こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
曇ってる。
昨日はけっこう晴れていて、気温も高めでしたが、それほどの暑さは感じなかったですね。
気持ちのいい暑さとでも言いますか………。
今日は太陽も雲に隠れて、明日には雨も。
また梅雨に戻ります。
車で走ると、どの田んぼにも水が張られ、まだ小さな稲が秋までの時間を過ごすために、気持ち良く水の中で過ごしているよう。
その昔、子供の頃、そんな田んぼに入り込み、タガメやヤゴ、フナを追い回し、捕ったザリガニの身で、またザリガニを友釣りするという夏休みを過ごしたことが思い出され、しばし幼い頃への回想ドライブも楽しみました。
おっと、危ない!
感慨に入り込んでいると、運転も疎かになるから、気をつけよう。
昨日はひと月ぶりに桐生へ出掛けました。
ひと月じゃ何にも変わらないけど、クライアント先では少しずつ売上も向上し始めていて、やっと効果が出始めてきいるようで、それはそれでとてもありがたい。
というところで、本題です。
今日は6月30日。
今日で2015年も半分が終わります。
この半年、いつになく仕事に精を出さなかったように感じます。
何か惰性で流されたような。
昨日の桐生の帰りの車中の約1時間、そんなことに想いを寄せていました。
太田商工会議所での店舗支援にたずさわっていて感じたことです。
わたしは、特に小さな、企業とも呼べない家内工業、家内商業的な会社やお店の困りごとを、リーズナブルな価格で相談に乗り、少しずつでもいいから会社の内容を良くしていきたいと考えて起業しました。
それが大本の起業理由でした。
しかし、実際に商工会議所で支援コーディネーターとして様々なお店や会社を訪問して内容をお聞きするたびに、思いました。
ちょっとした提案でも、数万円のコストがかかるようなことは、ほとんど手が付けられない、予算の手当もできないというところが大半だということです。
ですから、商工会議所の無料相談なら受けられるけれど、たとえ1万円でも出して、売上アップや集客の相談などはできない“相談”なんだなあ、ということを痛感させられました。
何で、もうちょっとのことでできるのに、相談に来ないのかなあと歯がゆい思いで、自分の仕事の範囲も広げられないことに、落胆することの日々が多くて、無為に過ごすことの多いときもありました。
またたとえ数万円の相談費用で、その予算が出せても、なかなかお尻を上げようとしないのも、そうした小さなお店や会社のトップの意識にあります。
また現実に、コンサルタントに相談すると、“途方もない金をとられる”という思い込みもあるように感じます。
確かに名前の通っているコンサルタントに依頼すれば、年間契約で100万円以上になるというのは、あります。
しかし、冒険ではありますが、その100万円で、自分のお店や会社がその10倍以上の売上や利益が上げられればいいんだからとまでは、ほとんどの経営者の方は考えられないんですね。
その100万円という目に見える数字が惜しいとか、怖じ気づくとか、そんなことにしか意識がいかないで、ただでなんとか売上を上げることはできないものかなどの、それこそ夢のようなことしか考えないで、そうしてさらに会社、お店を寂れさせていくという悪循環に陥っているわけです。
しかし、だから売上が伸びないのだ、と簡単に言えますが、その重いお尻を上げさせるような力が、まだまだわたしのアピールの仕方ではダメなんだろうなという思いもあります。
自分で各地の商工会議所や商工会にも出向き、自分で作ったリーフレットを渡しながら、個店をもっと元気にしたいと説明しても、その担当者からして、全然乗り気じゃないのがたくさん見て取れました。
そこまで、逆に言うと、地方の商業が疲弊しているような気もします。
その最たるものが商店街の形骸化です。
たまにやるイベントでの集客に頼り切っているような、やる気のない個店もまだ多くて。
そのような個店の、「無理、無理、そんなことやっても」という言葉が、少しでもやる気のある商店主の心を蝕んでいることにも気がついていないようにも見えます。
ムリムリ病、ダメダメ病。
そんな病のはびこっている地域では、いくらひとりふたりにやる気があっても、つぶされてしまいます。
本当に難しい。
そこでわたしも考えました。
確かに、零細企業やお店では年間契約のコンサルは厳しいところがあります。
だからわたしは、個々にいつでも、相談したいときだけ料金をいただくというコンサルも受けたいと思います。
年間とか半年契約で縛るのではなくて、相談したいときだけ相談に乗るとい相談事案がありましたら、いつでもメールでご依頼ください。
さて、昨日から始まった新しいノンフィクション的フィクション『ある学習塾の変身』は2回目です。
ここからどうぞ。
「はっきりとうちはこういう方針だから、それを望む親御さんに選んでもらえばいいんじゃないんですか。教育方針が打ち出されているんだから。
私だったらその方がいいですけどね。自分の子供が受験戦争の中に放り込んで揉むよりも」
「そういう親御さんたちは確かに存在していますが、やはりこういった地方の町では少数なんです。
そういったニッチな市場、そんなふうにいったら身もふたもないんですが、そういった分野ですか、それを望む人がやはり少数なんですね。
ほとんどが目の前の成績を追うことの方がいいということで、少しずつ敬遠していかれる傾向にあるんです」
「こういったじっくりと取り組む勉強法だと促成はむずかしいですよね、確かに。
じゃあもっと低学年、極端に言えば、幼稚園児から引き受けるというか、逆にそういった生徒を開拓していくと、まだこれからやれるんじゃないですか。私はそう思いますが」
「もちろん小学低学年も最近は狙って、そういう親御さんたちに絞ったチラシも出していますが、なかなか、まだその頃から塾なんかに入れなくても、と言う親御さんたちも、また多いんですよ」
「う~ん、じゃあ、まずあれですね。その頃からじっくりと受験のために勉強をやっていけば、高校生になってあわてなくてもいいんですよ、というようなアプローチでじっくりとやっていかれてはどうですか。
とにかくもっと時間を掛けなければ、こういった方法でのアプローチは実を結びません。焦ったらぜったいダメですよ。こういうことは。結果は数年以上かかりますから。
でもその結果が出れさえすれば、自然と口コミで生徒さんがやってくるはずです。それまではじっくりと生徒集めとアプローチをしなければ、むずかしいですよ」
「そうですよね。それは分ってるんです。でも私はもともとせっかちな者で、ひとつダメだったら違う何かというように、あれこれ考えて、手を出してしまうんです」
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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