言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

丁々発止のリズム感?

2015-06-21 10:34:32 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日はやはり夜になって雨になりましたね。

今朝は止んでいますが曇り空です。
雨は今のところ兆候はないですが。

まあ梅雨真っ最中なので油断は禁物。


本題です。

昨日は親戚やお世話になった方へのお中元を買いに行きまして、その帰り、昼食にCoCo壱番屋に入りました。

CoCo壱番屋は久しぶりでした。

社長が(本などで)自慢しているアンケート用紙もありました。


注文は、メニューを見るためにしばらく待ってもらってから、ピンポン鳴らして呼びました。

テーブルのそばに注文を聞きに従業員の方がやってきましたので、じゃあとばかり注文に入ろうとすると、その従業員は、「少々お待ちください」と言っておもむろに注文用の機械をセットし始めたんですね。

わたしは一瞬、自分の“じゃあ”という次の勢いというかなにか、それが一瞬のその「少々お待ちください」で大げさにいうと、気がそらされてしまったんですね。

で、思いました。
ちゃんとセットしてから来いよ、って。

こんなことほんの数秒もない時間なので、他人から言わせれば、何ともない時間だと思いますが、不思議とそのときのわたしの盛り上がりの気分がそがれてしまったことに、うんとがっかりしてしまったんですね。

丁々発止」と言う四文字熟語がありますが、それはやはり言葉のやりとりのリズムというか、そんなことを上手に言い表した言葉ではあるんですが、飲食店での注文のやりとりにもそういったリズムがとても必要じゃないかな思うんですよ。


「こいつ、何細かいこと言ってんだ」とバカにするのは簡単ですが、このリズムというのも、商売繁盛には欠かせないものではあると思いませんか。

繁盛しているお店を見ると、お客様とお店側の「丁々発止」的なリズムというものがすごく醸成されていると思うんですね。

このリズム感は目に見えないものですが、大切にしたい商いのひとつの要諦でもあると思います。

そのことをアンケートに記入して、レジで投函しました。


あなたのお店のお客様と自分のリズム感は?



さて、連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』は第6回目です。

ここからどうぞ。


「みなさんアイデアにお金を出さないんですよね~。そんなものはサービスだなんて風潮、まだまだ根強く残っていますから。
言葉だから、昔からある日本語なんだから、あんたが発明したわけじゃないんだから、そんなものにお金は出さないっていう遅れた経営者が。
だから経営がうまく行かないんですよ。無形のアイデアにお金を出すという意識があれば、経営だってうまく行くと思うんですけどねえ」

「………」

「すみません、愚痴になっちゃいました?」

「あ、はい。そうですね」

「話、進めましょうか」

「で、キャッチコピーの値段は…………?」

「う~ん、むずかしいところですね。
実際のところは、コピーが欲しいと言われれば、じゃあこれこれですって、見積書を出すことができますが、今回はコンサルティングですからね。それも含んでということなんですよ」

「じゃあ、コンサル料の中に今回は含まれる、と」

「はい」


「そうですか。よろしくお願いします。
じゃあ本題に戻りますね。私たちは、ここで若い人に向けたリラクゼーションというものを基本にやりたいわけです」

「はい」

「そういうことで始めたわけなんですが、言いました通りなかなか軌道に乗らないので、どうしようか、と」

「はい、それで私に連絡をいただいたというわけですよね」

「ええ。でも本田さんはなんだか、のらりくらりと私の言いたいことを、なんだか避けて通ってるようで、ちょっとばかし頭に来たというわけです」

「はい、その通りです。済みません。これがまあ私なりのやり方でして、いつも怒らせてしまうんですよね」
といって本田は無邪気に微笑んだ。

この微笑みで相手がいつも気を許してしまうのだ。


「じゃあ本当に本題に入りますか。
柴田さんは、現時点でいちばんやらなければならないことは、なんですか」


                       つづく


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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