こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。
このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
「ある学習塾の変身<第1部>(その2)」
「今お聞きしたところでは、なんだか他の塾とは差別化して個別学習というシステムをとっているのに、生徒集めは他の塾とまったく同じようなアプローチをしていませんか」
「考えてみれば、そうですね」
「他の塾が出しているのに、自分たちの塾が出していないと、不安なんでしょう。こわいんですね、他と同じことをしていないと。同じことをしていれば、それだけで、ちょっと安心なところもありますからね」
「その通りですね」
「これはスーパーなんかの流通業なんかでも同じことが言えます。他店、特に競合店がチラシをバンバン出せば、こちらも負けじとバンバン出す。さらに同じような商品を同じ価格で出すんですよね。相手がたとえば大根1本77円と出せば、こちらも77円で出すとか。私はそこんところがいつも不思議に思うんです。対抗して出すなら出すで、もっと下をくぐって出せばいいのにと思うんですけど、対抗のチラシだから、相手が出してきたからこちらも、その場その場でしょうがなくチラシを出すために、相手と競争しながら、真似てることになっていることが分らないようなんですよね」
「競合店に引きずられているってこと、ですか」
「そうです。そういうところに限って、上の人たちの口からよく出てくるのが、差別化、差別化って言葉ですね」
「よく聞きますね」
「差別化、差別化って言ってるうちに、何となくその差別化したい相手に似てくるんですね。不思議なもんです」
「対抗意識がそうさせるんですね」
「そうなんです。相手なんか意識しないで、自分たちは自分たちの道を着実に歩くことが一番大事なことなんですけど、それを忘れがちですね。相手から離れよう、離れようと意識すればするほど、近づいていく。面白いですね」
「面白がらないでくださいよ、やってる方は真剣なんですから」
「いや、失礼、でもホントに面白いですよ。ちょっと見方を変えさえすればいいのにって。傍目八目で、離れてみれば一目瞭然なのにね」
「う~ん、それ本田さんがこの間メルマガに書いていた、競争しながら真似をしているってことですね」
「ええ、そうです」
「嫌っている人に、なんだか少しずつ似てくることって、ありますからね」
「遠藤さんも、私から見れば、なんだかそんなようなことになっているように見受けられるんです。まずはそういったことからの脱却を図ることから始めませんか」
こうして、日進塾の立て直しが始まった。
つづく
<3>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
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群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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「考えてみれば、そうですね」
「他の塾が出しているのに、自分たちの塾が出していないと、不安なんでしょう。こわいんですね、他と同じことをしていないと。同じことをしていれば、それだけで、ちょっと安心なところもありますからね」
「その通りですね」
「これはスーパーなんかの流通業なんかでも同じことが言えます。他店、特に競合店がチラシをバンバン出せば、こちらも負けじとバンバン出す。さらに同じような商品を同じ価格で出すんですよね。相手がたとえば大根1本77円と出せば、こちらも77円で出すとか。私はそこんところがいつも不思議に思うんです。対抗して出すなら出すで、もっと下をくぐって出せばいいのにと思うんですけど、対抗のチラシだから、相手が出してきたからこちらも、その場その場でしょうがなくチラシを出すために、相手と競争しながら、真似てることになっていることが分らないようなんですよね」
「競合店に引きずられているってこと、ですか」
「そうです。そういうところに限って、上の人たちの口からよく出てくるのが、差別化、差別化って言葉ですね」
「よく聞きますね」
「差別化、差別化って言ってるうちに、何となくその差別化したい相手に似てくるんですね。不思議なもんです」
「対抗意識がそうさせるんですね」
「そうなんです。相手なんか意識しないで、自分たちは自分たちの道を着実に歩くことが一番大事なことなんですけど、それを忘れがちですね。相手から離れよう、離れようと意識すればするほど、近づいていく。面白いですね」
「面白がらないでくださいよ、やってる方は真剣なんですから」
「いや、失礼、でもホントに面白いですよ。ちょっと見方を変えさえすればいいのにって。傍目八目で、離れてみれば一目瞭然なのにね」
「う~ん、それ本田さんがこの間メルマガに書いていた、競争しながら真似をしているってことですね」
「ええ、そうです」
「嫌っている人に、なんだか少しずつ似てくることって、ありますからね」
「遠藤さんも、私から見れば、なんだかそんなようなことになっているように見受けられるんです。まずはそういったことからの脱却を図ることから始めませんか」
こうして、日進塾の立て直しが始まった。
つづく
<3>へつづく。
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