言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

“みんな”が知ってる?

2015-06-29 09:57:47 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



今日は6月29日。
1964年6月29日、と言えば?

そうですね、ビートルズが日本にやってきた日。
台風のせいで10数時間遅れて、真夜中、というか早朝、羽田空港に着きました。

今日は久しぶりに聞いてみようかな、「I saw her standing there」でも。


昨日は気温は高くて、陽の中に出ると暑かったのですが、日陰では、強い北風が涼しくて、気持ちのいい日曜日でしたね。

東京では久しぶりに真夏日になったようですが、こちらは夏日。

前橋が夏に東京よりも気温が低いって、まあなかなかないこと。
貴重な日だったんですね。

今日もその流れか、暑いようですが、湿気は低めのようですね、今のところは。


というところで、本題ですが………。

今朝、テレビのニュースショーを見ていて、流れてきた曲。
♪ギブミーアチャンス~♪

まず驚いたのはその女性の歌唱力。
う、うまい!

曲は、あの懐かしいサムシング・エルスの「ラスト・チャンス」。
あの“T部長”に“ラストチャンス”をもらってできた曲。

“T部長”と言って分かる人は30代以上の人ですが。

テレビがまだパワーのあったときの、面白い番組でした。
「進め、電波少年」。

あの曲が作られたときには「進ぬ、電波少年」になってたっけ?


で、くだんの女性、調べてみたら=便利だねえネットって、篠崎愛というグラビア・アイドル。

確かにバスト、でか!

しかし半端ないあの歌唱力。

いい歌をもっと歌ってほしい。


閑話休題。

過去のものも、上記のように新しい人で、知らなかった人が耳にすると、それは知らなかった人にとっては、新しいものとして認識されます。

またそれと同様、何十年も同じ製法で、同じ味で作られている菓子などもたくさんありますが、それだって、初めて口にする人にとっては新しい味、なんです。

ただそれを知らなかっただけ。


作っているほうは、そんなことは夢にも思いません。

昔からあるものだから、みんなが知ってるはずだと思いこんでいます。

こういうときの販促はどうするか。

まったく新しい切り口で、今までに対象として考えなかった人たちに向けて、アピールしてみることが必要です。

もしかしたら、それでヒットする可能性も大いになります。

といっても、今までの人が今までの頭の中=考え方でどんなに頭を絞ってみても、それはなかなか難しい。

それには、それこそばか者、若者、よそ者に聞いてみることですね。

それが一番!

とにかく、思いこまないこと、ですね。
そして、他人の言葉を聞くということ、ですね。

そこからの判断は、あなた自信が行うこと、ですが。

ええ、わたしはその三拍子のうち二つ持っています。
ばか者とよそ者。


さて、今日からまた新しいノンフィクション的フィクションを始めます。

今日から始まる物語は、題して『ある学習塾の変身』です。

少子化が進む中、逆に学習塾のほうは増えているという矛盾を抱えたビジネス環境で、どのように生き残り、さらに発展させていくのか、矛盾からの解放をテーマに、今回は進めていきたいと思います。

第1回目は、ここからどうぞ。



北陸の、県庁所在地ではない地方都市にある学習塾から、本田に電話が入った。

何でも、少子化で子供の数が減る一方で、様々な学習塾が乱立し、さらにそこに全国的に展開している大手も参入。

生徒の奪い合いが日常化していて、だんだんと経営状況が苦しくなってきたのだが、それについて少し話を聞いてもらえないかというような内容だった。


日時を打ち合わせて、本田が訪ねた。


「どんなに頑張っても、もうこれ以上生徒を増やせるというのは至難のわざのように思えます」

日進塾を経営している遠藤は、本田を前にすると、語り始めた。

「このような地方の町では、本当に生徒の数が限らています。
特に少子化がすでに始まっていますので、だんだんと減っていく傾向の方が強くなってきています。
そこに来て私どものような進学塾が減るのではなく、増えてきているんです。
さらには大手の塾が駅前に3つもできて、もうどうしようもなくなってきています」

「日進塾の教育方針というのはどういうものですか?」

本田が尋ねた。

「ここでは個別学習システムをとっています。
生徒一人ひとりの能力が違いますから、その生徒に合ったレベルを考慮しながら、個性に合わせた学習をさせています。
学校の教室のように、机を並べて、講師が教えていくというシステムだと、どうしてもついていけない生徒も出てきます。
そういう生徒にはさらに時間をとって、みんなとおなじレベルに持っていかなくてはいけないので、個別のシステムだと、一人ひとりに対応した学習ができますので、その方が生徒本人にもいいと私は考えているんです」

「なるほど。遠藤さんは生徒の個性を尊重するという方針で、一人ひとりをじっくりと育てたいというお考えなんですね」

「はい」

「そういうことを理解してくれる親御さんばかりならいいんですけど、じゃなくて、やはり促成にというか、すぐに成績の上がる塾というところに生徒が集まるんですか」

「そういうことです」


                       つづく







それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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