言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コピーライターになりたいか<49>「良くしようと手を入れて悪くなる」

2012-03-19 10:01:12 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第49回目です。いよいよラス前というところまで来ました。
来週配信分がラストになります。

49.良くしようと手を入れて悪くなる

良くしようと手を入れて悪くなる。
そんな経験ありませんか。

身近な例では、テレビ番組があります。深夜枠で放送されて面白いと人気が出ると、不振のゴールデンタイム(プライムタイム)の番組に代わって、乗り込んでくる。
しかし、ゴールデンにくると、とたんに面白くなくなる。

こんな番組。ずいぶんありますよね。
「やはり 野に置け れんげ草」なんですよ。
それはその時間帯だから、面白いのであって、さらにはその時間帯に見る視聴者が、そういったものを面白がる傾向があるからの面白さで、ごく一般的な人々が見ても、そのコアな面白さが理解できないのです。

さらに、もうひとつ。
一番の悪いところ。それは、せっかくの面白いプログラムに手を入れること。
30分番組だからこその面白さであったものが、1時間物になるからというので、中にもうひとつ面白いものを入れよう、さらには人気コーナーをもっと面白くさせようと、何かもうひとつアイデアを加えて、グレードアップさせる。それがほとんどの失敗を招く原因なのです。
そんな番組、あなたもきっと2、3、すぐに思い当たるでしょ。

もっと面白くしようとして手を入れると、失敗する。だいたいゴールデンに来て潰れる番組はそんなものです。余計なことをするな、です。
ことわざにあるじゃないですか。

    『蛇足』

まさにそれですね。

その番組やコーナーの面白さは、それだから面白いのであって、そこにもうひとつ何か「足」を入れてもっと面白くしようとすると、そのコーナーのコンセプトが違ってしまうんですね。
それを分っているディレクターなり、プロデューサーって、案外少ないんですね。

判っている人は、悩むでしょうね。
これはこの時間帯だから面白いのに。そんな時間帯に持っていってしまうと、面白さが半減してしまうんだよとか。
たとえば以前面白いという評判の「時効警察」ってドラマがありましたよね(ちょっと古いか?)。
あれを夜の8時台にそのまま持ってきたと考えてください。きっと評判は落ちると思います。
あのドラマが持っているコアな面白さの判る人はいると思いますが、
見る人が多くなれば、全体的に見る人の嗜好範囲が広まり、それと共に薄くなってしまうんです。

皿の上に出した濃い醤油を、水のたくさん入った大きいボウルに入れてしまうようなものです。
醤油の味は少し残りますが、全体に大味になってしまいますよね。
そういうことです。

また、15分とか30分とか短いから切れ味があるんであって、倍の長さにすると、その切れ味が鈍ってしまうということもあります。

「すべらない話」という人気番組。
あれだって特番で2時間もゴールデンタイムで何回もやりましたよね。
それぞれの芸人さんの話そのものは相変わらず面白かったけれど、そのあとにゲストの話やら表彰などという、やらなくてもいいようなことをやったおかげで、面白かった話がどこかへすっ飛んでいってしまった感がありました。
かといって、あのすべらない話を2時間聞いているのもちょっと苦痛かな、とも思います。
やはり深夜枠でやっているあの時間がちょうどいいのでしょう。

現在注目されている番組を、よほど力のあるディレクターでなければ、さらに面白くすることはできないでしょうね。


コピーだって、デザインだってそういうことなんです。
もっと良くしよう、これも入れればさらに良くなると思って、あとひとつふたつ情報を追加してみる。
そうなるとまるで別物のくだらないコピーになってしまう、ということが多々あります。



経験ありませんか。

自分ではこれが一番いいと思っているのに、上司に、これ入れればもっと良くなるから入れてみろ、なんて言われて、それをクライアントに持っていって、けなされる。
余計なことをしなければ良かったのにねえ。
かといって、上司の命令には逆らえないし。

そんなときはどうします?

自分でクライアントと話せれば、そのときに、じゃあ、このコピーちょっと取ってみましょうと言って、取ってしまいましょう。
それでOKが出ればしめたもの。

上司には、クライアントの意向ですと言えば、それでOKですからね。
でも、コピーの追加修正をクライアントに言われたら、ちょっときついですね。

そんなときには、自信のあるコピー案と、クライアントの言うコピー修正案2点を見せてみることをお勧めします。
よく分っているクライアントなら、きっとあなたの案を採用してくれるでしょう。
担当者がデクノボウだったら、それはそれであきらめましょう。
金を溝に捨てるのは、あちらさんなんですから。


とにかく、コピーにたくさんの情報を詰め込むのは、やめた方がいいです。
せっかくの言いたい部分が、その他の余計な情報で霞んでしまうからです。

しかし、最初作る段階では、ほとんどすべての情報を入れこんでみることが必要です。
そして、何回も読みながら推敲し、少しずつ削っていくんです。
もうこれ以上削ったら、情報は伝わらなくなってしまうところまで、ギリギリ切りつめます。

そしてもう一度、今までに削った情報が必要でないかどうか、検討してできあがるのが、本当のいいコピーではないかな、と思います。

それが凝縮された、素晴らしいコピーなのではないでしょうか。


<ラスト50>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
クリック→売れるキャッチコピーを作ろう
毎日たくさん出される広告のキャッチに注目して、気になったもの、気に入ったものをピックアップして解説しています。土、日曜日を除く毎日配信中です。
もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「社長専用」

2012-03-19 09:14:43 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

北風が強いせいか、朝から目がかゆい。
鼻も詰まり気味。
ピークですね。
3日ぶりぐらいに晴れた朝です。


さて、今日は「社長専用」ということでお話をしてみますね。

わたしがまだ会社勤めをしていたときのことですが、クライアント先へよく出かけました。
そこでいつも感じたことですが、ある程度大きくなった(といっても地方でということで、中小企業の方の「小」の方ですが、だいたい)会社の玄関付近まで行くと、だいたい一番いい場所に「社長専用」とか「役員専用」という文字をペンキで書いてありました。

専用駐車場ということで、社員はもちろんですが、出入り業者も、そこには車を駐めるな、ということですね。
もちろんお客様にもそう宣言しています。
偉そうですねえ。
まあそこでは社長ですから、一番偉いんでしょうが。

バブル崩壊以前まではそれが当たり前ということで、誰も不思議には思わなかったでしょう。

しかし21世紀に入ってまで、そのように「社長専用」という線引きを駐車場にしている会社があるんでしょうか。
最近はやはり時代の趨勢ということでしょうか、ほとんどお目にかからなくなりました。
よかったですね。

まだあるよ、という会社はありませんか。
即刻やめしょう。

やめるわけにはいかないのなら、「社長専用」駐車場は一番端っこにしませんか。


玄関に一番近い駐車場はお客様専用にすべきです。

お客様とはもちろんその名称の通りのお客様も入りますが、お取引先もお客様であるという発想を持っていただきたいと思います。

あなたの会社に利益をもたらせてくれるのは、「お客様」なんです。
その「お客様」の中には、お取引先も含まれます。
たとえ下請け先であっても、重要なお客様です。

なぜ?
それが分からなければ、今の時代、これからの時代の経営者としては失格ですよ。
よく勉強してください。
ひとつだけヒントを。


あなたの会社の製品なり、商品なりを一番先に購入するのは誰でしょうか。
それはお取引先の社員であり、その家族なんです。
一般的にな商品ほど顕著ですよね。

だって、自分たちが取引している先の会社の商品を率先して購入することで、その会社がうるいます。
そして、そのためには自分たちが卸している部品なり、材料なり食材などが使われるわけですから、自ずと多くの注文が入り、それだけ自社も潤うわけですね。
だから、あなたの会社の商品を一番たくさん購入するのは、お取引先だというわけです。

たぶんライバルの会社の商品を率先して買うわけにはいかないですよね、心情としても。
そういうわけです。

逆に下請けいじめなんかをしていると、そうした取引先から恨まれて、ライバル会社の商品をわざと買うということにもなってしまいますよ。

単純な思考ですが、案外そうした心情は、日本人はしっかりともっていますよ。


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ひらがなネーミングは、痛い!

2012-03-18 10:04:53 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は、雨は降っていませんが、今にも降ってきそうな空模様です。
今日一日こんな天候なんでしょうね。
天気予報では最高気温が17℃ぐらいになるということですが、この天候じゃ無理でしょう。
冷たいですよ。

さて、今日の話題です。

東武鉄道の「業平橋」駅の駅名が「とうきょうスカイツリー」駅に改名されました。
まんじゅうやせんべいじゃあるまいし、何も駅名まで変える必要はなかったと思いませんか?

このブログでは、あまり様々なことへの批判は控えてきましたが、これにはちょっとひと言言わせてください。

まずなぜ「東京」でなくて「とうきょう」なんでしょう?
これもまたひらがなです。
いい加減にしてほしいと思うんです、ひらがなの多用は。
元の愛称「東京スカイツリー」にしても、東京は漢字です。
なぜそれをわざわざバカっぽくひらがなにしたのか、理解に苦しむところです。

「東京」という漢字を読めないのは、幼児とか外国人ぐらいじゃないでしょうか。
せめて「東京」ぐらいは漢字にしてほしかった。

もちろん根本は、「とうきょうスカイツリー」駅そのもののネーミングを批判しているんですが。
せっかく歴史のあるいい「業平橋」駅という名前があるのに。
これを改悪といいます。
コピーライター出身のわたしから言わせれば、はっきりって、最低。
まだ「東京空塔」の方が面白くないか。
まあこれだってつまらないけど。


なぜひらがなにする必要があるんでしょうね。

この「とうきょう」に限らず、最近は漢字をひらがなにあえてするところが増えてきています。
そのひらがなにする人の言い分は「みんなに親しまれるように」とか「漢字を読めない人がいるので」といった大衆をバカにしたコメントです。

お菓子などのネーミングにあえてひらがなを使うというのは、これはよく分かります。
しかしれっきとした公共性の高い駅名などはその歴史性まできちんと考えてネーミングしてほしい。

「業平橋」駅の「なりひら」が読めない人がいるから、という理由も聞いたことがあります。

読めないから逆にいいんじゃないですか!
これは「なりひら」と読むんですと説明するところから、乗客とのコミュニケーションが生まれるんです。
で、「なりひら」というのは昔の歌人で云々というところから、読めなかった人も、在原業平という歌人の存在を知ることができ、その文化まで知ることができるんです。

ひとりよがりな馬鹿な大人が、今の子どもを生み出しているということ。
それをもう少し考えてほしいんですよ。

かつて、平成の大合併の際に、どこかの市が中部セントレア空港の傍にあるから「南セントレア市」にしようというあほなネーミングを考えたところがありましたが、あまりのバカバカしさに市民の反対でその案はなくなったということもありました。
どうして行政とか公共性の高い企業では、そんなバカバカしいことを平気で考えつくのでしょうか。

そういえば、ある愛称の件で都知事の一喝で、バカバカしいネーミングにされずに、いい名前になった地下鉄線名もありましたね。

東武鉄道の社長も、その駅名に一喝できなかったんですか?
はっきり言って、「とうきょうスカイツリー」は、痛い!


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ネームバリューも左右する

2012-03-17 10:03:42 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝遅めから小雨になりました。
このまま今日は雨の一日になるようです。

昨日ある大きなショッピングセンターの3階から北の方を眺めると、赤城と榛名が眺められたのですが、もやっとしていて、遠くにある谷川方面の雪山はほとんど見えませんでした。
そのもやっとした中には、きっといやな杉花粉もたくさん混じっていたんでしょうね。
ガラス越しに眺めるだけでも鼻がつまり、目がかゆくなってきます。条件反射とでも言うんでしょうか。
いや実際にもその中にもいっぱい飛び交っているからでしょう。


昨日は時間が空いていましたので、私の奥さんと二人で、義父のお墓参りに行ってきました。
お彼岸だとけっこう混む霊園なので、その彼岸の入り1日前に行ったというわけです。
その帰り、ちょっと寄り道して、大きな郊外のショッピングセンターに行ってきました。

昨日は金曜日というのに、そのショッピングセンターのフードコートは混んでいました。
でも、10軒ほどあるお店でもお客様が並んでいるところと、全然お客様がいないところとがくっきりと別れているんですね。

お客様が並んでいるところは全国的にも有名なところが多く、並んでいないところはあまり有名でないお店です。
それは驚くほどはっきりとしていました。
後者ではラーメン店もありカレー店もありましたが、わたしも名前の知らないところです。
ああいった地方の大型ショッピングセンター内のフードコートでは、有名どころでないと、厳しいようです。

それは一般客が多く、その店のネームバリューがないために、お客様はどうしても有名なお店にいく方が安心感があるんです。

まあまずくはないんでしょうが、もちろん食べたらおいしんでしょうが、こういったところのお客様はファミリー客も多いために、冒険をあまりしないんです。
そういったフードコートに出るのも、あまり知られていないお店はちょっと考えた方がいいでしょうね。

もちろん場所柄、そのショッピングコートの立地条件にも左右されます。
例えば首都に近いところでは、支持される店であっても、地方の、それも市街地から離れたショッピングセンターへ、ウイークデーに行くお客様は、多分それほど味の冒険はしないはずです。

休日にはある程度お客様を見込めても、ウイークデーのお昼どき、一人もお客様がいないということは、考えなければならないことでしょうね。
こういうところへの出店はネームバリューもけっこう重要なポイントになるんですよ、味よりも、こだわりよりも、ね。

いくらおいしんだと叫んでも、お客様の耳には届かないと思います。
ある店ではドリンク無料券を店の前で配っていましたが、それに釣られて並ぶ人は、私の食べている間はいないようでした。

店の前で配ってもダメでしょうね。
最低でもコートの入り口、いいのはショッピングセンターの入り口、そしてエスカレーターの上り口、降り口でしょう。
そして黙って手渡すのではなく、店名と扱っているメインの料理名ぐらいは言わないと。


吉本隆明さんが亡くなりました。
「共同幻想論」で目覚めた私たちの思想的なバックボーンにいつも彼がいてくれました。
そして彼は、吉本ばななさんという希有な才能もまた送り出してくれました。
すごい人も、やはりいつかは死んでいきます。
理想論ではなく現実を見据えながら、語っていた吉本隆明さん。
ご冥福は祈りません。
ぜひとも、あの世でも鋭い目でわれわれを見ていてほしいと思うだけです。



それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

特殊な商品?

2012-03-16 09:52:32 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

寒いですねえ!
身を切られるようなという表現がありますが、それに近い感覚ですね、昨日も今日も。
明日から明後日にかけては雨だそうです。

昨日は特に強風で、その中を、商工会議所の新しい支援先を訪問しました。

いろいろなお店を回っていわれることは、「うちはちょっと特殊な………」という決まり文句。
特殊だと言われれば、どんなお店だって扱っている種類が違えば、特殊になります。
自分の店は特殊なものを扱っているから、と言うんですね。

まあこれは企業すべてにいえますが、じゃあ相手にしているお客様も特殊かといわれれば、別にみんな普通の人ですよね。
だいたい3食食べて、夜には寝る(夜働いていれば、昼間寝る)、ホームレス以外は寝る場所も布団もあります。
ある特殊なことをしている人が対象だといっても、その人そのものは普通の生活もしているわけで、全然違わないわけです。

でも店の売れ行きが悪くなると、うちは特殊な商品を扱っているからとか言って、逃げるわけです。
そう、逃げてるんですね。
うちは特殊だから」と言って。

そういう考え方をまず頭の中から追い出してしまわないと、商いの神様はどんどん遠ざかっていきます。
というよりも自分からわざわざ遠ざけているんです。

どんなに特殊だと言っても、相手は普通の人なんです。
普通の人にお店を知ってもらって、その人が欲しがるものを販売すれば、買ってもらえると思うんですけどねえ。

お前は当事者じゃないから“この”商売のことは分からない、という人もいます。
でも、じゃああなたは、いったい誰にものを売ろうとしているんですか?

買うのは消費者なのに、その消費者を、お前はこの商売が分からないって言ったら、誰が買うんでしょうか。

消費者にその売りたい商品のことを分かってもらわなければ、いつまで経っても売れないですよね。
それをうちは特殊な商品を扱っているからとばかり言って、何もしないで、腕を組んで通りをにらんでいたって、そりゃあ売れないですよ、はっきり言って。

あなたにとって、ここで販売している商品はこのように価値があるものです、このようにあなたの暮らしが楽になります、快適にしますと、言わなければ………。
そして通り過ぎていく人を振り向かせなければ。
通り過ぎていく人もいなければ(今の商店街のように)、商店街に来るように、あなたの思いを伝えなければ。

昔は良かった。何もしないでも、並べれば売れた。
だから今、何かしなければ売れない時代なのに、何かをする工夫もできないのでしょう。
手をこまねいている暇があったら、考えましょうよ。


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ある実践的なセミナーで

2012-03-15 08:31:50 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

少し北風もあり、風そのものはまだ冷たいですね。
でも春の出先機関ともいうべき杉花粉の飛散が最高潮らしく、けっこう目にも鼻にも来ています。
これから約1ヶ月、辛い時期になりそうです。


昨日はある接客セミナーに行ってきました。

このセミナーでは、タイトルが「また来たいと思わせる接客術 お客様満足度100%のサービス」というものでした。

中身はお客様と笑顔で接し、自分がお客様に好まれるようになろうとするような内容で、そのほとんどが参加者が3組の輪になっての、対人関係で物怖じしないための練習というものでした。

講師の手引きで、ゲームのようなものを3つほど行ったのですが、だんだんと時間が経つにつれて、みなさんは生き生きと笑顔になり、接客の基本が分かったような感じになっていました。

それを持ち帰ってお店での接客に活かしてほしいなと思います。


しかしわたし的には、サブタイトルの「お客様満足度100%のサービス」というものが、全然内容の中になかったことが不満でした。

講師の方は、ほとんど参加者に実際にやらせるので、お話というものがほとんどなく、それをあてにしていった私などは、肩すかしを食わされたような感じです。
実際物足りなかったですね。

でもまあ、このセミナーは私なんかが聴講するべきものではないので、文句はいえません。
もしかしたら他の参加者には大いに役立ったのかもしれないですからね。


この参加者に実際にコーチしながらセミナーを行うというところは、役立たせてもらうつもりです。
実際にやってもらって、それにアドバイスを加えていけば、より実践的なものになるという確信も出てきましたし。



その帰り、信号待ちでクルマが止まっても、何だかクルマが揺れるんですね。
エンジンの揺れではないもの。

後で帰宅してからニュースを見ると、三陸沖で起きた地震のせいでした。

その後サッカーオリンピック最終予選のバーレーン戦を見ていたら、後半開始すぐに、今度は緊急地震速報が!
ほんの少し経ってから、ゆっくりとした横揺れが来ました。
震源は千葉の銚子沖でマグニチュードが6.1もありました。

その地震報道で中断が3分。
中継が再開されたら、何と日本に1点が入っていました。
そんなものですね。
その後すぐに追加点。
おめでとうU-23代表!

さて、今日2回も大きな地震が東日本で起こりました。
これもまだ去年の地震の余震なんでしょうか。
いつになったら収まるのやら。




それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「手もみ専門店の販売促進」(その4)

2012-03-14 09:29:23 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「手もみ専門店の販売促進」(その4)


「私たちは、ここで若い人に向けたリラクゼーションというものを基本にやりたいわけです」

「はい」

「そういうことで始めたわけなんですが、言いました通り、なかなか軌道に乗らないので、どうしようか、と」

「はい、それで私に連絡をいただいたというわけですよね」

「ええ。でも本田さんはなんだか、のらりくらりと私の言いたいことを、なんだか避けて通ってるようで、ちょっとばかし頭に来たというわけです」

「はい、その通りです。済みません。これがまあ私なりのやり方でして、いつも怒らせてしまうんですよね」といって本田は無邪気に微笑んだ。

この微笑みで相手がいつも気を許してしまうのだ。


「じゃあ本題に入りますか。柴田さんは、現時点でいちばんやらなければならないことは、なんですか」

「近所に銭湯なんかできなければ、サービスをよくして徐々にお客さんを増やしていけば、定着していけるだろうって考えていたのですが、お客さんがそれほど増えないうちに、銭湯ができることになってしまったので、今いったい何から手を付けていいか、分からなくなっている状態なんです」

「なるほど。予想では、銭湯にこちらのお客さんも行ってしまうだろうと」

「いや全部が全部とは考えてはいないですが、ある程度とられるだろうと」

「ふ~ん。でもまだとられたわけじゃないですよね。できてないんだから」

「ええ、まあ」

「それなのに今からとられるのを仮定して、おびえているというわけですよね。第三者から見れば」

「いやおびえてるなんて、そんな人聞きの悪い」

「そうですか。私じゃなくても、そう見るんじゃないですかね。おびえる前にすることはたくさんあるとは思うんですが」

「たとえば?」

「たとえば………、そうですね」

「現在登録していただいているお客様に対して、何かアクションを起こしました?」

「一度、DMを送りました」

「どのような?」

「まあご利用していただいたお礼です」

「いいですね。それに何か次回の来店を促すものをつけました?」

「ええ、サービスクーポンを」

「やってるじゃないですか。それなのに、なんでおびえているのかなあ」

「え、でもそれだけじゃ、お客さんはきっとあっちへ行っちゃいますよ」

「柴田さん、ちょっと聞きますが、あなたはそれほど自分の店の実力に自信がないのですか?」

「――いや、そんなことは………」

「だってさっきから聞いていると、もう銭湯におびえ切っているという印象だけが目立ちますけど」

「そうですか?」

「ええ。意識し過ぎじゃないですか。そんなものに気を取られている時間があるのなら、もっと自分たちのお店、特にお客様に対して、もっとサービスを強化するためにどうしたらいいのかって、もっと真剣に悩まれた方がいいと思いますけど………」

「………」


<5>へつづく。

(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

安売りさせるなよ

2012-03-14 09:21:54 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝も晴れて、家の中から見ると暖かさそうです。
でも飛び交っている花粉が目視できそうな………。
昨日、外に出た途端、涙目になってしまいました。
鼻の方はそれほどでもなかったのですが。
今日もたくさん飛びそうな感じです。


さて、昨夜テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ていて思ったことがあります。

ネット通販の特集でした。

シーンは、楽天が出店している企業に持てるノウハウで、売上アップを指導するところです。
その企業はまだ出店して間もないところから売上も低迷しています。
そこで楽天の担当者がてこ入れのために、まず店を多くのお客様に知ってもらうために、ある商品を半額で売るようにとアドバイスします。

そこで私は、ちょっと待てよ、と思ったのですね。

半額で売るのはいいですよ、その商品は確かに売れるでしょう。
しかし、その後また定価に戻すんですか?
定価に戻したらとたんにまた売れなくなるはずです。
じゃあまた価格を下げて………。

結局その商品の販売価格は、半額とまではいかないでしょうが、当初もくろんだ定価販売はきっとできなくなるでしょう。
そのキャンペーンはまだ知られていない店の認知度を高めるためという名目でしたが、私はその戦術はまちがっていると感じました。

まだ出店して間もない店ですから、知られていないのは当然です。
(はっきり言って、その店のネーミングそのものから見直ししなければいけないとは思いましたけどね)

しかし、店というものは商品力ですよ、まず第一には。

ですからその商品をもっとアピールする方法を伝授しなければ、きっとその店は、売上が落ちてきたらまたその半額セールに飛びつくのではないかという危惧が大いにあります。

商品力をアピールするためには?
安売りしたってダメですよね?
当たり前です。その商品の魅力そのものをいろいろなメディアを通じて発信しなければ。

そこんとこ、ミスったなあ、って。

まあ私のこの感じたことが間違っていて、その後この店が大いに繁盛すれば、それはそれでいいですけどね。

今回はこのようにテレビで紹介されたことで、マスメディアという違った方面からのアシストで、結局繁盛店になる可能性はありますが。
このような例はまれです、はっきり言って。

ほとんどの店でこのような半額セールを奨励するということは、結局運営会社だけが儲かるというシステムなのではないかという気もします。
あなたはどう思いますか?

それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

高齢者向け住宅

2012-03-13 09:10:26 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝はまた真冬に戻ったような冷たさです。
最低気温もマイナスです。
昨日の草津の積雪はこの冬一番だったとニュースでも報じていました。
そしていよいよ本番となってきたのが杉花粉
今朝、というよりも、昨夜寝る前あたりから目がかゆくて、今朝はもうかゆくて。

鼻の方はまだ薬は飲んでいませんが、詰まり気味です。
外に出るのがいやになる季節。
本当はいろいろなを探しに、出かけたいのですが。


さて、このブログで毎週月曜日に「コピーライターになりたいか」というもうひとつのブログも連載してきましたが、再来週でひと区切りになります。
そこで次の連載を考えたのですが、次は「ぼくの空想商店街(仮題)」というフィクションを連載しようと思っています。今度は新作ですので、それこそランダム配信になるとは思いますが、ちょっとは期待してください。
自分が思う商店街の様々な形態を空想のままに書き綴っていきます。
実現不可能なものばかりだと思いますが、それを参考に何か新しいものが動いてくれればいいなと思っています。



というところで今日の話題ですね。
今日は、高齢者向け住宅のブームについて、ちょっと。
というのは、昨夜、テレビ東京の「未来世紀ジパング」を見ていて感じたことを率直に述べてみたいなと思ったのです。

国の法律も整備されて、今高齢者向けの集合住宅が、これからの住宅建設会社のもうひとつの戦略として注目を浴びてきているそうです。

それでこの番組の中でも、大手や地方の建設会社の高齢者向け集合住宅の実例が紹介されていたのですが、これからその高齢者に向かう現在のの自分たちからその部屋を見てみると、ことごとく狭いなという感じを受けました。


紹介されたところはワンルームばかりです。
そのワンルームを見てみると、今時分の娘が住んでいる都内のワンルームマンションとほぼ同じ広さ、というよりも狭さ、です。
ですから実際にそこにも泊まったこともあるので、言えますが、ずっとあの中でいると、何だか息が詰まりそうになります。
あそこで終の暮らしをするのかと考えると、何だかいやですね。
国の基準では25㎡以上あることとなっていますが、それじゃ狭いような気がします。


そこで思ったのですが、今急増している団地の老朽化と住人の高齢化がありますが、その団地群を高齢者向けに建て替えていけばいいのになあということです。
番組の後半にもそのことが出てきましたが、リノベーションすることで、高齢者も快適に暮らすことができる部屋も確保できるのではないでしょうか。

自分が座り込んで、手を伸ばせば欲しいものを手にすることができるというのもいいですが、動ける間は、やはりもうひとつ“隣の部屋”に行くという自由さも欲しい気が大いにします。

もちろん老人ホームのような不自由さがないのはとてもいいことで、これからは生活すべてが管理される老人ホームではなく、そのような自由に暮らせる終の住処がありがたいのですが、そこにもうひとつ、作り手の会社の方も考えた方が、より支持されるのではないでしょうか。
そんな気がします。

しかし高齢者向けの商品もいよいよ住宅にまで及んできましたね。


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

コピーライターになりたいか<48>「なってどうする、コピーライター」

2012-03-12 09:14:24 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第48回目です。

そろそろ約束の50回に近づいてきましたね。
これが終わったら、次は「ぼくの空想商店街(仮題)」というフィクションを連載しようと思っています。
自分が思う商店街の様々な形態を空想のままに書き綴っていくものです。
実現不可能なものばかりだと思いますが、それを参考に何か新しいものが動いてくれればいいなと思っています。



48.なってどうする、コピーライター

前回も、今回も否定的なタイトルですみません。

コピーライターを目指しているあなたは、コピーライターになっていったいどのようにしていきたいのかというヴィジョンを、持っていますか。
始めたばかりでは、まだ海の物とも山の物とも判らないものに対して、明るい幻想は抱けませんよね。
まあ逆にいいますと、幻想は持たないで、コピーライターを目指してもらいたいなあと、老婆心ながら、思っています。

どうして?

それは、一時は時代の寵児として扱われた一瞬があり、その一瞬輝いた時代に、子供時代を過ごした人たちにとっては、なりたい職業はと聞かれて、文科系ではヨコモジ系のコピーライターという職業もある程度注目されたからです。

でもその時代は一瞬でした。

糸井さんや中畑さん、それに真木さんなんかが注目された時代とは今は異なり、コピーライターの誰々という個人の名前が人の口にのぼらない時代になりました。

コピーライターという職業がそれだけ社会に認知されたんだといってしまえばそれまでですが、現代は一人のコピーライターの力でひとつのキャンペーンが成功するというような、単純な時代ではなくなったのではないでしょうか。

それよりも、CD=クリエイティブ・ディレクターの力で、コピーライターも活かされているということではないでしょうか。
今実務でがんばっているCDは、コピーライターが注目された時代にヒヨコとして育ち始めた年代です。
それから考えると、先の糸井さんなみの力の突出したような人が今はいないとも言えるのかな。

いやそうじゃないと、ぼくは思います。

企業の広告キャンペーンのやり方そのものが、まったく異質な形になってしまったからだと僕は思います。

時代は変わります。

唐突ですが、「時代と寝た女」と言われた山口百恵という歌手を知っていますか。
糸井さんたちが活躍した時代はちょうど彼女が活躍した時代とダブります。
そうなんです。あの時代は、特定の人に極端にスポットが当る時代だったのですね。

現代は?

現代は、そう、「個」にスポットが当る前に「個」が属している組織が注目されます。
お笑いの吉本興業であり、モ-娘。のハロプロであり、SMAP等のジャニーズ事務所であったり。
AKBは、まだ秋元康という個人に注目が集まっていますが、あれだって彼個人の力ではなく、プロデュース集団がひとつあったはずです。
「もしドラ」の作者もその中にいましたしね。

広告も、誰が作ったの? ではなく、どこが作ったの? どこが取扱ったの? ということです。
コピーライターはそういった組織の中の一人として、機能するようになってきているんですね。
そこでは職人的な作業、力はいらなくて、チームの中の一人として力を発揮できるように訓練されます。

いかがですか。ヒヨコのあなたは。

ここでやっと最初に戻ります。
なってどうするコピーライター、です。
コピーライターになってどうしますか。

概して、コピーライターという職業の人間は、一人でやりたがる人が多いようです。
あまり人と強調しないで、自分独自の道をいきたがる、というような。
わたし自身ももそうですから。
ある程度自分を殺して、チームの中の一員として機能しています。

あなたはいかがですか。

チームワークが大好き? 
そう、それはよかった。

これからはあなたのようなコピーライターがいいのだと思います。
自分の持てる力を、チームの中でうまく出していける人。
プロダクションや代理店ではそういった人が望まれています。
まず最初はプロダクションや代理店から始めなければコピーライターはやっていけません。

最初からフリーで、なんて。
仕事は多分、絶対に来ません。

組織の中でコピーライターとして、力を発揮していく。
たぶん、その中から自分の目指すところが出てくるだろうと思います。


なってどうするの、コピーライターに。

コピーライターになって、世の中を動かしてみたい。
ひとつでも動かすことができたら、次からは仕事の方からやってきます。



さて、前回と今回は、コピーライターになるための勉強というより、どちらかというと、ならない方がいいよ、というような感じになってしまいました。すみません。

次回はまた、駆け出しコピーライターのためのためになるものを提供します(?)。


<49>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
クリック→売れるキャッチコピーを作ろう
毎日たくさん出される広告のキャッチに注目して、気になったもの、気に入ったものをピックアップして解説しています。土、日曜日を除く毎日配信中です。
もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

一から、もう一度

2012-03-12 08:47:11 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は久しぶりによく晴れています。
昨日は夕方まで雨が降ったりしていましたが、昨夜遅くにはもう星が出ていました。

何日ぶりでしょうか。
でも気圧配置は、これから冬型になり、日本海方面では真冬並みの雪が降るということです。
この晴れは真冬のあの冬晴れなんですね。
昨日までの雨は山では雪だったようで、この部屋からよく見える榛名山の頂付近は白くなっています。


昨日は3月11日で、日本中が鎮魂の一日となりました。
東日本大震災1周年という区切りを迎えたわけですが、これを区切りにしてはいけないですね。
原発の後始末が終えるまで、続くわけです。

昨日はどこへも行かずに、報告書やらメルマガ配信やらで、1日中、家の中にいました。
そして一昨日伺ったお店に提案できることも考えていました。

提案することの第1は、商いの基本に戻ろうということですね。
商売が行き詰まったら、まずこれです。

商売が行き詰まると、何か突飛なアイデアでも出して、一気に状況を改善しようと走りたいのはよく分かりますが、行き詰まったときこそ、自分がこの商売を始めたときの心構えというか、心意気というか、なぜこの商売を始めようと思ったのか、それをもう一度始めから考えてみた方が、道のりは遠回りでも、いい結果が早く出てくるのではないかなと思います。

最初から、
よっしゃ金儲けをしよう!
この商売ならがっぽり儲けることができる!
なんていう考えから商売を始めた方も多いでしょう。

まあたいていはそういう考えから商売を始めます。
それは批判しませんが、そんな人でもたいてい途中から考えるわけです。
商売は、お客様あってのもの」だということ。
お客様が笑顔で帰っていく顔を見たい
そういうような考えるようになると思います。

いまだに金儲けが一番最初の理由に来るようでは、今は良くてもすぐに下降線をたどるはずです。
お客様をないがしろにして商売が成り立つわけはないはずです。

一から、もう一度。
そうすることで、今やらなくてはならないことが自ずと出てくるでしょう?
いかがですか。



それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

早く誰かに相談しよう

2012-03-11 10:21:34 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日で405日連続配信になります。
3月11日。
“あの日”は、金曜日でした。
今年は閏年ということで、2日飛んだわけですね。
今朝は、あの日と同じような曇り空です。

昨日もほとんど雨は止まずに、小雨程度で濡れてもどうということはない程度ですが、降り続いていました。
今朝もまだ降り出しそうな気配の雲が時おり空を覆います。
テレビでは朝8時を過ぎるとどの局も震災関連です。
当たり前のような気がしますが、それも右に倣えで、どうかなあという気もします。

はっきり言って、あの、これでもかという津波のシーンはもうあまり見たくないです。


ですので、ここからは震災に関連のない私事にします。

朝から鼻水は出るは、涙も出るはで、トイレに坐っているときなんか、トイレットペーパーを丸めて、両方の鼻に突っ込んで鼻水を止めていました。
でも、口だけで呼吸するというのはけっこう難しいんですね。すぐに口の中が乾いてきます。
鼻に突っ込んであったペーパーをとると、また一斉に両方から鼻水が流れ出し、昔の青ばな小僧状態に。

朝独り言を呟いたその声は、若山弦蔵さんのような低~い、いい声!
あ、アレルギーじゃなくて、風邪だなこれは、と思ったのですが、妻の無情なひと言。
「昨日喋り過ぎたんじゃないの」

ああ、そうでした。

昨日はコンサルの仕事で、あるお店に伺いました。
そこで5時間半ほど、相手の話を聞きながらこちらも途中で夢中になり、ついつい喋ったので、今朝はついこんな声になってしまったんだな、って。
しばらく妻と話していたらいつの間にか、元に戻っていました。
残念なような気もしますね。

薬を朝食後飲みましたが、それでも鼻水も、くしゃみも、涙も止まりません。
それで宣言しました。
「今日は外には行かない。買物は一人で行ってくれ!」って。

まあ昨日の報告書も仕上げなくちゃならなので、出かけるのは物理的に無理です。

昨日行ってきたところの話は、もちろん守秘義務もあり、書けませんが、何かの参考になるところは、また一般的な話として後日お話しします。


さて、私たちに持ち込まれるお店は、企業は、結局のところ、繁盛しているところはありません。

当たり前ですけど、困って困ってどうしようもない、もう自分で考えられないところまできた、せっぱつまったところから相談の話が持ち込まれます。
私もこれは辛いですね、はっきり言って。

もう助けようもないというところもあります、正直言って。
もう少し早く相談に来てくれたらって、思いますね。

でもそういう方ほどがんばり屋さんなので、自分で何とかしようともがきにもがくんですね。
それで二進も三進もいかなくなってから、しかるべきところに相談しようとやってくるわけです。
その気持ちは充分過ぎるほど分かります。

だから余計に思うんですね。
自分で悩まないで、少しでもうまく行かないなと思ったら、商工会議所なり商工会、産業支援機構などに早く相談した方がいいと思います。
無料で支援してくれる制度もいろいろありますから、できるだけ早く行くようにしてください。

まあそうしてくれると、私たちもありがたいですね。
小さな瑕ほど直しやすいのは、けがも同じです。
放っておいて膿んできたら、そこにまた違うばい菌が入って大ごとになってしまいます。
特に店舗や企業運営などは、小さな瑕からつぶしていかないと、たいへんです。

速く手当てすれば大丈夫なところでも、遅すぎると、手がつけられなくなります。

頑張るのはいいんですが、頑張りすぎないようにしてほしいですね。


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

自分マーケティング

2012-03-10 09:47:04 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

珍しく昨日からずっと雨が降り続いています。
ニュースで見ると、東京は牡丹雪がたくさん降っていましたが、こちらは雨です。
こちらの方が北なのに、どうしてでしょうか。
よくありますね、こちらは雨なのに、東京が雪だということは。
逆の場合はあまりないのに………。


さて、私は朝2日に一度ですが、事務室の床を雑巾で拭きます。
事務室には大きな鉢の観葉植物が2鉢あります。
ひとつカポック、もうひとつはドラセナ、通称“幸福の木”ですね。
カポックはゆうに180cmほどあり、ドラセナも150cmぐらいにはなっています。
掃除のときはそれらも移動させます。

でも簡単です。
鉢皿にはキャスターがついているからです。
そうです、キャスター付きの鉢皿なんですね。さらに、大きな鉢ですが、用土は半分ぐらいで、その下には軽石ではないのですが、それに似たものが入っているので、軽いんですね。
わが奥さんにも軽く運べるようになっています。

これって、まあ植物には悪いんでしょうが、それを飾る人にとってはその2つともありがたいものです。
特にこれから歳をとるにつれて重いものもあまり持てなくなってきますので、ありがたいと思います。

これはやはり、使う人の身になって考えだされて、作られたんだなって思います。
もしかしたらこのニーズは、観葉植物をレンタルしている花屋さんなどの要望から生まれてきたのでしょうか。
それともたった一人の観葉植物の好きな人から出てきたことでしょうか。


さて、コンサルをしていて言われることに「お客様のニーズがもう分からない」ということがあります。
長年同じ仕事をしていると、だんだんとお客様が望んでいることが判らなくなってくるということらしいです。
それは時代の流れで仕方のないことで、自分がその時代の流れを読めなくなってきているということですね。


それでは、そのようにどうしようかと行き詰まったときにすることのヒントを。

それはまず自分自身の今とこれからをマーケティングすること、です。

自分自身の好き嫌い、嗜好、生きていこうとしている方向などを、自問自答していくんです。
そうして自分がお店に要望すること、暮らしはこうあってほしいということを考え、その解決するためにはどうすればいいのか、それです。
その答え、もしくは見えてきたものが、あなたのお店の、会社の進むべき道なんです。

人それぞれで、万人が望むものなんてありません。
まあ幸福なんてのは万人が望むものですが、どんな幸福かと問われれば、そこにはさまざまな違いが出てきます。

あなたの望むものと同じ方向を向いている人だけがあなたの店に来てくれる、あなたの会社が送り出すものを支持してくれる。
それさえキャッチできれば、いいはずです。

すべての人が望むものをあなたの店で提供できたとして、そのすべての人があなたの店に入り切ることはできません。
あなたの店に入り切る人が来ることでいいわけですから、万人が望むものでなくても、あなたが望むものでいいわけです。あなたが望むものは、きっと数%から数10%はいるはずです。その数%でもお店なら充分すぎるのではないでしょうか。

一番いけないのは、“みんな”は何を望んでいるか、なんて考えることです。

“みんな”に対応しなくてもいいんです。
あなたの嗜好にあった人が支持してくれるだけで、きっとあなたの店でも会社は立派に成り立ち、さらには繁盛していけるはずです。

いくらユニクロのファッションがたくさんの人に支持されているといっても、“みんな”ではありません、きらいな人だっています。
じゃあそん嫌いな人たちは何を望んでいるか、それを考えてもいいんです。
まったく実態のない“みんな”という言葉に惑わされないで、自分マーケティングで一度考えてみてください。


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

“経世済民”

2012-03-09 09:58:53 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝からしっとりした雨が降っています。
いわゆる春雨で、少しぐらいなら傘がなくてもそれほど濡れないだろうというような降り方です。
これから来週にかけてはまた冬に逆戻りのような天候になるそうです。
もういいんだけどね、いい加減。

昨日街を走っていたら(もちろん車で、ですけど)、そこら中で目にするガソリンの価格が、とうとう1ℓ150円というところも出てきました。
これはあの1年前の震災後のガソリン不足のときとほぼ同じような価格です。
あのときの私の入れたガソリン価格で最高が152円でしたから。

円も最近はまた80円台にまで安くなり(?)、これに輪をかけたイラン騒動による原油価格の高騰が絡まってきているようです。
困るのは石油価格が上がると、野菜の価格も上がるということです。いや野菜だけではなく、燃料が必要な製品すべてに響いてくるということが問題です。

石油元売りは簡単に上げてくるでしょうが、末端のわれわれのようなところはそういうわけにはいきません。
寒さによる生育不足に加えて、燃料価格の高騰、震災後の復興もままならないこの日本の経済はいったい?


復興に一番いいのは、人が働き、それで得たお金で商品を消費するということです。

そうすることで商品が動き、工場や商店が勢いを得ることができるということです。
経済はそうして回り始めると、正のスパイラルでどんどん良くなっていくのではないでしょうか。


この「経済」という言葉は、明治になってから入ってきた言葉で、誰が「エコノミー」という言葉を「経済」という日本語にしたのかは忘れたのですが、経済とはもともと“経世済民”という四文字熟語からなっています。
社会をおさ(経)めてて、民を救う(済)ということです。
今の“経済”では民を救うことはあまりされていないということですね。

昨日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」のゲストは築地銀だこの社長佐瀬さんでした。

佐瀬さんは最初、以前私が勤めていた会社と目と鼻の先にある場所で、焼きそば屋を開業し、そこから苦労の末、今の株式会社ホットランドを築きました。

その佐瀬さんが震災後、桐生市にある本社を石巻に移しました。
その前には「ホット横町石巻」をいち早くつくり、100人の雇用を実現させました。
そしてその後すぐに本社移転も発表しました。
彼のような行動こそ、“経世済民”を地で行くものではないでしょうか。

寄付金という一時的な支援ではなく、人を常時雇用することによって、経済を立て直すということを実践しています。
初めての給料日の前日、みんなワクワクしてるんです。冷蔵庫を買うんだ、洗濯機を買うんだと、みんな目を輝かせているんですよ」
この言葉こそ“経世済民”をもう一度本当に考えるときに、必要なものではないでしょうか。

考えてみれば、日本の高度成長期には人々は3C=カー、クーラー、カラーテレビを買うんだと張り切り、経済活動を活発化させることで、どんどんGDP(当時はGNPでしたが)が上がっていったわけです。

人々に消費活動を活発化してもらうためには、やはり政府のそれなりの政策が必要なわけです。
公務員の給料を削って済むという問題ではないです。

逆に全企業の給料を増やし、増えた分は復興が必要な地域の商品を買わなければならない、というような時限立法を考えた方がよほど人のためになるのではないかなって、夢物語のようなことも思うときもあります。

経済が活発化すると、それで税収が増えるんですよ。
消費税を上げるよりも、その方がよほど理にかなってるんじゃないのかなって、素人呼ばわり覚悟で言いますけどね。

何だか今日は愚痴になってしまいましたね。
済みません。
(あ、“済みません”の漢字も、「済」なんですね)


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

自分でできることはまだいっぱいある

2012-03-08 08:25:34 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は、というよりも昨夜からずっと同じような曇り空です。
それほど冷たさが感じられないのは、やはり春、だからなんでしょうね。
でもこれからしばらくはまた真冬に近い天候になるという予報です。
油断も何もないですね。

花粉もけっこう飛んでいます。
くしゃみまでには至らないんですが、鼻づまりがひどくなってきました。

マスクがいやなのでなかなかしないんですが、そろそろしなくちゃならないのかなあ?


さて、今日の本題は、次のような会話から唐突に入ります。

「もうすぐ終わりますので、お願いします」
ある床屋さん(関西では散髪屋さんですね)の女性が、お客様に電話をかけたんですね。
自分が担当していたお年寄りの家に電話をして、迎えにきてくださいということだったのです。

その少し前には、そのお客様に聞いていました。
「クルマならどれぐらいで来られるの?」
「5分ぐらいかね、すぐだよ」
「わかりました」
という会話。

町の床屋さんならではの光景はないでしょうか。

この床屋さんは月曜から金曜までのウイークデーは、夕方5時までのシニアサービスがあって、けっこう安くなるので、その時間帯は結構シニア関係のお客様が多く、従業員の方もあまり仕事が手空きになるということがないお店です。

で、シニアでもほとんどのお客様はクルマか自転車などで自分でやってくるんですが、クルマを運転できないぐらいのお年寄りまで家族の送迎でやってくるので、そういった家庭には電話で、終える時間を知らせてあげるというわけなんです。

こういったちょっとしたサービスがあるからというわけではありませんが、このお店はウイークデーの昼間でも、お客様がけっこうひっきりなしにやってくるんでしょうか。

サービス業ではウイークデーの暇な時間は、どのようにすればお客様に来てもらえるかというのは、どこでも頭の痛い時間帯だと思いますが、上記などのちょっとした、かゆいところに手が届くサービスを地道に続けていくことで、お店というものは成り立っていくのではないでしょうか。

上記は今流行の1,000円カットの店よりも料金は少し高く、レギュラーというか町の普通の理髪店よりも安い、という中間価格帯の店です。

そこで考えられるのは、定番価格の、今ちょっと1,000円カット店にお客様をとられて悩んでいるお店などでは、その店でなければできないサービスをもっと考えるべきではないでしょうか。

上記のサービスをもっと敷衍(広げるとか、引き延ばしてとか)してみると、シニア送迎サービス訪問床屋サービスなどといったことがすぐに考えられます。

お客様が来なければ、あなたの方が動けばいいんです。

あなたのお店で、あなたが動くことができるとすれば、どういうことが考えられますか?


それでは今日はこれで。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)