言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

販売は心理学?

2015-06-13 09:16:13 | アイデア・事例

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


朝から蒸し暑い!
今日はまた30℃を超えるらしい。

昨日も気温こそ夏日には至らなかったけれど、湿気が多くて、蒸しっとしていました。

久しぶりに大きなショッピングモールに行ったんですが、その店内でも、ちょっと蒸しっとするお店もなかにはありました。

まあ気温との連動なので、エアコンもそれなりにしか働かなかったのでしょうね。

やはり月中の金曜日ということで、どの店も空いていましたが、それでも思いのほかお客様が多いというのが印象でした。

何か買物の目的があって行ったわけでもないのに、帰ってきたらけっこうなレジ袋でした。


さて、本題です。

モール内のたくさんのお店のある中で、主に女性ファッションのお店なんですが、やはりやっているお店がありました。

なにを?

『ブラウス・パンツ 2枚目 半額』というようなセールです。

どこでも季節のバーゲン以外ではよく目につくセール方法ですよね。

“2枚目半額”というと、お客様が思うことは、「あ、半額なんだ、安い!」とすぐに手が出そうになる、ということですね。
価格が違うと、もちろんですが安い方が半額になります。


2枚とも同価格だとすると、1枚25%引きなんですね。
ちょっと考えれば理性的に判断できることなんですが、まず『安い!』という判断がきてしまうと、どうしてもその最初の思いに脳はとらわれてしまうわけです。

本当なら、その隣りにある30%引きの商品の方が安いのにも関わらず。


不思議なものです。

定番を早く売りつくしてしまいたい場合、よく用いる手ですよね。

上記の例の『半額』というのは少ないのですが、セール時以外によくあるのが『2枚目20%引き』ですよね。

それだと単純に、1枚10%引きなんですね。

そう考えると大したことはないのに、どうしても庶民的には2枚手にとってしまうということになります。

販売のテクニックと言えばテクニックなんですが、うまく人間の心理をついた販売方法でもあります。


この方法は飲食店でもありますよね。

『ドリンクコーナー 300円 ランチの方は100円』
などというのも、同じ考え方ですね。

“もう1品”購入してもらうためのお客様の「お、得だ!」という一瞬の判断を味方にしたものです。


とにかく販売は心理学なんですよね。

心理学を極めて見ると、面白い結果が出ますよ。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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