こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
ずいぶんと久しぶりに、雨の朝を迎えましたね。
でも蒸し暑い。
気温は昨日よりも低めでも、湿気がずいぶんと高い分、汗がよく出ます。
油断していると、熱中症。
昨日は中国の客船が転覆してまだ400人以上が不明だということ。
昨年は韓国で客船が転覆して数百人の犠牲者が出て、そのときの国も対応や船長に批判が集中しましたが、今回は突然の竜巻にあってしまったということで、自然災害の恐ろしさを見せつけられました。
さて、本題です。
一昨日、昨日と、お客様を数字で考えるなということを言ってきました。
しかしよお~く考えてみると、自分も、そんなことを言っている自分も時おり数字で考えていることが多々ありました。
これは大反省ですね!
読んでいただき、納得していただけたあなたにはごめんなさい。
これからはもう一度初心に帰って、クライアントのために自分は何ができるのか、それだけを真剣に探っていくのがわたしの仕事ですね。
ときおり、特にうまくいかないときに、そうして数字で考えるということは、あなただけではなく、わたしだって考える、ということは、誰でもほとんどの人がそうなんだろうな、と。
いかん、いかん!
もしまた無意識にそんなことを連ねるようになっていたら、あなたの方から叱ってください。
素直に謙虚に、受け入れたいと思います。
というところで、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』です。
第17回目はここからです。どうぞ。
そこには
『新商品のご提案ーー焼肉店でありながら焼肉ではない新商品で客単価アップ!』
と書かれていた。
「説明しますね。
新商品の提案なんてありきたりだと思われるでしょうが、これはメニューの提案としてではなくてですね、お店で食べていただくというよりも、どちらかというと、店頭で販売したり、お土産として持ち帰っていただく新商品です。
題して『老舗焼肉屋のもう一品!』です。
焼肉屋さんなので、扱っている肉はほとんど牛ですね。
ですからメインは牛肉の手作りメンチカツと、ビーフカツ、それにビーフカツサンド、そしてもう一品はランチメニューにしてほしい牛ハラミ丼など、です。
今ある素材をもっと活かせないかなあと考えました」
「ああ………!」
「今ある意味メンチカツがブームじゃないですか。そんなところからの発想で、焼肉屋さんがラーメンを出したりしている店も出てきています。
それはなぜかというと、昼間ラーメンを出すことで、店をもっと知ってもらい、夜の来店も促そうということで、言ってみれば一種の販促です。
販促にチラシを使うんじゃなくて、実際の商品を新しく作って、それでお店の販売促進につなげるという考え方なんですね。
これだと素材そのものももとから店にあるものを使えばいいわけで、新しく投資する必要もないわけです。
もちろんおいしいというのが前提ですけどね。
素材はこちらではブランド牛を使っているわけですから、そのブランド名を頭につけたメンチカツや関西風ビフカツなどを作れば、それはそれでもうひとつの名物に育つ可能性もあるわけです。
試作だってお店の営業中でも夕方などにできると思います。
いかがですか?」
「メンチカツ、ねえ? できるかなあ、自分に」
梶本は懐疑的な感じで首をひねった。
考えていたこととはまったく違う提案なので、戸惑いもあるのだろう。
しかし、まんざらでもないような顔も垣間見えた。
本田はそう思った。
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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