こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨夜は涼しかったですね。
お風呂に入ったあとソックスなしでいると、ちょっと足先が冷たくなってきました。
日中もこの時期としては気温が低かったようです。
雨は夕方になってちょっと降りました。
今朝もその涼しい風が北から吹いています。
しかしこの涼しさも今時分ぐらいまででしょうね。
今日も暑くなりそう。
本題です。
世の中にはいろいろな商品が無数にあります。
しかし、その中にはやはり自分自身の好き嫌いがはっきりと現れる商品群というのも、誰でも必ずありますね。
私の嫌いなもののひとつに、「プリザーブド・フラワー」というものがあります。
『万物は流転する』
これは古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスが言った言葉だと、プラトンが述べた言葉です。
そうですよね、万物は流転する、んです。
でもこのプリザーブド・フラワー、流転しません。
変化しないといいますか。
わたしは造花も昔から嫌いだったんです。
自分の思いとしては、花は咲き、そして枯れる、ものなんです。
その過程がすべて花なのであって、決して咲いているときだけが花というわけではないんです。
確かに一番きれいなのは咲いているときでしょうが、咲いたあとには必ず枯れるということがあるから、逆に一瞬の咲いたときが美しいわけで。
だから惜しまれる、ということもあります。
人間だって、いつまでも長生きしていると、“老醜”などという言葉とともに、疎まれることも多いわけで。
その一瞬を残そうということで、誰かおせっかいな人が考え出したことなんでしょうけど、それはちょっと見る方向が間違っているんじゃないかなあって思います。
写真だったらまだいいんです、撮影されたあとには必ずその花は枯れている、今はすでに存在していないから。
わが家にも、ひとつ、そのプリザーブド・フラワーなるものがあります。
ホコリのつかないところにおいているせいもあるのか、いっこうに汚れません。
で、いただいた方のこともありますが、捨てようにも捨てられない。
本物の花なら、その咲いたときを楽しませてもらったあとは廃棄すればいいことで、廃棄されることで、花もまた次代に向かって咲くこともできますが、そんなに自分の分身がいつまでもそのまんま残されるなんて、思いもしないことでしょう。
またこれは、もしかしたら花屋さん泣かせにもなっているんじゃないでしょうか。
花屋さんの関係者が、余計な(わたしは無粋なと思う)発明したことで、自分の首を絞めることはないですか。
まあこのプリザーブド・フラワー、使い道もあるんでしょうが………。
病院の見舞いに持ってくるようなバカがいるとも聞きます。
病院の見舞いの花は切り花が喜ばれるのが常識=コモンセンスなんですが。
どうしていけないのって、その意味を聞いてくるような人もすでに存在しているようですが………。
あ、それで思い出したけど、「最後の一葉」という小説知ってます?
オー・ヘンリーの代表作ですね。
不治の病で入院している人が、病室から見える木についている葉が落ちないうちは絶対に死なない、とがんばっているということを耳にした人が、実はその葉を落ちないようにくっつけていたのだ、という話だったように思います(うろ覚えで済みませんね、いつも)。
しかし実際のところ落葉樹は、葉が枯れたら自分で早々と葉を落とします。
枯れてもずっと葉が落ちない木を見るときがありますが、あれは木自体が死んでいるんです。
死んでいるから枯れた葉を自分で落とせないんです。
だからいつまでも枯れ葉がくっついているんです。
だから「最後の一葉」も、そういう事実を知っていたら、もっと違った展開になったでしょう、という単なる述懐です。
そうしてもっとプリザーブド・フラワーもいいなだ、このように利用してもらえたら、とその利用法を一般に情報として出していった方がいいのになあって、最近では思っています。
素晴らしい利用法があれば、わたしもこれほど嫌がらないでしょうね。
でも今のところは、手に余っています。
『万物は流転する』方が、経済的にもいいのではないかと思います。
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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