言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

マンネリイベントに活!

2011-05-19 08:37:28 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は朝からよく晴れました。天気予報では、暑くなるということです。
今日は1週間ぶりの太田商工会議所での店舗改善支援の日です。
これから行ってきます。


さて、昨日はこのブログで、「母の日」「父の日」の定番になった似顔絵コンテストを、ちょっとひねることでマンネリ化を防ぐことができるというようなことを書きました。
今日はその続きです。

昨日は選考方法にひとひねりすることで、一度のイベントを二回楽しめるというようなことを書きましたが、今日はその展示方法についてです。

展示方法は昨日も書きましたが、どこもだいたい1ケ所集中型ですよね。

じゃあ今回は、店内のどこに貼ってあるのか分らないようにすればどうでしょう。
たとえいつもとは違う場所に、といっても、同じように集中して貼り出していれば、それは結局同じことですが、一枚ずつ違う場所に貼り、自分の子供が描いた似顔絵を店内ぐるりと回って探してもらうという展示方法だって、面白いんじゃないかなって。

そうすることで、何が得られるかというと、くまなく店内をお客様に回ってもらえるということですね。
常連客になればなるほど、大体足を運ぶコーナーは同じになってきます。しかし似顔絵を散らばせて貼り出すということによって、お客様にいつもとは異なるコーナーにも足を運んでもらえるというメリットが出てきます。

そこでお客様が新しい商品に目がいき、もしかしたら手にとってもらえるかもしれない。
さらには購入してもらえるかもしれません。
購入にはいたらなくても、自然とお客様の店内滞留時間が長くなります。

お客様が店内にいる時間が長くなると、同時間帯にたくさんのお客様が店内にいることになり、にぎわいを演出することになります。

店内にたくさんのお客様がいるということは、その雰囲気で、お客様が手にする商品がひとつでも多くなれば、それはそれで販売促進になるわけです。
いかがでしょうか。

ちょっと頭をひねるだけでいいんです。
いつもとは違う天助方法をひとつ浮かぶだけで、マンネリ化してしまったイベントも、新しい、面白いイベントとして復活するわけです。

常に考えていることが大切ですね。
その考えの元は「どうしたらお客様がいつも楽しく店内で過ごせるか」ということです。
決して「どうしたらもっと売れるか」ではありませんよ。

「どうしたらもっと売れるか」ということを頭において考えると、ろくな考えに到りません。
『お客様に楽しんでもらえるために』『お客様に喜んで買っていただくために』
そのためには自分がお客様になってみればいいんです。
お客様の目で店内を見てください。


それでは今日はこれで。


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繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
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2.「あるスーパーの再生物語」<2>

2011-05-18 16:24:26 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回、水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それではどうぞ。

2.「あるスーパーの再生物語」<2>


社長は会う前にもう一度企画書に目を通した。
その企画書のメインは、ある日のMR日記だった。

<◯◯スーパー ある日のMR日記>

青果はおおむね季節の品物だけで、あまりボリューム陳列はされていないが、フルーツなどの陳列には高低を利用してある程度は上手に変化を持たしている。だが、これといった目を引きつける商品の存在感がない

次に鮮魚、精肉という普通通りの陳列。
鮮魚は冷蔵ケース内での展示が主で、あまり商品点数が多くない。
MRした時間が午後5時あたりだから、この時間帯からは調理済みの鮮魚が売れ始める頃なので、もっとボリュームがあっていいのではないかなと思った。
低い冷蔵ケースにパック詰めされた魚類が一段ずつ、それもケースの底が見えるというのは、品薄さだけが目立ち、購買意欲をそいでしまう。

総菜コーナーでは数種の弁当を売っているが、鮮魚コーナーの近くにも1種類弁当があった。
弁当は弁当としてまとめた方がお客様にも選びやすい
天ぷらは数種類ずつパックされているが、これはすべて単品の方が買いやすい
欲しい天ぷらがあっても、その中に食べたくないものが入っていると、やめておこうという気の方が勝つ。
このパック詰め商法は店側の論理だけで、お客様のためには全然なっていない。
お客様が自由に選んでこその総菜ではないだろうか。

弁当の種類も少ないし、サイドメニューも少ない。サイドはどちらかというとおはぎとかそういうものに逃げている。
もっとここは充実した方がいいのではないだろうか。◯◯団地という大きなマーケットを囲いこむぐらいの
総菜天国であった方がいいのでは。
特に団地は中高年も多くなり、自分で煮炊きするよりも、少量ずつ調理されたものの方に手が伸びるのではないだろうか。

狭い店内に雑貨のレーンがあったが、この店に雑貨は不必要な気がする。
ついで買いを期待しているのだろうが、そんなことより、そのレーンにも基本的な食品を展示するべきではないか。

さてMRで買ってきたものを実食してみた。
まずは弁当。炊き込みご飯だったが、パサパサで、お箸に乗らない。
弁当で一番考えなければならないのは、冷たくなってもおいしく食べられるかどうかではないだろうか。
またおかずの中には、一緒に買ってきた天ぷらの詰め合わせの中にあったものと同じもの(椎茸)がついていたのにはがっかり。
竹の子の煮物は冷凍物でふわふわした舌触り。カボチャはパサパサ。ごぼうのきんぴらは一本一本が太すぎて、醤油味だけしかしない。天ぷらは衣が多すぎて、ベタっとしている。
弁当用の丸くけずった竹のお箸は、割り箸と違って趣があり、これは良い。

太巻き寿司はまあまあおいしく食べられた。
今食べた弁当、いったい今日のいつ頃作ったんだろう。パックを見ても調理時刻が記入されていなかった
おそらくお昼前に作って残ったものじゃなかったのか。こんな弁当じゃお客様からそっぽを向かれてしまうだろう。

その店の立地などの特性を生かそうともしていないで、ただ何となく売れそうなものだけを並べている、特性のない店だった。


以上が、A4コピー用紙1枚にびっしりと書かれていた。
社長はそれを読み、その通りだと思った。反論の仕様もなかった。

                           つづく

<3>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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定番!似顔絵コンテスト

2011-05-18 08:28:10 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

「母の日」や「父の日」のイベントとしては、定番の似顔絵コンテストがあります。
量販店やスーパーではよくある光景に、「母の日」や「父の日」が近くなると、募集して当日の1、2週間前から店内に貼り出します。
だいたい店頭や特設スペースに一括展示するのがまあ普通ですね。

何もかも普通。

新しさがない分、定着したイベントとして、毎年それなりの応募があります。
優秀賞を決めるところもあれば、決めないで平等に商品を手渡すというものまで、選考方法も2通りぐらいで、これもいたって普通。
なんだか普通づくしで、面白くないですよね。

毎年似顔絵コンテストを催すのは悪いことではありません。
保育園だって、幼稚園だって、両親の似顔絵を描かせますからね。

だから、選考方法にユニークさを持たせるとか、展示方法に凝ってみるとか、工夫を凝らすことが必要ではないでしょうか。

選考方法では簡単に考えられることとしては、お客様の投票によるとかね。
その投票だって、多分親戚票などの組織票(?)もあるでしょうが、それはそれで大歓迎すればいいんです。

お客様に賞の名称を考えてもらって、それこそユニークな賞の名称を選び、同じく表彰して商品を渡すとか。

とつのイベントで二度お客様が楽しめるという方法だって、お客様を倍以上お店に来てもらう仕掛けづくりになります。親戚動員だって、わざわざお客様がお客様を連れてきてくれるのだという発想であれば、告知に入れておけばいいでしょう。「組織票大歓迎!」とか。
面白くすれば、お客様だって乗ってくれます。

いかがでしょうか。
通常のイベントを非通常化するのは、あなたのアイデアひとつです。
イベントとはある種、非通常化ですからね。



それでは今日はこれで。


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ポジティブ・シンキング

2011-05-17 07:06:12 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

私が尊敬している経営者に日本マクドナルドの原田泳幸氏がいます。
そのまえはアップル日本の社長を務めていました。
原田氏が日本マクドナルドの社長に就任した時は、“マックからマックへ”と当時は面白く言われました。

まあそれは今回関係ありません。
でも私個人はずっとMacintoshを使ってきたせいで、その社長にも興味があったので、原田氏が「カンブリア宮殿」に出演した時も、もちろん見ました。

そのときに原田氏が言った言葉の中で今でも心に残っているものがあります。
その言葉に触発されて原田氏の書かれた本も読みました。
さてそのときのおっしゃった言葉がこれです。
「(サービス業や量販店では)雨が降ったら客足が落ちます。しかしじゃあ雨が降ったら降ったで、客足が落ちない工夫をするのがサービス業だ。そういったポジティブな思考をするように社員には言っている」というような内容の言葉でした。

雨が降っても、雪が降っても、それこそ槍が降っても、客足が落ちない工夫というより、客足がもっと上がるにはどうすればいいか、それが商人でしょうね。

ちょっと考えればグッドアイデアが出てきますよね。
簡単な例でいうと、「雨が降ったら店内商品全品10%オフ」とか、そのようなPOPを晴の日に店内に貼っておくだけです。何の手間もいりません。それだけで、雨の日にも客足が途絶えないはずです。まあそれでも購入したい商品がたくさんあることを祈りますが。

「雨が降ったら、店長じゃんけんセール」なども面白いですよね。じゃんけんして勝てば20%びきとか、時間を決めたお客様全員参加のじゃんけん大会で、最後まで残ったお客様のレジ精算分は半額に!など、いろいろ工夫できます。またお客様が喜びます

要はアイデアとちょっとした工夫です。
いつもまったく新しいことを考え出すというのはしんどいことですが、いつものことにちょっとひねりを加えれば、お客様には新しいこととして受け入れられます。

いつも新鮮な売場の演出を! いや“買場”の演出を!

もうすぐ梅雨に入ります。
雨の日にもすすんで来店していただき、お客様が楽しく買物していただく工夫を。

今日の天気予報は午後から雨らしいです。
雨と聞いて、そんなことを思いました。


それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <10>

2011-05-16 16:26:14 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第10回目です。

10.書いて、書いて、書いて、書きまくる

いいコピーライターになるためには、日頃から情報収集が欠かせないのは、当たり前のことです。
そしてもうひとつ大事なのは、いつでもコピーを書いているということです。
いつでも、どこでも、何をしているときにでも。
そしてその書いたコピーをどうするかということも今回のテーマです。

簡単です。
思いついたフレーズは、どんなものでも、どんどん書いて、ストックしていくことです。
そのフレーズにあった題材が出てくることもあるし、それをその商品に合ったフレーズに置き換えることも可能です。
エッセイ的になっても構いません。
とにかく、思いついたら、書くこと。
書いて、書いて、書きまくり、それを記録しておくこと。

何でもいいんです。
たくさんストックしたら、今度はだいたいの分類です。
その分類は、自分に分かりやすいものにしておくのがいいでしょう。
普通だと、社会、経済、暮らし、住まい、世界……などという分類になりますが、そこは自分らしく、自分向け、友達向け、貧しい、豊か……などのように、自分によく判るキーワードにして分類しましょう。

もしコンピュータに打ちこんでいるのなら、フォルダをそれぞれ作成して、よく判るようにデスクトップに整理しておきます。
もし手書きなら、同じ大きさの封筒(角1か角0ぐらいの大きさのものが最適でしょう)に、書いたら放りこんでいきます。

そしてたまに、開いてみます。
さらに、行き詰まったときなども、それらを見つめるのもいいですね。
使えるものがなくても、リフレッシュできますから。

今まで、クライアントなしで書いた自由なコピーを読むと、新たな意欲が湧いてきます。
さらに忘れていたようなフレーズも出てきて、新鮮な驚きにも出会えます。
行き詰まったら、まず手持ちのストックを探すというのが、早くスランプを脱出できる方法だと思います。

==書きまくりの効用==
<その1>
コピーを書くと言う前に、ものを書くという練習になる。
 書くということは、頭を使い、手を使います。
 そこから言葉であれ、短い文章であれ、書くという行為が、文章の調子や文体の独自性を生み出すことに大いに寄与するということです。
<その2>
書いているうちに、自分のスタイルができていく。
 とにかく書きまくるわけですが、不思議とだんだんと自分の書くスタイルができていくのです。そうなってくるとさらに書きまくりが面白くなります。
<その3>
ストックが増える、ということはポケットが多く、大きくなるということ。
 以前にも書きましたが、自分のポケットにいろいろなコピーがたまっていきます。このたまったコピーは、後々になって、いろいろ役立ってきます。
<その4>
それだけ書いたという自信ができます。
 たとえ、書いたものが役立たなくても、いいんです。書くことによって、文章のレトリックやテクニックがだんだんと身に着いてくるから、それだけでもめっけものなんです。
<その5>
なんといっても、書くことで文章に慣れる、ということですね。
 思いついたらすぐ書くために、持っていた方がいいツールがあります。それは、7,8千円ぐらいで買える、デジタルレコーダーです。それなら、車に乗っているときなどの、すぐ書くことができない場合にも録音しておけばいいんですから。いいフレーズはドライブ中であっても、浮かぶ場合もけっこうあります。いえ、そんなときほどいいフレーズが思い浮かびます。ぜひとも手に入れておきたいツールです。自分を高めるためのツールは大いに利用しましょう。
 
<11>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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一流と二流の営業

2011-05-16 08:33:34 | 一流の営業を目指そう

▲家内が作ったバクダンドーナツです。わが家では勝手に“福まるドーナツ”と言っています。
近所にもお裾分けしました。うまいって評判なんです。

こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

先日、私のメルマガ「消費者目線のマーケティング」を愛読してくれている数少ない貴重な知りあいから、「先日の話は本当の話ですか?」と、会ったときに聞かれました。
→→→消費者目線のマーケティング

基本的にはこのメルマガに書く内容は本当のことです(少し脚色することもありますが)。
営業マンのアフターサービスのことについて書いたものです。

内容は、自分のお客様なのに、アフターサービス関係は自分で日時などは打合せしないで、業者に直接させるのは、失格であるということが骨子でした。

お客様との付き合いはあくまでもその会社であり、その営業マンなのにも関わらず、業者に任せてしまうというのは、自分でお客様とのコミュニケーションをシャットアウトしてしまう愚かな行為なんです。

二流の営業マンに言わせれば、そんなことは時間の無駄だ、その時間はもっと新規客に向けた営業するべきだ、などという人もいます。

なぜそれが二流かというと、今までの客様を大事にしない営業マンに、新しいお客様だってついてこないからです。
今までのお客様の後ろには、たくさんの潜在顧客がいます。
顧客を大事にするということは、これから新しくお客様になろうとする人をも大事にするということなのです。

一度購入してもらえば、アフターサービスは業者にまかせた方が、そちらの方が専門家なんだし話が早いんだ、という思惑だったら、それは大きな間違いです。

たまたま上記の場合の買物というのは、住まいだったのですが、それほど大きなものでもなくても、たとえ小さな電気製品だったりしても、販売した担当営業マンがきちんとお客様と打合せすべきなんです。
自分が打合せをした後に「それでは詳しい時間については、業者の方から電話させますので打ち合わせていただけますか」というのならいいんです。


また、修理には、業者だけを寄越して、自分は来ません。
修理が終わってからも、一本の電話とてありませんでした。
自分が同行できない場合もあるでしょう。そんなときには、かわりの営業マンをつけるべきなんですが、それさえないんです。

契約内のアフターサービスなので、一銭の利益にもならないことだからという意識があるんでしょうか。
そんなことを考えているのなら、本当に馬鹿だと思いませんか。
きっと一流の営業マンから見れば、何ともったいないことだとでも言うでしょう。

目先の利益のみを考えるととんでもない未来が待っています。
日本語には「手弁当で駆けつける」という言葉あります。
手弁当」で駆けつけると、その後にはたいへんな「ごちそう」があるということを知っている人が、一流の営業マンなんでしょうね。


それでは今日はこれで。


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日曜日の朝は「がっちりマンデー」

2011-05-15 08:47:15 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は朝から晴れわたり、これこそ五月晴れというような青空で、風も強くなく、窓を開けておいても、微風がときおりカーテンを揺するだけです。
苦しめられていた花粉もほとんどなくなり、窓をやっと開放することができるようになりました。


さて、さて、さて、と。

日曜日の朝は、7時半よりTBSの「がっちりマンデー」を見ることにしています。
軽いバラエティの体裁をとったビジネス番組です。

今朝は「東大阪市のすごい職人さんたち」というテーマで、数人のすごい腕を持つ職人さんが紹介されていました。

しかしその人たちは一人をのぞいて、50代以上です。
まあ考えてみれば、それほどの年齢にならないと、そういったすごい腕にはならないでしょうから、そのための熟練期間が必要なんだからしょうがないとも言えますが、もっと若い人たちで、優れた技術を持つ人たちが紹介されるようになれば、まだまだ日本の技術は安泰なんでしょうが。

東大阪市の町工場の人々といえば、世界を驚かした人工衛星「まいど1号」を作り上げた人たちですね。
町工場の集積地といえば、関東では大田区が有名ですが、関西では東大阪市です。
大田区の町工場の多くは試作品の製作に特化した工場や職人が多く、世界中から仕事の依頼がきているそうですが、東大阪市の町工場の多くが、あるひとつの優れた技術を武器に、量産品というか、実際の製品を作っている工場が多いのが特長だそうです。

日本人の持つ、細部まできちっと仕上げる世界一ともいわれる精密技術は、やはり国民性で育つものでしょうが、その国民性も、最近の若い人たちの行動を見ていると、なんだか怪しくなってきているような気がします。

情報を探せといえば、すぐにインターネットに飛びつき、足で探せといえば、車を使います。
コミュニケーションはケイタイに頼り、本を読めといえば、その本はマンガです。
別にマンガが悪いというのではなく、それもTPOなんです。

その場その場で一番適切なツールを持って事に当たれば、日本人は日本人ならではの国民性がまだまだ養われる素地があると思うんですが、いかがでしょうか。



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ライバル視の善し悪し

2011-05-14 06:33:50 | 販売促進コンサルタントの日記

▲妻が散歩中に見つけたアマガエルです。わかるかな。光の加減で白くなっていますが。
車から降りて歩いてみると、自然の思いがけない風景にも会えるということですね。

こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

「あそこの店がやってるから」とか「あの会社のやり方はこうだから」などと、特に競合店やライバル企業のことを名指しにして、さらには目くじら立てて意識することがあります。

その意識の仕方には二通りあります。
ひとつは、相手を倒そうと考えてそのために力をかたむけること。
追い越せ、たたき潰せといわんばかりの敵対心丸出しの競争意識。

この敵対心から何が生まれるでしょうか。
生まれるのは、消費者無視の自己都合ばかりの営業方針。
いったい何のために自分の店は、会社はあるのだろうかというような、第三者から見れば馬鹿ばかしいけんか腰。

もうひとつは、ライバルをお手本にしながら追いつけ、追い越せという謙虚な意識。
こういう意識の時は、ライバルの長所を研究しながら、自分のところにうまく取り入れながら、さらには自分たちのライバルよりも優れているところを探求しながら、それを伸ばしていこうという研究心。

私がまだ広告会社に勤務しているときにお目にかかったクライアントのトップは、自分で会社を立ち上げた人が多く、激しい競争を繰り返しながら、成長した人が多いようでした。

そういったトップの中でも多かったのは前者のタイプで、特に社員の前ではわざと敵愾心を煽り、社員を鼓舞することがよくありました。

そして、戦後の高度経済成長期に育った、いわゆる“モーレツ社員”と言われる中で育った中間管理職の方たちには、それに輪をかけたような、とにかく社員を鼓舞することが、営業でライバルに勝つことだといわんばかりに、拳を振り上げて朝礼を指揮するというような、今から見ればなんだかカリカチュア的な光景も実際にありました。

今でもまだそういったことを励行する企業があるようですが、果たしてそれで企業は真の意味で成長するんでしょうか。
相手に勝つこと、それだけを目標に自社の存亡をかけるというような、どこか方向が間違っているような感じもするのですが、いかがでしょうか。


本当のところはわからないので違っていたら悪いのですが、今問題になっているユッケ中毒を起こした焼肉店の社長を、テレビのニュースだけを見ている限りでは、とてもエキセントリックで、社内では猛烈に社員を鼓舞しているようにも感じられました。
いい方向に行けば良かったのですが、それが悪い方向に向いてしまったような感じです。

これからの時代、お客様を大切にするのはもちろん当たり前のことですが、それと同等に、社員の方、アルバイトまでを含めて大事にする企業が伸びていくように思えます。企業から大事にされる社員は、お客様にも敬意を持って接するはずです。

新興企業では、わざとライバルを作って社員を鼓舞することも必要ですが、それが行き過ぎにならないように、社員が萎縮してしまうような鼓舞のやり方ではなく、相手を尊敬しながら、いいところは真似をし、自身の長所を伸ばしていこうと指導していく方が長い目で見ると、結局その方がいい結果が出るのではないかと思います。

何を言いたいのか途中でちょっと変な方向にそれたようですが、言いたかったのは、今の時代、そしてこれからの時代は競争より、共生、ではないでしょうか。

お互いを尊重しながら、自分たちの良いところを伸ばしていきませんか。相手がいるからこそ、あなたも、あなたの店、会社も存続していけるということもあります。
あなたがライバル視する企業、店にも、お客様にとっては良いところもあるんですから。そうでないと生き残っていませんからね。

そんなことをふと思った早起きの土曜日、でした。
朝日がまぶしく東の窓から入ってきました。


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今だからこそ積極的に

2011-05-13 08:48:07 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝5時に起きてみました。

というより、昨日できなかったある書類を今朝仕上げて、先方の始業前にメールで送るために、半ば強制的に、自分を叱咤激励し(それぐらいしないと、怠け者心満載の私の精神はなまくらなんですが)、自然に目を覚まし、ムックリと起き上がりました。

初夏以降夏の間は5時にもなると夜が明けていて、けっこう明るいので、つい起きようという気にもなります。
これから毎日(といっても夏までぐらいですが)、この時間ぐらいに置き始めたいと思います。
このように広言しておくと、嫌がる意識にむち打つことができそうですから。

昨日は2週間ぶりに商工会議所に、商業店舗支援で伺いました。
先週はこどもの日で休みだったからです。

どこを尋ねても震災前と震災後というくくりで、さらに業績が悪くなったという声ばかりです。
以前ですとリーマンショック前と後というくくりでしたが、今は「震災」という言葉が経済状況のキーワードとしてもよく用いられるようになっています。
それほど日本にとっては、災害としても、経済的にも、戦後最大のショックな出来事だったということです。

しかしその震災で特需を迎えている業界もあります。
たとえば建設重機のレンタル企業やオペレーター。東北地方への運送関係。災害用品の製造業・販売関係………。
それで経済が少しでも活発化すれば、その効果は他にも波及します。
人が動けば、経済も動きます。
このゴールデンウイークは、それこそ震災後には落ち込んでいた国内観光地は、何とか通常の人出に戻り、ほっと胸をなでおろしています。

そういう経済効果が早く地方の小さなお店にまで届くことを祈るばかりですが、祈っているだけではらちがあきません。
また、震災のせいだといえば、それで納得しているというような方も見受けられます。
何かのせいにすれば簡単でしょうが、それでは何も生まれてきません。

逆風はあなたが一歩飛躍するチャンスでもあります。
逆風にめげないでください。
何だかんだといいながらも、今までたくさんの危機を乗り越えてきたのですから。
辛抱するのではなく、積極的に打って出ましょう。


それでは今日はこれで。


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お客様本位

2011-05-12 08:22:28 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日めでたく100日目の配信の日を迎え、今日は101日目の配信になります。
それを祝してくれようとしているのでしょうか、ここ2、3日、燕がわが家の軒に巣を作ろうとしているようなんです。

燕の巣といえば、ずいぶん以前、まだ団地に住んでいた時、3階にあったわが家の入口の上に燕が巣を作りました。
数羽が育っているようでしたが、あるとき、悲しいことに、その巣が子供のいたずらでしょうか、下に落とされていて、ひなが死んでいました。
今度はそんなことがないように、見守ってやりたい思っています。

また、以前の家にあった柊や楓の木に何度もハトが巣を作り、その度にひなが孵り、巣立っていきました。
最近その木で生まれたハトでしょうか、また1羽、柊の木にたまにやってきます。

引っ越したときに楓は切りましたが、柊は魔除けの意味があるので、そのまま移植しました。
移動といっても、つい10mぐらい南に移っただけなので、まだ場所に心当たりがあったのでしょうか、覚えていたのでしょうね。

いずれにしても、燕やハトが巣を作ってくれると、なんだか運がいいなあと思っています。

さて冒頭の話の続きになりますが、その100日の中には、3月11日という東北地方の、今までに経験したことのない地震と津波の日がありました。

あれからもう2ヶ月が過ぎましたが、いまだにがれきはほとんど手つかずのところも多く、避難所で避難生活を強いられている方がまだ10万人以上もいらっしゃいます。
そんな方々の暮らしをテレビのニュースで見るたびに、今の自分の普通の暮らしが何と仕合せなことか痛感します。
あなたはいかがでしょうか。

商いの道も、基本的なことを普通にやっていれば、家族が食べていけるぐらいの商いはできていくのではないでしょうか。
お客様本位で経営していけば、ある程度の山や谷はあると思いますが、やっていけるのではないかと思います。

お前は口先だけの人間で甘い!というお叱りもあるでしょうが、そういう人たちは果たして、本当にお客様本位で商いを続けているのでしょうか。

自分たちの都合を、知らないうちにお客様に押しつけていませんか。営業時間の設定だって、考えてみれば自分勝手なお客様への押しつけです。だからお客様のことを考えれば、24時間営業も考え出されたわけです。

何もあなたのお店も24時間営業をしろと言っているわけではなく、24時間営業に代わるお客様へのサービスをもっと考えてほしいということなんです。

ひとつには、ネットを利用すれば、自分が寝ていたって、お客様はあなたの店を商品を買ってくれます。
要はアイデアですね。

お客様の立場から、自分の商いを客観的に眺めてみることが常に必要なんです。
そうしてお客様はいったい何を自分の店に求めているのか、それを考えることが大切です。

それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
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2.「あるスーパーの再生物語」<1>

2011-05-11 10:44:02 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田といういうわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


2.「あるスーパーの再生物語」<1>


そのスーパーは10年ぐらい前までは、地方の市内で5店舗を経営する、地元資本ではなかなかの店だったが、その地方の中堅スーパーや大手のショッピングセンターなどの攻勢で、閉店を重ね、とうとう現在は、ある大きな団地内にある1店舗だけとなってしまっていた。

社長は創業の店舗であるここも、いずれ近いうちには、閉店せざるを得ないと覚悟していた。

その原因のひとつは、常連客としていた団地住民の高齢化と、どこでもおなじような、競合店への客離れである。

古くなった団地は半分ほど建て替えられ、よりいっそう高層になった。

そうして新たに移ってきた客層は若い家族が中心であり、その店にはほんの時たま、たまたまなくなったものを買い足しにくるぐらいで、メインの買い物は郊外の大きなショッピングセンターや、近くの中堅スーパーに気軽に出かけた。

頼みの常連客はさらに年齢が高くなり、客数も少なくなる一方であり、少なくなった常連客の買い物点数も少なくなり、客単価は下がる一方であった。

あと何ヶ月持つだろうか。

社長はもうはほとんどあきらめていた。従ってこれという手も打つことがなかった。誰の目から見ても、そこは後数ヶ月持つかどうかだろうと思われていた。

そんなとき、社長は一人の販促コンサルタント本田と出会った。

その出会いが、そのスーパーの再生へとつながったのが、これからの話だ。


本田は、まだこの店には希望があると思っていた。あることをすれば、何とかやっていけるのではと以前から考えていたのだ。

そうしてあるとき、大まかな企画書を書いて社長に送った。

社長はもうあきらめかけていたことでもあり、そんな見ず知らずのコンサルタントからの企画書は捨てようと思った。どうせ最後の骨をしゃぶるつもりだろうと悪く考えたからだ。そう考えざるを得ない経験が過去にあったから、この期に及んでという気持ちから、余計に信用し難かった。

しかし本田の住所を見て、何となく心が動いた。同じ市内であり、さらにすぐ近くなのだ。

まったく違う地域のコンサルタントからの提案であったなら、即座に捨てていたところだが、近くだから一度ぐらいは話を聞いてもいいかな、と軽い気持ちで思ったのだ。

歩いてくるには少し無理があるが、車だと15分も走れば来れるような近さである。

企画書にも自分の店に、実際に何度も足を運んだような形跡がある。

そんな近くだから、これからもいつなんどき顔を合わせるか判らないし、まさか上辺だけのコンサルティングで済ませ、はいサヨナラと逃げるわけにはいかないだろうと思ったのだ。


                          つづく

<2>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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継続することの意義

2011-05-11 08:05:03 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日、今日と曇り空で、雨も時たま強く降ったりで、はっきりしませんが、精神的には自分は雨のほうが何となく落ち着きます。あなたはいかがですか。

さて、今日配信するこのブログは今日で100日目、100回目、です。

このブログの作り方は、竹内幸次さんからセミナーで教えてもらいました。
その節はありがとうございました。

そのとき竹内さんがおっしゃった言葉で、今でも守っていることは「とにかく続けること」でした。
その言葉を忠実に守りながら、休む日もなく、時には1日に2回も配信しながら、約3ヶ月と少し、継続してきました。

飽きっぽい質の自分が、ここまで続けてこられた要因は何か、自分でもわかりません。
ひとつ言えるのは、これが習慣になった、ということでしょうか。

悪い習慣はやめようと思ってもなかなかやめられないのに反して、いい習慣はなかなか身につきません。
それを意地でも習慣づけようとがんばったのではなく、やめたい時はいつでもやめていいんだよ、と自分に言い聞かせながら、大した気負いがなかったことが逆に良かったのかもしれません。

最近では続けなくては、という強迫観念ではなく、これだけはやっておかなくちゃ自分が廃ると思いながら、気楽にやっています。

次の目標は1年間連続、365回です。
1年間続けられたら、きっと何かが見えてくるでしょう。

継続していると何かが見えてくる、とよく言われます。
私が愛読しているある2つのメルマガは毎日配信されてきます。
その方2人ともよく言われていることが、やはり「継続すること。休むことなく、とにかく継続すること。そうすることでいつか見えてくるものがある」ということを言っています。

たかが100回の継続ではまだまだ何も見えてはきませんが、何か見える日まで、そして見えてからもずっとこのブログは書き続けていきたいと思います。

そこで厚かましいお願いですが、これをお読みの貴重なあなたにお願いします。
ちょっとしたコメントでも結構ですので、何かリアクションをください。
もちろん励まし以外の、鋭い批判でも結構です。やはり何かリアクションがあると、もっと書いていけるなあという思いがありますので。

それでは今日はこれで。

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従業員の意欲は積極的に買おう

2011-05-10 08:48:09 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



これは私の家内が手作りしたスコーンです。
プレーンタイプで無添加。甘さもあまりないので、最初の一口目は何となく頼りないのですが、2口目、3口目になってくると、そのプレーンさがたまらなくなりま、ついもうひとつと手が伸びてしまいます。スコーンに合うのはバターかマーガリン。ジャムもいいですね。その他いろいろなトッピングをこれから楽しみます。

今回は近所でいつもお花をくれるところにお裾分けしました。
もしご注文があれば、お作りしますよ。
ご連絡は下記のメールかお電話でどうぞ。なんてね。


さて自慢はそれぐらいにして今日の話題に入りましょうか。

私は職業柄、家内の買物によく同行します。
これはそのときに見かけたことです。

あるスーパーの生鮮売場を物色しながら歩いていたら、鮮魚コーナーの一画で、イカを開いて陳列していました。

POPにも“開きイカ”と書いて展示してあります。
開いて中の腸(わた)を取り除いたもので、もちろん一夜干しとか加工したものではなく、生です。

実際、自宅で生イカを調理しようと思うと、魚をさばくのよりもたいへんです。
それにすぐに臭くなるので、取り除いた腸などはすぐに上手に捨てないと、たいへん。

だから、よく売場でも頼まれるのでしょうね。
実際、家内もよく頼んでいますから。

だから、それなら、すでに開いたものを売場においてみよう、と考えたわけでしょうね。
それならいちいちお客様の方も、担当者を呼んで頼む時間も省けるし、担当者もそれにとられる時間があらかじめ計算できるということで一石二鳥です。

しかし問題は、すぐにその新鮮さが失われていくということです。
ですから何杯ぐらいずつ売場におけばいいのか、初めのうちはちょっと読めないのでしょうね。
そのせいか、売場におかれている開きイカは、少し一夜干しのような感じになっていました。

難しいものですね。

でも私は、その売場担当者の、何とかしてお客様に喜んでもらおうとする意欲は買いたいと思いました。
もちろんそれと並んで、丸のままの生イカもパック詰めされておかれていました。
お客様でも、自分で調理する方はそれを選べばいいことです。

このように、日頃からお客様と直に接している現場の担当者の意欲を、上司はそがないようにしたいものです。

馬鹿な上司になると、そんなことしたらイカの新鮮さがなくなってしまう、とか、なんでそんな余計なことをするんだと言って、意欲をなくさせる人もいます。

たとえその試みが失敗したとしても、その意欲は誉めなければ、次の成功体験が味わえません。
あなたのお店ではいかがでしょうか。

それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <9>

2011-05-09 13:34:31 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第9回目です。

9.メモ、メモ、メモ、メモる

メモ、メモ、メモ、メモ、メモ・・・・・・・早口言葉ではありません。何でもメモしようと言うことです。今回のテーマです。

よく尋ねられることがあります。
それは、「アイデアの引き出し、いくつ持っていますか」って。いわゆる、よく言われる「引き出し」。まあ、商品で言えば、在庫ですね。それも優良な在庫。使えないような在庫は、棚卸で死に在庫として処分されます。いい在庫をどれだけもっているか、またできるだけいろいろな傾向の在庫を持っていた方がいいのだ。というのが今回のテーマです。

それを『キャッチのキラーフレーズ』
と名づけてみました。
必殺のコピーに持っていくまでの、それの基本のスタイルとしてのコピーですね。それをいくつ持っているかで、コピーライターの価値は決まる。というわけです。

それでは、どのようにしてその引き出しに、たくさん、いろいろな種類のアイデア、フレーズをストックしていくか。

それは簡単ですが、時間がかかります。
まず、どんなときでも、浮かんだフレーズをメモる。テレビを見ているときにタレントがふと何気なく言った言葉でも、あなたの感性に引っ掛かったら、それをメモる。誰かの会話の中の言葉が、チクッとあなたのどこかにあたったら、それをメモる。電車の中吊り広告のキャッチで、気に入ったものがあれば、それももちろんメモる。子供の作文や詩には、大人では思いつかないような面白い表現が、たくさん出てきます。それもメモる。

メモ、メモ、メモ、メモ、メモ・・・・・・

しかし、ちょっと待って。あなたはどういう基準でその言葉なり、フレーズをメモしますか。
それにはやはりあなたの感性が必要ですね。
毎回言っています。
<<自分自身の考え方、社会に対する自分の確固としたスタンスを持つ、たいそうに言えば自分の哲学、思想を持つのが大切だということ。>>

やはりこれにいつもなるのですね。僕の言いたいことは。
それを持つことができたら、半ば以上はコピーライターとしては一人前に近づきます。
今回は、とにかく何でも自分の感性のどこかにチクッと触れたら、
→→→メモしよう。

ね。

<例文>
   命は大切だ。命を大切に。
   そんなこと何千何万回言われるより「あなたが大切だ」
   誰かがそう言ってくれたら
   それだけで生きていける。



このコピーは、数年前の公共広告機構(今のAC)のコピーで、ラジオでも同様に、女優の栗山千明がナレーションしていました。聞いたことはなくても、新聞でもときどき掲載されていたので、一度は目にしたことがあると思います。

あなたならこの文章のどの言葉、どのフレーズに、引っ掛かりますか。ひとそれぞれに引っ掛かってくる言葉、フレーズは違います。それがあなたの個性です。

そのフレーズ、言葉から、あなたのコピーライターとしての考え方を基本にして、ひとつのヘッドライン、キャッチフレーズを作ってください。

それが『キラーフレーズ』になります。

ちなみに僕は上記の文章の「誰かが」に引っ掛かりましたので、この文章を選びました。

せっかくいいコピーなのに、『あなたが大切だ』と言ってほしいのは『誰かが』じゃなくて、私に『あなたが大切だ』と言ってほしいのは、特定の人なんです。
『たった一人でいいから、あなたさえ、私の一番愛しているあなたに』言ってほしいのです。
そこまで書いてしまうと、文章が長くなり、ヘッドラインとしても機能が薄れるから、『たった一人でいいから、あなたさえ、私の一番愛しているあなたに』を『誰か』にしてしまったのではないでしょうか。

欲を言えばわたしは、やはり『誰か」ではなくて、ここでは「たった一人でもいいから」にした方が、コピーとしての迫力は増すのではないかなと思いました。
あなたなら、どのように、この素晴らしいコピーを、さらに素晴らしいものにできるでしょうか。やってみてください。

上記は、キラーフレーズとは、ちょっと違う感じのものになってしまったようですが、このコピーのキラーフレーズは、『それだけで生きていける』です。

 『それだけで生きていける』

このコピーがあると、いろいろなものに応用がききます。
たとえば、
『君さえいれば、それだけで生きていける』
『この辞書さえあれば、それだけで生きていける』
頭に商品名を入れれば、ちょっと極端な表現になりますが、結構強い訴求力の持ったキャッチコピーが完成します。

『○○さえあれば、それだけで生きていける』
こういうときは、ボディコピーで、さりげなくちょっと言い訳するんです。「というのはちょっと大げさですが、私たちは、本当に考えています」というように、ね。

コピーの、ちょっとしたレトリックです。

<10>へつづく。

それでは今日はこれで。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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「ユッケ事件」に自戒をこめて

2011-05-09 09:12:01 | 販売促進コンサルタントの日記
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ゴールデンウイークも過ぎ去り、これからは暑い夏に向かって、またひと頑張りしなくてはならないですね。
昨日は久しぶりに晴れて、暑くなりました。
今朝も昨日同様に暖かくなりそうです。

晴れれば暑いし、曇ったり、雨が降れば寒いぐらいになります。
この季節、身体を整えるのがしんどいですね。
でもやっと杉や檜の花粉の飛散も大分おさまり、ちょっと鼻が詰まるぐらいになってきました。


以前にも書きましたが、今問題になっている焼肉店のユッケ問題。様々な問題がクローズアップされてきています。

取り扱い注意の徹底がなく、またこれといった法規制もなく、あいまいなままで今まで業者まかせでやってきたところから、破綻が出てきました。

食べ物は直接人の命に結びつくものなんだということを、今回の事件で肝に銘じて、食品関係の仕事に従事している方たちは襟を正していかなければならないでしょう。もちろんこの自分も含めて。

今朝のワイドニュースショーをちら見、ちら聞きしていると、ある局で、フーズ・フォーラス社の社長の起業から現在までの軌跡をかいつまんで放送していました。
こういう事件がなかったら、近いうちにテレビ東京の「カンブリア宮殿」にでも呼ばれるような、そういった起業物語でした。

社長やトップに近い人たちが、どれほど注意していても、人を使っている以上、その使っている人たちにもトップのモラルを徹底的に浸透させなければ、今回の事件は、これからの企業は成り立たなくなっていくという残念な例でもあります。

彼の、ニュースで聞く言動からは、人柄からきているような正直さがにじみ出てきているように思えて、よりいっそう残念な気がします。
もちろん4人もの人が亡くなっているという大きい事実は、覆しようがありません。
その事実を厳粛に受け止め、その人たちの死に報いるためにも、これからこういった事件が起こらないような規制と、食品関係に従事する人たちすべてが、もう一度、衛生面でも徹底した管理を実施するように願います。

自分も時々「まあ、これはいいや」という気持ちになることがあります。そうしてその結果はいつも良い方に向かったためしはありません。
まあ、いいや」は絶対に負の方向に向かいます。
この言葉を、思いを、まず自分自身から追放しよう。

自戒をこめて。


それでは今日はこれで。


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