言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

子供に職業体験

2011-05-08 07:21:45 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲このPOPは、あるショッピングセンターに入っている、コム・サ・イズムさんの店頭にあったものです。

暗くてよく分からないのですが、これはこどもの日のイベントの告知です。

今、子供の職業体験が流行っていて、東京豊洲のキッザニアはオープン以来人気が衰えないということですが、このショップもそれを踏まえて、今までにない、子供用品の販促に子供用品の単なる割引とかそんなありふれたものではない、一風変わったイベントを催しています。

それは「お子さまスタッフ大募集」というもの。

コム・サ・イズムで販売員やディスプレイを疑似体験しようという、お客様参加型のイベントです。

子供は販売を体験することで、仕事の意味を何となくつかみ、店側はその子供や親を明日からの顧客として囲いこことができます。

こういったお客様がもてなす方を体験してもらうというイベントは、数年前から企画されることが多くなってきています。

「雪下ろしツアー」や「田植えツアー」といったふるさと回帰型のツアーも人気です。
また今回の大震災後のボランティアを、ツアーとして企画しているところもあります。

一石二鳥のアイデアで、相手からも喜ばれ、自分の精神もその分浄化されるといった、体験型イベントが、これからも様々な形で生まれてくると思います。

お店のセールにしても、これからは、こういったお客様が実際に体験することを通じて、心から喜んでもらえるということに的を絞ったイベントに、変わって来るのではないでしょうか。

あなたのお店なら、どんな職業体験のイベントを催しますか。
そして参加されたお客様に、どんなスペシャルな、その体験にふさわしい喜びを提供できますか。

考えてみましょう。イベントのバリエーションが一気に増えますよ。

それでは今日はこれで。


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「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
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寂しいなあ中心商店街

2011-05-07 10:53:40 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝も曇り空で、とうとうゴールデンウイークは毎日あまりいい天気の日がなかったですね。
ニュース等では、東北地方への観光――特に松島への観光客が増えたようだということです。
また松島を拠点にボランティアが寝泊まりしているということもあって、賑わっていたみたいです。

さて、一昨日はゴールデンウイークの連休最後の日ということでしたが、(明日まで休暇という会社もあるようですが)となりの市の中心商店街をちょっとぶらついてみました。

予想通りでしたが、ここも近隣の市の中心商店街と同じく、午後の3時頃というのに、人通りがほとんどありません。5月にしては肌寒い風もあって、とても寂しくなりました。

何か突破策はないものでしょうか。

ここまで来るまでにも、当事者の方たちはたくさん、それこそ数え切れないほど手を打ってきたのでしょうが、どれも実を結ばずに散っていったわけなんでしょう。

しかし打った手はどんな手だったのでしょうか。
おそらく対処療法的なものが多かったのではないでしょうか。

商店街をかつてのようにということは、はっきり言って無理でしょう。
それなのに、元に戻そう、元に戻そうという考えばかりで、どのように変わっていけば、かつてのにぎわいを取り戻すことができるのかという議論というのは、あまりなかったのではないでしょうか。

同じような商店を持ってきても、それは無理です。

チャレンジショップ等もどこでも募集しているようですが、チャレンジショップを開く場合は、その集客方法まで考えてアドバイスしてあげなければ片手落ちです。
ただショップを開く際の金銭的な援助だけでは、いくらいい店を作ったとしても、それが伝わらないうちに破綻してしまいます。

店をまた作るのではなく、たとえ名前は商店街であっても、人が集まるコミュニティを創り上げるという考え方で進めていかない限りは、かつてのにぎわいは戻ってこないでしょうね。

まず最初に、中心商店街をかつての中心商店街に再生していくのか、人が集まるコミュニティスペースにしていくのか、そういったコンセプトをしっかり決めてかからないと、どういう手を打ったところで、対処療法で終わってしまいます。
そうではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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逆境のそばにはチャンスの神様がいる

2011-05-06 08:23:09 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲昨夜、子供の日恒例の菖蒲湯で温まりました。
その写真がこれ。
菖蒲の香りってないんですかね。それともまだ花粉症がひどい自分の鼻が鈍感になっているからでしょうか。


さて、今、新興焼肉チェーン店のユッケを食べたお客様が数人、Oー111という、一部の人を死に至らしめる強い病原菌の問題で、全国の焼肉店も大変だと思います。
私にも最近支援を始めた老舗焼肉店が、クライアントにあります。

幸いその店では、何も問題も起きてはいませんが、やはりお客様は敬遠して数が少なくなってきています。
私はその焼肉店に、こんな状況もチャンスに変えられるというメールを送りました。
それがこれです。
(一部省略)

◯◯様、こんにちは。
ゴールデンウイークということで、震災に対する自粛もやめて、
みんなで元気な日本にしようと活気づけようとした矢先、
焼肉店にとっては大変な事件が起きてしまいました。

関係のない貴店もお客様が減り、苦戦しているとのことですが、こういうときこそ、
貴店のような固定客を持っている老舗ががんばらなければならないときですし、
またこの逆風を捉えて、貴店のお客様に安心しておいしい焼肉を召し上がってもらわなければなしません。
それではどうすればいいでしょうか。
もちろん熱心なあなたのことですから、様々な工夫をされているでしょうが、
こういうときは、今まで来ていただいたお客様に対して、
まずあなたからメッセージを発信してください。
一番いいのは、お客様一人ひとりに対して、貴店での今回の事件に対する取り組みを表明し、
お客様のためにさらにおいしい焼肉を提供していくという姿勢を前面に出すことです。
今回の事件で二の足を踏んでいるお客様のいらっしゃると思います。
そういったお客様に貴店までまた足を運んでいただけるようにするには、
まず安心感を持っていただかなくてはなりません。
こういうときは料金サービス等という手段は使わないで、
誠心誠意、貴店のお客様に対する確固とした安全対策をまず表明しましょう。
文例については、原稿を送ってください。私が添削して、送り返します。
いち早く貴店の安全対策をお客様に発信することこそ、今やらなければならないときです。
今すぐに取り組んでください。
それではまた。いい結果報告があることを祈っています。


いかがでしょうか。
こんなときお客様は事件の起きなかった店に対しても、同じような拒絶反応を起こすものです。それが集団心理ですね。

ですから、こんな危機のときこそいち早く動き、自店の安全対策への取り組みをきっちりと表明し、お客様に安心していただかなくてはなりません。

逆境は考え方次第で、あなたの味方になります。
お客様力(ぢから)を取り入れたお店が勝ちです。


それでは今日はこれで。


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昔ながらの風習を販促に活かす

2011-05-05 09:02:16 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲今年のゴールデンウイークは、このような青空がありません。
 天候まで自粛ムード?

今日は5月5日、端午の節句です。
この日、わが家ではお風呂に菖蒲の葉を浮かせるいわゆる“菖蒲湯”に入ります。
妻がこういった昔からある風習というか、習わしというか、伝習というものを守る人なんです。

節分の豆まき、端午の節句の菖蒲湯、秋の2回のお月見(十五夜と十三夜)、冬至のゆず湯などが顕著なところです。
その他にも、その日に食べるお料理なども必ず添えられます。
まあそれで季節の移り変わりが分るのですから、異論はないのですが、それと同じように、六輝(耀)にうるさく、何か新しく使い始めようとすると、カレンダーを見て、「今日はぶつ(仏滅のこと)だから、駄目」という言葉が帰ってくることもあり、ほとほと困るということもよくあります。

それにそれを強行して、そのせいかどうか分りませんが、ケガでもすると、「ほら、ぶつにおろしたりするからよ」と、なじられることもありますので、ある程度は言うことを聞いていますが、いやはやこの習慣だけはやめてほしいなと思います。

「大安というのは、何もしないのが一番いいという日なんだよ」と、たまには言ってやるんですが、そういうときは馬耳東風なんですね。
カミさんは強し、です。

さてそれはさておいて、なぜこんな話を持ってきたかというと、そんな風習をお店の販促にどんどん取り入れるといいということを言いたかったわけです。
もちろんめぼしいものはほとんど取り入れられているとは思いますが、探せばまだまだ、言ってみればおかしな風習や、その地域でしか食べられていない料理とか、お菓子とかがたくさんあるはずです。

現在では、日本国中を席巻して全国的になった「恵方巻き」なども、もともとは関西のどこかのある地域でしかやっていなかったことを、ある全国チェーンが取り入れることによって、それが国民的な行事になってしまいました。
バレンタインデーのチョコレートなどもそれの典型ですね。

昨日入ってきたあるスーパーマーケットのチラシには、「5月5日に恵方巻きを食べよう」と載っていました。

節分は何も2月2日だけではなく、季節を別ける日が節分なので、年に4回あるからというわけですね。
そして5月6日が立夏だから、その前日の5月5日が節分だというわけです。
言われてみれば反論の余地もありませんが、それでいいんです。

そのように“何か”を探し出して、初めはこじつけでもいいんです、みんなが楽しめるような日を見つけて、それに自分たちが扱っている商品をくっつけていけば、ひとつの販促にもなるわけです。

そういうようにしていくと、販売にもメリハリがついていいと思います。
いかがですか。

今晩入る菖蒲は先日すでに今日のために買ってきてあり、玄関の花瓶の中に入っています。
今年買った菖蒲は(この言葉をキーで打つと最初の変換はこうなりました→勝った勝負――なんだか縁起がいいですね。そういった意味があるんでしょうね、だからそれを風呂に浮かべるのだとか何とか)、蕾がついていたと言ってカミさんが喜んでいました。何かいいことあるのかな。


それでは今日はこれで。


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感謝されるビジネス

2011-05-04 08:23:29 | 販売促進コンサルタントの日記
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前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


▲先日植えたシャラ(夏椿)の苗木です。大きくなるには10年以上かかります。
小さな葉がたくさん茂る日々を楽しみにしていましょう。


数日前の日曜日、TBSテレビで放送された「夢の扉」(毎日曜日午後6:30放送)で紹介されていたのは、地熱(地冷)を利用した空調システムです。

簡単にいうと、地中に穴を穿ち、その下の地中の熱(大体1年中同じ温度)を住まいの床から取り入れて、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるというものでした。
この装置は作った人は、ふるさとの秋吉洞の中の温度が一定なことからヒントを得たそうです。

全国にそのシステムを引っさげて営業のために講演をしたのですが、最初の出席者はたった一人。
そして最初のお客様になってくれたのが母親でした。

しかしその環境に対して負担をかけないということもあって、じわじわと広がり、今では年間100棟の実績があるということでした。

話はそこから東北地方の仮設住宅を建てる会社から、その空調システムを取り入れたいということになります。

そして様々に工夫して材料費を押さえ、実際に取付けられることになったのですが、私はそのとき思いました。

そのシステムは、仮説住宅に対しては赤字を出しても提供するべきではないかということです。
何もボランティア精神で赤字を我慢しろというのではありません。
冷静にビジネスとして考えてみたのです。

昨年「フリー」というビジネス本が話題になりました。
上記の考え方もその“フリー”からの思考なのです。
→→→「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」


そのシステムを仮説住宅に提供することで、話題を集めるでしょう。
エアコン使用の経費を下げ、自然を利用するという、これからの省エネシステムに人々の視線が集まります。
そうすることで、まず今まであまり見向きもされなかったハウスメーカーが興味を示し、個人でも環境に配慮したいという人たちの関心も誘うことになります。

そうなることで一気にビッグビジネスになる要素が出てくるのではないか、と思ったわけです。

社会に貢献しながら、ビジネスを育てることができるのです。
これからのビジネスは、まず人から感謝されるビジネスが隆盛になります。
感謝されながら、ビジネスが大きくなっていく。
これこそ理想ではないでしょうか。


それでは今日はこれで。


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他山の石として

2011-05-03 08:33:14 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝もすっきりしない曇り空です。
ゴールデンウイーク真っ最中とは感じられない憲法記念日の始まりです。

さて、今日の話題は経営者、企業のモラルについてです。

昨日、新興の焼肉店のユッケを食べた子供が、2人死亡したというニュースがありました。
原因はOー111という腐敗菌です。

そこで思い出したのが、私がまだ20代の頃、一度ユッケを一皿丸々食べたときのことです。
そのあと猛烈な下痢に苦しみました。それは中毒ではなく、食べ慣れない生肉をいっぱい食べたことから、おなかがびっくりしてしまって、受けつけなかったというだけのことでしたが、強いはずの若い身体でさえ、そうなることがあるのです。

それなのに、なぜ小さな子供に、親がユッケ(生肉)を食べさせたのかということが気になりました。
それでなくても菌に対してまだまだ耐性の少ない子供に、生肉などを食べさせたのかという親にも少しは責任があるようにも思えます。

しかしそれはさておき、本来なら加熱しなければならない肉を仕入れておきながら、それを店の“売り”として生肉に加工して、平然と出していたという、店のモラルのなさが一番の問題です。
店の映像が出たときに、レポーターのバックにあったポスターには「ユッケがうまい!店」というような文字がありました。

確かに、果物や肉類は、腐る寸前のものが一番うまいということですが、そうなると腐敗菌も増加しているのだということも、頭に入れて、覚悟して食べなければなりません。

一般の店では、そこまで覚悟して食べることもないでしょう。いきすぎたグルメではないんですから、もっと楽しんで食べたいはずです。
従って店の方もいちだんと気を使って、腐敗菌が少ない、死んでから食肉に加工するまでの時間が、できるだけ短いものを厳選して出さなければなりません。

こうした事件が起こると、誰が悪いのかという責任論が出てきます。
しかし誰が悪いにしろ、責任があるのは、その会社の社長です。
新興の会社に多い、企業のモラルをかなぐり捨てて会社の利益を優先させ、先発企業に追いつけ、追い越せという暴走めいたものが、そもそもの起因になっているようにも思えます。

雪印や不二家、石屋製菓の白い恋人の賞味期限改ざん、輸入肉や鰻の国産偽装表示など食品を巡る偽装問題が、21世紀に入って問題になることが多くなりました。

それらはすべて企業のモラルの欠如が原因でした。
これぐらいはどこでもやっている。
これぐらいなら大丈夫だろう、という安易な選択
「これぐらいなら」という言葉のもとに、企業の利益を考えた、消費者抜きの安易な選択を、トップやそれに近い人たちはしてきました。

これからの社会は、企業のモラルも問われます。
モラルをきちんと企業内に浸透させ、偽装などのない企業運営を図る企業がこれからは伸びていきます。

今回の事件を、あなたも「他山の石」、「前車の覆るは、後車の戒なり」として、自分の店や会社を、モラルをしっかりもって経営していってもらいたいものです。

それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <8>

2011-05-02 14:44:15 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第8回目です。

8.聞く耳を持つということ、持たないということ(2)


あなたは聞く耳をどれくらい持っていますか。と、前回も聞きました。
今回も聞きます。
あなたは聞く耳をどれくらい持っていますか。

コピーにはある程度、コピーライター個人のいい意味でのわがままと、社会に対して持っている自分のスタンス、自分はこう思っているんだということに立脚したものを持つようにしたいものです。というより、そのようにした方がきっと成功します。

ずいぶん前のことになりますが、超有名なコピーライターである、というより、そのコピーで一躍脚光を浴びるようになったといっていい、糸井重里さんの名コピー
 
  『おいしい生活』

これもやはり、糸井さんの頭の中には、自分の暮らしはこうしたいという確固としたものがあって、その中から、じゃあそれを言葉に表わしたら『おいしい暮らし、おいしい生活』ということだと、以前からあったのだと思います。それがクライアントのコンセプトにぴったり合致したからこそ出てきた名コピーではないでしょうか。

日頃からそのように考えていなければ、パッと商品を渡されてハイとすぐできるものではありません。本当に何も考えていなくて、そのようなコピーがでてきたのなら、それはもう天才の技であって、普通のコピーライターではありません。そこらにあたりに、そんなに天才コピーライターがごろごろ転がっているのであれば、どんな広告だって、素晴らしいコピーで満たされているわけですから。

たとえば、この1週間の新聞や雑誌の広告のコピーをちなみに見てください。
どうですか。そんなに感銘を受けるとか、よく言えてるというコピーがたくさんありましたか。
ないでしょう。

せいぜいあってもひとつでしょう。たぶんたまたまでしか、素晴らしいコピーにお目にかかれません。そんなものです。天才に近い人こそ、コピー力を高めるために、自分自身のバックボーンを太らせ、養い、いつ難題をふっかけられても対処できるように努力しています。ですから、新しいコピーの依頼があっても、人に聞かなくてもいいコピー、人を感動させるコピーが創れるのです。
     ↓ ↓
 「人を感動させるコピー」
     ↓ ↓
 「人を感動させるコピー」は、人に聞いても出てきません。それこそ日頃の自分の考え方から出てくるのです。そのための情報収集は常に、いかなるときでも必要です。

しかし、その情報はどうして集めますか。
自分の考え方がないと、集められないでしょう。何を集めていいか判らないのは、自分の社会に対する考え方がないからです。

人に聞くのは、自分の考え方を確固としたものにしてからでいいのです。まだ駆け出し、さらに経験2、3年のうちの新人は、逆にいうと、まだ人に聞くのはおこがましいんです。

まず、自分の意志、自分はこの社会に対してどんなスタンスを取るのか、取りたいのか、それを確固としたものにしてください。人に聞かない方がいい、というのはそういうことなんです。


<9>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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節電状態がちょうどいい

2011-05-02 08:34:50 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝もあまりすっきりした空ではありませんね。

さて、ゴールデンウイークに入ってすぐに、2日続けて郊外のショッピングセンターに出かけました。

ひとつはイオンモール。
イベントステージでは、まだブレイクする前の歌手がいわゆるどさ回りで歌っていました。
心の中で、いつかはきっとメジャーにと、闘志を燃やしながら、顔は満面の笑顔で。

しかしその中でいったい何人の人が、数年後ビッグスターへの切符を手に入れることができるのでしょうか。
1,000人いて、ほんの2、3人でしょう。

このような地方のショッピングセンターでのイベントでお目にかかった人の中で、ある程度その後売れたというような人には、私の狭い興味の範囲の中では、いまだにありません。

しかし、かといって、こういった地方の小さなイベントを数多くこなさなければ、またスターへの階段を上がれることも、またそれはそれで稀な、厳しい世界ですね。


さて、モール内はやはり節電で、今までよりはちょっと暗い感じでしたが、そんなに違和感はありません
これはこれでいいんじゃないのかなと思います。逆に今までは照明を使い過ぎていたように思います。

以前にも書いたことですが、節電なら節電で、逆に売りたい商品を目立たせることもできます。
これもひとつのチャンスと、ポジティブに捉えるべきでしょう。

しかしけっこうお客様で混んでいましたので、2基あるうちの1基を稼働させていないエレベーターは、乗るたびに定員いっぱい近くで、ちょっとこれは勘弁してほしいなと思いました。
しかしこれも贅沢なことかもしれませんね。


もうひとつは田舎にある、あるホームセンターがメインのモールです。
ここも賑わっていました。

みなさんあまり遠くへ出かけないで、近くで済まそうとでもしているんでしょうか。
こちらも家族連れで賑わっていました。

みんなやはりこういった連休となると、どこかへ出かけたくなるものなんですね。
せいぜいその人に合った消費をして、経済状況を好転させたいものです。


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サービスを忘れたサービス業

2011-05-01 08:18:27 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日から5月ですね。でも朝から曇っています。
ゴールデンウイークの真っ最中ですが、あなたはどのように過ごしていますか。

東北地方にボランティアで出かけている方々には頭が下がります。
しかしこちらではこちらで貢献する方法もあります。
人それぞれで貢献する仕方で、やりましょう。


さて今日の話題に入ります。

先日仕事で出かけた際に、あるコンビニに、トイレを借りるために入りました。
もちろん只で利用するつもりはなくて、いつもトイレを借りるときには何か買います。

そのコンビニは車で通りすがりの、初めて入ったコンビニでした。
もちろん有名なチェーン店のひとつです。
そのトイレのドアに書かれていたのは『従業員専用』です。
そしてその下に本当に小さく『ご利用の方は従業員まで申し出てください』とありました。

これって変じゃないですか。
もちろん従業員を大切にするのはいいことですが、その前に、客は勝手に使うなというように見えます。
従業員に断らなくちゃ駄目ならはっきりと大きくそのように表示すべきです。

しかしやはりその前に、『従業員専用』ははずすべきでしょう。まずはお客様用とするべきでしょう。
下に小さく『従業員も使わせていただきます』とか表示するのが、サービス業とすれば当たり前のことです。

自分たちの立場から店を見ているということが一目瞭然。
お客様目線じゃないんですね。
おそらく、あまりお客様も入っていないようでしたから、しばらくするとクローズしてしまうんじゃないでしょうか、このコンビニ。

サービス業は、お客様にそのサービスをして、サービスの対価をもらっている業種です。
そのサービスを忘れたサービス業には、明日はありません。
くれぐれもお客様目線を忘れずに商いを続けてもらいたいものです。


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