こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日も蒸し暑かったですね。
それでも30℃以上にはならなかったので、何とか大汗だけは免れましたので、まあまあ良かった。
それに風も南風でしたがあったので、たすかりました。
今日も昨日と同じような天候らしいですが、昨日よりは少し気温が上がるようです。
さて、本題です。
昨日は、お店の状態を数字で考えるようになると危険信号が灯る、というようなことを言いました。
そのことでもう少し付け加えておきたいなと思ったことがありますので、今日はそのことを言いたいと思います。
なぜ数字で考えるようになると怖いのか。
あなたは、お店や会社が少し不振だなと感じるようになってきたときに、次に考えることはどういうことですか?
だいたいの方がこう考えるのではないでしょうか。
「売上が落ちてきた。どうすれば、また売上を上げることができるだろうか」
「来店客が少なくなってきたようだ。どうすれば、来店客の数を上げることができるのか」
昨日の『数字で考えるようになる」というのはこういうことです。
まず最初に頭に上るのは、店のこと、会社のことなですね。
それよりも考えなければならないことがあるんですが、それは何でしょうか。
それは、やはり大事な、一番大事な『お客様』ですよね。
「どうすれば、お客様に好まれる店づくりができるのだろうか」
「どうすれば、お客様がもう一度戻ってきてくれるのだろうか」
ですよね。
まずは『お客様』ありきなんです。
一番に『お客様』のことをあたまに思い浮かべて、じゃあこの不振はどうしてなんだろうか、『お客様』に聞いてみよう、と。
そこが、不振からの脱出の一番最初に考えるべきことなんです。
数字で不振の理由を考えていくと、さらに『お客様』を置き去りにしがちな販促を打ったりしてしまいます。
うまくいかないとき、まず『お客様』に聞いてみましょう。
というように言うと、本当に来店されたお客様に“聞く”のだな、というような短絡的な解釈しかできない方もいらっしゃいます。
そうじゃないですよね、お客様に聞くということは。
自分たちがお客様にもっとできることはないか、お客様が喜ぶことは何か、さらにはお客様に感謝してもらえることは何か、それを自分たちで考える、ということなんです。
もちろん直接“聞いて”もいいんですが、はっきり言って、そういった聞き方をすると、ほとんどのお客様は、あまり悪いことは言ってくれないですからね。
アンケートなどはその最たるものですよね。
またアンケートにすぐ走る方もいらっしゃいますが、アンケートでは、本当の言葉は出てきません。
それではここからは、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』第16回目です。
どうぞ。
今回の提案は、客単価のアップと新規客の増やし方で、そのためのアイデアを提供するというものだった。
「たくさん提案しても、どれから手をつけていいのかということにもなりますので、今回はたったひとつだけ提案をします。それでもいいですか?」
「え? ええ。まあ、ねえ~………」
「よかった。というか、今できることとしてはこれが一番いいんじゃないかと私は考えています」
「自信満々ですね」
「いや自信なんてありませんよ。どんな企画だって、実践する人の気概にもかかっていますしね。
私は提案するだけで、実践するのはその提案を受けた方、梶本さん、あなたですから」
「あ、はい」
「梶本さんがやるかやらないか、ただそれだけなんですよ。それで決まるんです」
「やれるのかなあ?」
「やれますよ、やろうとさえ思えば」
「そんなに簡単に言わないでくださいよ」
「今までにもよくあったことですが、たくさんの提案をしても、それのどれを採用して、どのようにもっていくのかということは、提案を受けた社長さんが決められることです。
私には決定権もなければ、ほんとうに実践するのかどうかということも、先方次第なわけですが、今まではいろいろ提案してもほとんど実践されないことが多くて、けっこういらだつこともあったわけで、だからこれからはたったひとつだけ、これだというものを提案して、まずそれから実践していただいた方が、結局はお店のためにもなるだろうと、まあ考えたわけです」
「………」
「ということで、今回のご提案はこれです」
と言って、本田は提案書を差し出した。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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