言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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アウトレット専門商品

2011-08-04 08:48:31 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は10数日ぶりに、東から入る日差しの明るさで目を覚ましました。
今日は暑くなりそうです。


さて、昨日の話の続きのようになりますが、今日は、同じようなことがすでにアウトレットショップでは起こっているということを書きます。

この夏一度、アウトレットショップに行きました。

さてアウトレットショップのことですが、もともとアウトレットショップとは、工場ではじかれたB品、そして季節遅れ、1年在庫もの、2年在庫ものを価格を下げて処分するために作られたショップですが、今ではアウトレット用の商品として作られている商品まであります。

あるショップで商品を見ていて、そのラベルを何げなく見たら、そんな意味のことが書かれたタグがついていました。
そうなるともう、何のためのアウトレットショップかもう分からなくなってきていますよね。
そのブランドのファッションが好きで、たまにはアウトレットでも、オリジナルショップでも買っていたのですが、そのときから何となく感じていたのは、オリジナルショップにあるようなベーシックな商品が、アウトレットでは非常に少なく、なんだかちょっととがったような商品しかないなあということです。

やっぱり、という感じです。

しかし、これもタグに書いているだけ、まだ正直です。
まるでオリジナルショップで売れ残ったので、ここに持ってきましたというような顔つきの商品が、実はアウトレット用に作られていた商品であったのなら、それは消費者を騙していることになりませんか。

似たようなことはフリーマーケットでもあります。
ご存知のようにフリーマーケットというのは、消費者自身が、まだ使える不要品を持ち寄り、それが必要な人に販売するということから始まりました。(ちなみに「フリー」というのはフランス語の「蚤(のみ)」という意味で、英語の「自由」という意味ではありません。けっこう「自由」と勘違いしている人がいるんですね。実は私も最初は自由なんだと思っていました。大汗ものですね)

しかし最近では、このフリーマーケット用に商品を製造し、各地のフリーマーケットばかりを回る業者もいます。
いろいろ商売の種を考える人はいるものだなあと感心しています。

でもフリーマーケット価格でそんなに儲かるのかしら、という思いもありますね。
だから粗悪品が多いのかもしれないという不安感も出てきます。
これも、もしかしたら消費者を騙していることだといえます。

また同じようなものでは、(ちょっと違うかな)パイロットショップというものもありますね。
これは、試作段階の商品を試しにそのパイロットショップで販売してみて、売れるようであれば、各店に展開するということですね。

これはまあ余裕のあるメーカーでしかできない商法ですが、いずれそのパイロットショップを商売にするような店もたくさん出てくるのではないでしょうか、とひそかに思っています。

試作品ばかりを集めて販売している、もしくは無料で提供しているという店も実際にありますからね。

試作品ばかりを集めて販売する店が増えてくると、これもまたその試作品ショップ専用で作る商品だってきっと出てくると思います。
それじゃ本末転倒だって、良識では考えるでしょうが、背に腹は代えられない、苦肉の策がいつの間にか定番になっていくという矛盾。

消費者に対しては常に正直に商売してほしい、ですけどね。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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