言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

アイデアが煮詰まる?

2016-03-07 09:49:34 | スキルアップ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



さて、月曜日です。

昨夜のうちに雨が降ったようで、朝外を見ると道路が濡れていました。

そして朝のニュースを見ると、東京の方は雨が盛んに降っていました。

今日の雨は南部が中心のようで、こちらの方は今にも降り出しそうな雲行きですが、降っていません。

が、が、花粉は関係なくたくさん!

昨夜の鼻づまりの酷さって言ったら!


さて、本題です。

「会議が煮詰まって、結論が出てこない」というような言葉をよく聞きます。

その「煮詰まる」という言葉ですが、もともとは料理からきているということはご存知でしょうが、使う時の意味が全く違っていますね。


例えば大根の煮物でいうと、大根が鍋の中で煮詰まった状態ということは?

次にやることはお皿に出して、食卓の上に並べる、ということですよね。


ということは?

「煮詰まる」というのは本来はそういう状態のことを言うわけです。

あとは食べるだけ。

じゃあアイデア会議の時の本来の「煮詰まる」という言葉の使い方は?

いいアイデアが出尽くして、あとは実行のみ、ということなんです。


みなさんがよく使う“煮詰まる”という言い方は、間違っていますよね。


“会議が煮詰まって”、どう解決していいのかわからなくなってしまった、というように使う場合は、煮過ぎてとろろになってしまい、原形がわからなくなってしまったということですから、“煮詰めすぎ”だということになります。

まあ言葉の使い方の単なるあや(漢字で書くと文って書くんですね)ですから、気にしなくてもいいんですが、その本来の意味を曲がりなりにも知っていると、ついつい「それは言葉の遣い方が違うよ」って、いっちょ噛みしたくなります。


さて、じゃあみなさんが言うように“煮詰ま”ったら、どうすればいいんでしょうか?


そのような場合、一番いいのはそれでやめることです。

そして各自持ち帰り、違うことをやることですね。

そうして、時間をおいてから、もう一度冷静に考えてみることをお勧めします。


そうすると今までいろいろ混じり合って混沌としていたことがらが、脳の中である程度整理されて、まとまったものが出てきます。

一番いいのは、一度睡眠をとることですね。


その睡眠中に脳がちゃんと整理してくれ、さらには今までに蓄積した同じような内容を記憶の中から拾ってきてくれますから。

下手な考え、休むに似たり。

脳だって疲れたら休みたいのです。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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