言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

AかBかどちら?

2016-03-10 08:48:36 | スキルアップ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日一日降り続いたシトシト雨も今日は上がり、薄くですが、青空も見えています。

昨夜の予報では今夜は雪だということでしたが、今日見てみると、それが雨に変わっています。

気温が予想ほども下がらないからですね。


さて、本題です。


昔まだ高校生時代のとき、わたしは2、3年生の2年間新聞部(実際名は出版委員会)に属していました。

そして2年生から入部したのにもかかわらず、3年生では副部長として記事を書きまくっていました。

しかしある時校正ミスから、下記のようなヘッドコピーの間違いを残したまま新聞は印刷されてしまいました。

一兎を追うもの二兎をも得ず」、なんて。

逆ですよね。


不思議だったのは、誰もそのミスを突っ込んでこなかったことです。

誰の目にも、その文章は、「二兎を追うもの一兎をも得ず」という文章に、脳の中で変換されていたのでしょうね。

実際に書いてあるのは、「一兎を追うもの二兎をも得ず」なのに、脳に届いた文章は、「二兎を追うもの一兎をも得ず」になっていたんでしょうね。

というか、それほど誰も真剣に読んではいなかっただけ?


さて、ことわざである「二兎を追うもの一兎をも得ず」というのは、一度に2つのことをやっていると、両方ともうやむやになってしまうとか、2つともうまくいかない、というような意味ですね。


しかし、企画やアイデアの発想時点では、「二兎」を追うことで、全く新しいものが出てくる場合もあります。


また、仕事と遊び、どちらを取るかというような二者択一を迫られた場合、単純にどちらかを選択するのではなく、両方とも選択できることがあります。

仕事の上手な人というのは、そうして自分のスキルを伸ばしています。


「わたしと仕事、どっちが大事なの?」と奥さんに迫られたりしても、よく考えれば、その両方を取れます。

ですから二者択一、三者択一が目の前にあっても、その一つを選択しなければならない時ももちろんありますが、全てを融合することができないかということを考えることで、まったくしい第三、第四の選択肢が誕生するということもあります。


あなたもいろいろな択一を迫られても、単純にすぐに一方をとるのではなく、融合、コラボモ考えてください。

そうすることで、頭もまだまだ柔らかくすることができます。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。

藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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