな葛藤、苦悩が生じている。

一方の少女も、悪魔が差し出したお金を前に、やはり迷っている。身体を売ってでもお金が欲しい。それは自分のためではなく、病気の家族のためかもしれない。どうしても必要なお金だけれど、身を汚す恐ろしさに震えている。

ロザリオの間には、“誘惑(tentacion)”という象徴的な副題が付いています。このふたりは迷いのなかで、マリア像を仰ぎ見ている。助けを求めている。でも、彼らが誘惑に克かったか負けたか、答えはこの部屋にはない。ガウディは、見る者に問うているのだと思います。権力や暴力、お金の誘惑に、あなたはどう立ち向かいますかと。

こうした誘惑は、今にはじまったことではなく、何千年、何万年も前から連綿と続いているテーマです。ただ確かに、現在の社会では特に、それはサグラダ・ファミリアも含めてですが、すべての人間が自らに問い、答えを見つけていかねばならないことでしょう。

http://www.sotokoto.net/jp/interview/?id=35

社会は繰り返されるだけなのかな?

犯人がもし、、、犯罪を起こす前に、家族との事、友人との事なんかを思い出してくれていたらって思います。
そこには友情や愛情があり、人のぬくもりがあったはずです。
そのぬくもりは、やはり食事を通して食卓を通して育んでいくものだって思います。

http://ameblo.jp/shinco-wouldnot-go/entry-11361252267.html
すごく上手にまとめられています。

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革命記念日

革命記念日といえばやはりこのドラクロワの絵画ではないでしょうか?
民衆を導く自由の女神、、、

自由とは、生まれてきたときからある権利なのでしょうか?
それとも戦って得る権利なのでしょうか?
この絵は何を伝えようとしているのかって思います。


7月14日革命記念日、、、
大好きな国で、大好きな街で起きた、しかも店の目の前で起きた事件です。

これはテロではなくフランスの移民問題が生んだ格差社会が積もりに積もって起きた事件に思います。
僕自身は戦争中という自覚はもちろんありましたが、事故がなくユーロサッカーが終わり気が緩み、ヴァカンスシーズンに入ったこともあり、国も国民もまた自分達も油断していました。

とは言え、個人的に思うのは、移動が多く色々な場所に足を運ぶ機会が多いのですが、政府はフランスの観光立国のイメージ回復ばかりの先行で、非常事態宣言下にも関わらずセキュリティの怠りがあったように思います。
これは、警官や兵隊などの警備を増やす事での財政の問題も大きいようです。

でも、これはここ最近の問題ではなく、この移民や格差問題は残念ですが直ぐには片付かない問題です。フランスが背負った自由という名の責任や規律を取らないトリコロールの一部です。

まー日本も2020年に向けて、少子高齢化で移民問題をどうするかなど話がよく出ていますが、明日は我が身しっかり考えて欲しく思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160715-00000035-jnn-int

とは言え、J'adore la France !!

この状況をしっかり理解しようと思います。



事件の翌日、、、道路は封鎖され報道陣がいっぱい集まっていました。
もちろん報道が起きた現場を伝えるのが仕事ですが、、、なぜ起きたかの原因を伝えるまでには時間がかかるのではないかって思います。
伝えるのだろうか?そんなことが気になります。


夜中には道路は解放されていましたが、、、
涙を流し歩いている人たち、そして、、、お祈りをする人たち、この場の空気が悲しみに包まれていました。
こんな経験は初めてでしたが、現場に足を運んで現実に向き合ってみました。
この場から命からがら逃げ出してきたスタッフとともに、、、
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アンシャンレジーム

フランス政府に怒られるかもしれないけどね、、、



もしかしたら、今のフランスは人種や宗教を超えた中でのフランス革命以前のアンシャンレジーム状態です。

今回ニースで起きた事件は、テロだと言いますが、僕はテロだとは思っていません。
これはこれまでの自由平等博愛の精神のトリコロールが積み重ねてきた現実です。
迫害されてきた部分には目が向けられていなかったからなのでは無いでしょうか?

対イスラムになってはいますが、、、フランスの政治に不平不満を持っているフランス人は本当にたくさんいます。
ただ矛先が今は、誤魔化されているように感じることもあります。

ベルギーで起きている事件も全く同じです。どこから移民を連れてきたのか?
残念ながら、一時的な労働力の確保のためだけの移民政策だったことにはなかなか触れられていないと思います。



フランスに住んだ事がある方ならわかっていただけると思います、特に都会では自由とは言いますが、差別や区別の多い社会ですしね!
日本から、世界からパリに来る方達は、多くのブランド商品や文化の観光で魅力に魅せられますが、でも現実は決して良くはありません。

それが5年10年そして20年、30年と世代を超えて積み重なっているのが現実の部分だと思います。



ヨーロッパはユーロになり議員の数が増え、そして官僚が増えた事で税金を払う量が増えたと言われています。
2世代目や3世代目が色んな不安を感じ不満を漏らすのも、わからなくも無いです。
また、そうでない一般市民も不満を漏らしています、来年大統領選挙がありますが、フランスがイギリスと同じような決断を下すことだってやはり可能性はあります。

こんな大変な時期にヨーロッパに住むのは、、、非常に良い経験だなって思います。
やはり内側にいるのと外側から見るのでは違いますしね、、、

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6207700

これは面白い記事です。
そりゃ誰だって文句を言いたくなるのもわかります。
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ラタトゥイユ

ニンニクを下処理します。
芽は、発がん性物質が高いので取り除きます。
包丁の背で、エクラゼ(叩き潰す)します。
エクラゼしてからみじん切りすることにより、細胞が破壊され香りが立ち上がります。
煮込み用の鍋を弱火にかけます。そこに、オリーブオイル・刻んだニンニクを入れます。そこへ『魔法のおまじない』ほんの少量の塩を入れます。
ニンニクは、香りがよく繊細で甘いものです。やさしい火入れで、ニンニク本来の香りと繊細さ、甘さをじっくり引き出します。
次にタマネギをみじん切りにします。
涙が出ないコツは、細胞を破壊しないことです。
タマネギを半分に切り、芯の部分から1cm手前まで縦に細く切り込みを入れ、同じく横に切り込みを入れみじん切りにしていきます。

タマネギを切り終えたら、煮込み鍋をチェックします。
先ほどのニンニクが透明になってきたら、タマネギを入れ『魔法のおまじない』をして弱火で火を入れます。

次にトマトを下処理します。
包丁の先の部分を利用して、芯を除きます。
ポイントは、トマトの芯に包丁を入れトマトをぐるぐると回し芯を除くこと。
そのままざく切りにします。

火は、弱火のまま、タマネギが透き通ってきたら甘みが出てきている合図です。
水分がなくなると色がつき始め『焼き味』がつきます。今回の料理には要りません。
そこへトマトと『魔法のおまじない』を入れます。
トマトは水分がたくさんあるので、一旦強火にしてぎゅっと煮詰めます
野菜を一口大にカットしていきます。ズッキーニ、ナス、パプリカ。
パプリカは、天地を落とし、半分にしてから中の綿と種を取り除いてからカットします。

フライパンを熱し、オリーブオイルを入れ野菜別に炒めていきます。
横には、ザルとボウルを用意しておきます。
強火で、素材を炒め『魔法のおまじない』をします。塩をすることにより、素材の味を呼びだします。
ポイントは、味がぼけないよう焼き色をほんの少しだけつけること。
火の入れ具合は、70%程度です。火が入ったら、ザルにあげその都度フライパンはきれいにしてから次の野菜を炒めます。

野菜が炒め終ったら、煮込み鍋に入れてトマトソースの中でやさしく煮込んでいきます。
野菜をていねいにしっかり炒めてから煮ることでどの野菜も「主役」の味に仕上がります。

最後にタイムを入れて、香りをつけ完成です。
ニンニクと同じく叩いて細胞を壊し、香りを十分に引き出してから加えることがポイントです。

※材料(4人分)
・トマト 5個
・タマネギのみじん切り 1/2個
・ニンニクのみじん切り 1/2かけ
・パプリカ(赤・緑) 各1個
・ズッキーニ 1本
・なす 1本
・オリーブオイル
・タイム(ハーブ)少々
・塩、コショウ
・オリーブオイル

※道具
・煮込み用鍋
・フライパン
・ヘラ
・ザル、ボウル
・まな板、包丁

※材料(4人分)
・トマト 5個
・タマネギのみじん切り 1/2個
・ニンニクのみじん切り 1/2かけ
・パプリカ(赤・緑) 各1個
・ズッキーニ 1本
・なす 1本
・オリーブオイル
・タイム(ハーブ)少々
・塩、コショウ
・オリーブオイル

※道具
・煮込み用鍋
・フライパン
・ヘラ
・ザル、ボウル
・まな板、包丁

http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry?fid=newentry&iid=219cdc414e449786337c3adafba0828d#

ラタトゥイユといえば、、、映画のタイトルが日本ではレミーのおいしいレストランになっていますね!!
アメリカンジョークは通用しなかったんでしょうね、、、

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