言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「誰も借りない本100冊」の面白さ。

2014-06-26 09:40:39 | アイデア・事例

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日も雷を伴った夕立がありましたが、こちらではあまり降りませんでした。
でもニュースを見ていたら、前橋でも道路が冠水しているところが映し出されて、びっくり。

ここからほんの数キロしか離れていない地域での土砂降り。
積乱雲の雨って、本当に局地的なんだなあと実感したところです。

以前経験したことですが、自分のいるところは降っていないのに、目の前数百メートル先では土砂降りになっているのが見えたという光景です。

まさにゲリラ、ですね。


先日も書きましたが、“雷3日”で、その3日は昨日で終わりました。

今日は朝から雲の少ないピーカンです。
予報では夕立もないだろうということです。



さて、本題です。

先日新聞にあった話題です。

「誰も借りない本100冊」というもの。

ある地方の図書館で、借りられることがほとんどない本を100冊選んで展示したところ、人気になったということです。

そのタイトルが上記です。

「誰も借りない本100冊」


面白くないですか? その発想。

これって、停滞しているビジネスにも何か応用できる因子を含んでいるように思いました。


たとえば、あるお店で扱っている商品の中でも、人気のない商品トップテンを選び出してみるということもできます。

そうして何が売れない原因なのか、内部で話し合うこともできるし、売り方、展示の仕方、まったく違った利用法のお勧め、POPなどでアピールすることでもしかしたら、人気商品に逆転する可能性を秘めていることもあるかもしれません。


もしかしたら自分たちだけで、これは売れない商品なんだと決めつけて、お客様にもアピールしないし、もうすぐ廃番にしようと考えていることであるかもしれません。

でも、廃番にする前にもう一度、アピールの仕方を変えて棚の前面に出してみるということも必要なんじゃないかなと思います。


上記の図書館だって、もともと読まれない本だから除籍本にしようと思って在庫整理をやり、もう一度だけちょっとしたアイデアのつもりで来館者にアピールしてみようと、展示したのではないでしょうか。


商品はその1点1点、初めは何かの役に立つということで生み出され、展示され、販売されてきたわけです。
初めから商品にならないものは、生み出されることもなく、生み出されたとしても商品にはなり得なかったわけで、お店の中に置かれたということは、商品として独り立ちしたわけです。

だから、時代的にもう役目を終えたということであれば、自然と廃番になるわけで、まだお店の中に残っているということは、まだまだ何かの役に立つかもしれないということでもあります。


もう一度そういった商品にも日の目を当ててみませんか。

それで甦る商品もあるかもしれないし、それでもだめなら、逆に思い切って廃番にもできるわけです。

それらを上記の図書館と同じように「人気いまいちの商品100」とか、100点じゃ多ければ、10点でもいいから、店内の一番目立つところに期間限定で展示してもいいのではないかと思います。

いかがですか。


「売れない」「売れない」と嘆いているのは、もしかしたら、アピールしなかったからではないですか。
もしくはアピールの仕方が間違っていた(お客様に欲求を起こすことができなかった)のかも。

その検証のためにも、月に一度はそういったイベントを行っても面白いですね。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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