言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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買物弱者って?

2011-08-11 08:16:38 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日も暑かったですねえ。
外に出る用があったので、出てみましたが、車のエアコンをかけてもなかなか冷たくならず、暑いまま用のある場所まで行ってしまいました。

さて、一昨日沼田へ買物弱者対策をテーマにしたセミナーに行ってきたと、昨日のブログに書きましたが、その内容がまだでしたので、今日はそれを少し書き留めておきたいと思います。

買物弱者または巷では“買物難民”とも言われていますが、ひとつには中心商店街の近くに住みながら、その商店街に日々の生活に必要な日用品や食料品店がなくなり、郊外のスーパーに買物にも行けない高齢者のこととか、山間部に住み、今までは食品や日用品を積んで週に数回、もしくは1回ほどやってくる商店の車を当てにしていた人たちが、その車が採算がとれずに来れなくなり、かといって自分で車を運転して町のスーパーまで行けない人たちのことです。

日本中、都会地を除いてはどの地方でも起こっていることで、過疎に次ぐ問題になってきています。
そのために地方の商店街はどのような手を打っていくか、どんな有効な方法があるのか、ということをテーマにしたセミナーでした。

買物弱者対策に以前から取り組んできている方を講師に招き、さらには県内で行われている実例の発表もありました。

今回セミナーが行われた地元の中心商店街では、理事長がトップに立って買物代行を引き受け、介護施設などには出張商店街で出向き、買物弱者といわれる方たちを支援してきた事例を発表してくれました。

来なければこちらから出向いていく、いつかわたしは講演でも言わせていただいたことを実践されていました。
そうなんですよね、お客さんがいないんじゃないんです。ただ来られないだけなんです。
だからこちらからで向いていく。ニーズ、マーケットのあるところに商いの場を持っていくということが、商売の原点です。

買物代行を実際に行うと、高齢者の方たちは待ってましたとばかりに、おしゃべりを始めるそうです。
コミュニケーションも不足していたということもわかりました。
買い物に行けないことは辛いことですが、それ以上に、人と話ができないということがストレスになっているようです。

また重たいものが持てないので、ゴミも出せない人たちも多いということです。
そういった方たちからはゴミの処理まで引き受け、リサイクルできるゴミは承諾を得てそのまま引き取り、それをわずかですがお金に換えて、補助金でもまかなえ切れない予算に組み込んでいるそうです。

まだまだ採算がとれずに、行政やその他からの補助金でまかなっている状況ですが、上記の例から、何か新しいビジネスが芽生えてくると思います。
商いのタネに敏感な方なら、何か新規のビジネスがすぐに頭に思い浮かべそうですね。
それはこれからのことになりますが、わたしもそのことについては様々は形を考えてみたいと思っています。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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