言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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「死に体」の商店街

2011-08-07 09:36:43 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜は3日ぶりに雨が降りました。稲妻も何度も光っていました。
でも涼しくはならないで、蒸し暑いまま。


さて、桐生でも高崎でもこの土日は祭りで、にぎやかなようです。
しかしここ前橋では、この通り。▼


この写真は昨日6日の午後3時過ぎの中心商店街です。
はっきり言って、ゴーストタウンですね。
既に町の形態をなしてはいません。

なぜこんなことになるまで放っておいたのでしょうか。

この有様は徐々にやってきたはずですが、最初はぽつり、ぽつりと歯抜けのように店が閉められていくときは、あまり周囲も気にしなかったようですね。もちろん行政も。
しかしあるとき、ふと気がつくと、この有様に。▼


最初2、3店が閉店し始めたたときから、何らかの手を打っていたら、もっと違った光景がここに残っていたのではないでしょうか。

この有様ではもう後は死ぬしかない、相撲でいうところの死に体ですね。

原因は?
それは一番には、店を営む人たちの年齢がほとんど変わらないこともあり、その後継者たちが店を継がないという、典型的な後継者不足です。

後継者に魅力的な店の運営をしてこなかったせいで、見限られたわけです。
もしくは経営者そのものが、このような店を子供に継がせるのは可哀想だというあきらめも半分以上あるでしょう。

店の経営者の方すべてが手をこまねいて、この事態を見過ごしてきたわけではありません。

はっきり言って、この先どうしていいのか分からないと、途方にくれた方が多かったのではないでしょうか。
そこに適切なアドバイスや支援が適切に行われていたら、このような悲惨な体たらくには、おそらくならなかっただろうと考えます。


それでは今から手を打てば、という方もいらっしゃるでしょうけど、この状況にどのように手を打てばいいのでしょうか。

非難されるのを覚悟で申し上げると、まず頭に浮かんだのが、今回の、津波で流されてしまった東北の海岸地方の町の光景であり、戦後の闇市の光景です。

そうです。
町並みをすべて解体し、行政の線引きではない、地域住民の線引きで、これから大衆に支持されると予想される商売にすべて鞍替えし、新たに市場から作り直していかない限り、このままでの再生はすでに不可能でしょう。

どう思います?

わたしには既に案はありますが………。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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