こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
朝晴れていたのですが、すぐに曇ってきましたね。
夕方には雨になるやも、ということ。
気温は最近では低めで、夏日にもならないようです。
なるほど、なんか半袖ではちょっと寒い。
昨日は太田に1日いましたが、気温は高くても風が乾燥していたせいでさわやかでした。
職員のみなさんは6月になったということで、ほぼ半袖になっていましたね。
わたしはまだ長袖でしたが、来週からはわたしも堂々と半袖で。
というところで、本題です。
廃棄品の中には分別すると宝に“成る”ものがあります。
携帯なんかはその典型ですよね。
中国から輸入しなければならない希少金属も、廃棄された携帯からすべてを取り出せば、日本も希少金属の産出国になるということなどは、もうずいぶん以前から言われていることで、最近では中国もその希少金属のこととでは高飛車になっていないようですね。
クルマにしても、100%とは言わないまでもほぼリサイクルできるということで、実際にもそのようになっているということです。
さてさて、そのような環境の中で、いまだにどんどん捨てられているのが、失敗した試作品や採用されなかった企画やアイデアがあります。
アイデアや企画といった、ものとして現に手に取れないものはそのまんま捨てれば、ゴミはなりませんが、知的産物の投棄になってしまい、一度捨てればもう戻ってきませんね。
もったいないなあと思いませんか?
確かに捨てる以外何ものにもならない本当のゴミ企画やアイデアもありますが、中にはもう少し磨けば宝物に“成る”ものもあるはずです。
磨くというか、他に応用するというか。
たまには失敗したと思われるものから、画期的な発明になったというものもあります。
最近ではノーベル賞を受賞した青色発光ダイオードや、通電するブラスティックなどがそうですよね。
アイデアや企画だって、もしかしたらそのものには使えなくても、まったく異質のものに活用すれば“いただき!”というものに変化するものだってあるはずです。
いかがですか。
役に立たないアイデアや企画も一度他に応用してから、それでもダメなら、捨ててしまうようにすれば、もしかしたら思いがけないものができる可能性もあります。
さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』ですが、今日で最終回です。
ここからどうぞ。
「あの店は、必ず試食用にもう一品出してくれるという評判が広がれば、それも客数アップにつながりますよね」
「なるほどーー」
「ーーというところが本日のご提案内容です。
いかがでしょうか?」
「まあ納得できかねるところもありますが、おおむね面白いですね」
「どこが納得できないですか?」
「例のメンチカツとかビフカツ、………ですね。
やっぱり焼肉屋としてはすごく抵抗があります」
「なるほど、抵抗、ねえ。その抵抗が強いほど、私は成功率が高いなあと読んでいます。やってみましょうよ」
「ええまあ、みんなと相談して………」
「あ~あ、みんなと相談すると絶対ダメという意見が強いですよ。
基本的に、働いている人は変わるのはいやだというように保守的ですから。
今と違うことはしたくないんです、人間は。変わることには、それこそ誰にでも抵抗があります。
ルーティンワークで動いていれば楽なんですから。
でも変わらなくちゃ、じり貧ですよ。お客様だって飽きてきますからね、メニューには」
「そんなもんですか?」
「そんなもんです、よ。
でもまた逆に、変えたといって、絶対に何かしら文句を言う人もいます」
「たしかに」
「だから、改革というものは、トップダウンでやるべきなんです。みんなの意見を聞いているうちに、遅くなってしまいますし、せっかく尖っていたものが、なめらかになってきてしまうんです。
滑らかになってしまったら、せっかくの改革も拍子抜けになってしまいます」
「分かりました。やってみます。せっかく高いお金を払って、来てもらって、いい提案を受けたんですから」
「高いお金って、ねえ、梶本さん」
「ああ、これは失礼。そんなに高くはないですよね」
「高くないです。絶対に。
それで売上が上がれば、さらに高くはないことになりますから!」
「ハハハハッ」
本当に心から笑えるのはいつになるだろうと思いながら、本田は帰途についた。
当分はこちらから出かけてみたりしてフォローしなければ、なかなか難しいだろうと考えながら。
おわり
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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