こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
起きがけも昨日からの涼しさがあるなあと安心していたら、すぐに晴れてきて、それにつれてどんどん気温が上がっていき、そうして蒸し暑さがやってきました。
久しぶりの晴れ間で、太陽もようやく自分の出番とばかり、がんばっているようです。
今はまだがんばらなくてもいいんだよ、まだ7月、8月もあるんだから。
といっても、何か自然は容赦がないようですね。
昨日はずいぶんと涼しかったんですけどねえ。
さて、本題です。
今日はまた商店街のことです。
で、本日のタイトルは「ワクワクさせてよ?」です。
中山美穂のヒット曲「ワクワクさせてよ」じゃないけど、近頃の商店街、いやあまり繁盛していない商店はおしなべてその消費者に「ワクワク」させる仕掛けがないように感じます。
先日も書きましたが、わたしがまだ小さな頃は、市内でも有数の大きな商店街に出掛けるということだけで、ものすごいワクワク感があり、少し大きくなってから、ひとりでそこに出掛けるとなると、もう半端なくワクワクしたものでした。
なぜそんなにワクワクしたのでしょうか。
今で言うところの、そこはまさに「ワンダーランド」だったんですね。
今から思うと安っぽいワンダーランドですが、それでも子供だけではなくて、大人たちも、ワクワク感を秘めながら、そこに出かけたのはずです。
翻って、今の商店街、そのワクワク感が皆無。
そのワクワク感が少しあるのがやはり郊外の大型店です。
もう今の商店街にそれを望むのは無理?
いやいやそんなことはない。
みんなで知恵を絞れば、様々なアイデアが出てくるはず。
それを自分たちの利益につなげるとか、長老たちの反対とか、そんなものがいまだに邪魔をしているところも少なくないというところが、ネックです。
そうしてもうひとつのネックが、いわゆる後継者不足という問題。
後継者がいても、継がせない=こんな苦労を子供になさせたくない、おやじの苦労を見ていると継ぐ気がしない、といった親子双方の意思がうまく(?)噛み合って、シャッター店が増えていく。
さらには店を開けないだけではなくて、その店を他人に譲るという考えもあまりなくて、頑固に権利だけ保有しているというものをいるやに聞いています。
そういった負のスパイラルが、商店街をいちだんと寂れさせている大きな原因ではあります。
それを打開できれば、また商店街は、商店の集まりというよりは、また違ったサード・プレイスという観点から再生は可能なはずです。
たくさんの店が集まった集積地が郊外の大型店、人々が集まるディズニー・ランドやUSJのような夢の国ではない第三のスペースと考えると、また違った形での『人を集める』という再生は可能です。
そう思いませんか?
人をワクワクさせるサード・プレイスにするには、あなたはどのようにすればいいと思いますか?
明日は何もなければ、多分この続きを。
それでは次に連載中のノンフィクション的フィクション、『手もみ専門店の販売促進って?』は今日で第7回目です。
ここからどうぞ。
「近所に銭湯なんかできなければ、サービスをよくして徐々にお客さんを増やしていけば、定着していくだろうって考えていたのですが、お客さんがそれほど増えないうちに、銭湯ができることになってしまったので、今いったい何から手をつけていいのか、分からなくなっている状態なんです」
「なるほど。予想では、銭湯にこちらのお客さんも行ってしまうだろうと」
「いや全部が全部とは考えてはいないですが、ある程度とられるだろうと」
「ふ~ん。でもまだとられたわけじゃないですよね。できてないんだから」
「ええ、まあ」
「それなのに今からとられるのを仮定して、おびえているというわけですよね。第三者から見れば」
「いやおびえてるなんて、そんな人聞きの悪い………」
「そうですか。私じゃなくても、そう見えるんじゃないかなあ。
おびえる前にすることはたくさんあるとは思うんですが」
「たとえば?」
「たとえば………、そうですね」
ちょっと本田は時間をおいてから答えた。
「現在登録していただいているお客様に対して、何かアクションを起こしました?」
「一度、DMを送りました」
「どのような?」
「まあ、ご利用していただいたお礼です」
「いいですね。それに何か次回の来店を促すものをつけました?」
「ええ、サービスクーポンを」
「やってるじゃないですか。それなのに、なんでおびえているのかなあ」
「え、でもそれだけじゃ、お客さんはきっとあっちへ行っちゃいますよ」
「柴田さん、ちょっと聞きますが、あなたはそれほど自分の店の実力に自信がないのですか?」
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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