言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ちょっとした違和感を大事に

2012-08-17 09:17:28 | 販売促進コンサルタントの日記
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今朝、起きがけには曇っていました。
西の空が真っ黒だったのですが、少し時間が経つと、いつの間にか払われて、陽が射してきました。
もちろん蒸し暑くて。

昨日はこの夏最高ともいえる暑さでした。館林が一番、熊谷でも3番目、この前橋でも37℃近い気温を記録しました。
昨日は館林の隣の太田にいましたので、その最高気温をモロ浴びているわけで、とにかく暑かったです。

暑さから逃れて、でもないですが、あるお店を訪問したわけですが、入った時は気温の差で少しばかりほっとするのですが、しばらくそのエアコンの温度に慣れると、またそこが暑く感じてくるんですね。ちっとも涼しくないんです。ほんとは外よりもずいぶん温度が低いわけなんですけど。
で、外に出るとその部屋の温度が懐かしくなるといったような、どこにも逃げ場がないような感じ。
まいりました。


さて、最近仕事柄、よく目にする写真があります。
それは、飲食店のオーナーや職人、シェフなどを紹介している写真なんですが、ほとんどみなさん、腕を組んでいますね。
シェフを紹介した雑誌や、お店のポスターなで店主の写真が、力強さを表現しようとしているのか、ほとんどの人が腕を組み、ちょっと身体を後ろにそらして映っているんですね。

あれってあなたはどう感じます?
わたしは、「ちょっと違うなあ」とそれらを見るたびに感じています。
(『俺のとは、違うなあ』by倉石義男)

あれって、お客様に向かって相当偉そうにしているなあと感じませんか?

まあ、自分の仕事に誇りと自負を持っているんだから、いいんだ! という人もたくさんいるんでしょうが、でも彼らはいったい誰に向かってそのポーズを誇示しているんでしょうか。
お客様に、ですよね。

だったら、もう少し違ったポーズをしてもいいのになあって思いませんか?

たとえば、シェフならフライパンを掲げるポーズをするとか、ラーメン屋さんの主人なら、水切りをするかご(すみません、この正式名称は知らないので)を持つとか、でもちょっと滑稽ではあるか?

包丁を胸の前で交差させてみるとか(ちょっと恐いか?)。

考えてみると、職人さんの一番いい姿は、自身の使い慣れた道具を持っていることではないでしょうか。
だから結局、道具を持たないでカメラを前にすると、手の持っていきどころがなくなってしまって、腕をこまねいてしまうポーズになってしまうのでしょうか? だからあれって、手持ち無沙汰を何とか押さえている感じ?(じゃないよね)

もちろん仕事に誇りを持っていることから来るポーズだとは思うし、誰かがそうしたポーズの写真を撮ったことから、あ、これはいいやとばかりに、いつの間にかそのポーズが定番のようなカタチになってしまったのでしょう。

でも、ですよ。
そこを人まねしてしまったら、お店の個性だってひとつはなくなるわけですよ、大げさですけど。
自分でお客様向けのオリジナルポーズを考えてみませんか

それだってお店の“売り”になることもあります。


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競合店を見るなら

2012-08-16 08:23:55 | 販売促進コンサルタントの日記
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昨日はそれほどの暑さでもなかったようですが、やはりまだ真夏です。
曇りがちでしたが、陽が射すと、首筋にあたる陽射しが熱くて、焼けるようでした。

今日はまた猛暑復活ということで、ここ前橋の最高気温が35℃以上の予想。
しばらくはまた猛暑とおつき合いしなければなりませんね。


さて、わたしは常々競合店を見学に行くこと=MRについては疑問を口にしてきました。
いったい競合店へ行って何も見るのだ? というところから、見るべきものは何もないと言っています。

そもそもMRっていったい何のために行われるのでしょうか?

MRは、いつも言ってますが、競合店や他店舗への視察とか、市場を観察して勉強するということですね。
略さないで言えば、マーケット・リサーチです。

マーケットをリサーチすること。
で、どんなことをリサーチするかというと、量販店などで行われているのはだいたいが、競合店を視察して、いいところがあればどのように自店に取りこんでいくかということと、もうひとつ重要なことは、商品の販売価格の比較ですね。

見ていると、ほとんどが単なる価格調査に終わっているような感じです。

スーパーマーケットなどではすぐに分かりますね。
黒っぽいスーツを着て(一応ネクタイは外していることが最近では多いですね。クールビズ以外でも)、2、3人固まって行動していまして、何やら商品を手に取っては話をしている光景が多いですね。

で、たいてい店内のショッピング用のカゴは持っていません。
バレバレです。気づいていないのは本人たちだけです。
だから、そのお店の人たちは、そんな風体のものたちがやって来ると少しは警戒します。

さて、わたしはそれで商品の価格やお店のディスプレイなどを見ても、まったくとは言いませんが、ほとんど役に立たないと再三こういったメディアで述べています。

結局、競合店を相手に比較ばかりしているということは、自分たちがその店(会社)よりいつまで経っても上にはいけないということなんですね。

そんなに意識している暇があったら、もっと自店の独自路線を考える時間にしろと言いたいわけです。
その方がよほどその会社にとっても有意義な時間の取り方ではないでしょうか。

さてそれで今回の本題です。

どうしても会社命令などもあり、競合店を見させていただく機会があるのなら、店を見るよりも、そこにやってきているお客様をもっとよく見てみましょう
お客様がその店でどのようなものを多く購入しているのか、どんな買い方(個買いとか、大量買いとか、その他)をしているのか、どんな商品に興味を多く抱いているのか、ファミリー客が多いのか、個人客が多いのか、年齢層はどうなのか、というように、お客様を分析することによって、自店との違いなども発見できるのではないでしょうか。

特に必要なのは、お客様の買物時の行動をよく観察するということです。
これは自店内でも必要ですが、競合店で見るということは、ある意味客観的に見ることができますので、意義があります。

そしてその店の優れているところ、自店の優れているところ、改善すべきところなどを考えていけば、それはそれでMRもまんざら捨てたものではないものになるはずです。

特に自店との違いが発見できれば、その点を重視した店舗運営なり、販売戦略なりを立てられるのではないでしょうか。

MRを単に価格やディスプレイの比較だけに終えるのはもったいないことです。


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チラシのチェック

2012-08-15 09:56:03 | アイデア・事例
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今年の8月15日は雨で明けました。
67年前の今日は、ニュース映像なので見ると(もちろんまだ生まれていませんでしたので)、よく晴れた暑~い日だったようですね。
今は雨も上がっていますが、曇っていて、その分蒸し暑くて、掃除でもすると、もう汗ダクダクです。

昨年の今日は、軽井沢から車で帰途についている時に、ある花火大会に遭遇しまして、コンビニの駐車場や路上駐車などで、道々花火を見上げていたように記憶しています。思いがけずに近くで大きな花火を見た時は感動したものです。


さて本題に入りましょう。
▼この写真をご覧ください。



関東圏では中堅の、あるスーパーの定番チラシです。
なぜこれを出したのかというと、悪い、というか、バカなチラシの典型だからです。

このチラシの真ん中あたりを見てください。
土曜日の日替わりの中に、「冷凍食品4割引」というのがあります。

ここ群馬では、現在冷凍食品4割引というのは当たり前のようになってきていますので、わざわざ日替わりに出しても意味がないということもありますが、それはさておいて、次に右の日曜日の日替わりを見てください。
同じ位置に今度は「冷凍食品半額」とあります。
これを見てあなたはどう思いましたか?

わたしはこれじゃ土曜日の日替わりの意味が全然ないなとバカにしました。
だって、日替わりというのはそもそも1日限りの特別価格の品を提供するためにある、チラシの中でも貴重なコーナーです。
それなのに、土曜日で「4割引」と謳いながら、日曜日には「半額」です。

これで主婦は、土曜日に「4割引」の冷凍食品を進んで購入するでしょうか。
ほとんどしないでしょうね。

購入するのは、日曜日に行けない人であったり、その日に欲しい人だけですが、冷凍食品というのは、性質上、その日に消費することが少なく、冷凍保存できるから価値があります。
ということは、冷凍食品を買いたい人は、ほとんどの人は日曜日になって買いにいくでしょう。

もうひとつ、ということは、土曜日のその「冷凍食品4割引」というスペースそれ自体が無駄だということです。

このチラシを企画し、制作、印刷するためにはそれ相当の予算がかかっています。
その大事な予算なのに、けっこう大きなスペースをこのように無駄にしているということが言えるのです。

これって、担当者が見るだけですと、けっこう見逃してしまうことのあるようなケースです。
どうしても近視眼的にしか見られないんですね。
それはわたしもずいぶんと長くこうしたチラシ制作に関わってきましたので、よく分かります。

量販店ではこうしたチラシ配布でお客様を大勢集める手法が一般的ですので、予算をたくさん使います。
ですから、さらにスペースを、それもごく限られたスペースを効率良く使うということは、真剣に考えなければならないところです。

印刷までの時間的な制約がありますが、最後に仕上がったものは、トップかそれに近い人、また客観的にチラシを見ることができる人が第三者的な目が必要です。

あのユニクロでも、社長がだいたい仕上がったチラシを必ずチェックするということですよ。



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セールで売れ残ったファッションは?

2012-08-14 10:31:10 | 販売促進コンサルタントの日記
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夜明けとともに雨が降り出し、それとともにその雨を通る風が涼しくなり、やっと一息ついた、というところです。
▼その雨の中、ゴミ出しに外に出たら、外壁にシオカラトンボが張り付いていました。



わが家のまわりにはまだちょっとした自然は残ってるんです。
わが家の庭に居着いている蜥蜴もいるし、毎年夏になるとどこからかカッコウの鳴く声も聞こえます。
多分古墳の林の中にでも棲み着いているんでしょうね。
初秋ともなると、川の上でたくさんの赤とんぼも飛び交います。
▼こんな大きな蛾だっているんですよ。



表札に張り付いているのを目にした時はさすがに驚き、しばらく見とれてしまいました。

▼もちろんツバメだって、今年2回目の出産で生まれた子供ももうすぐ飛び立ちそうです。




昨日はもの凄く蒸し暑く、義母の墓参りをしたのですが、晴れると背中が焼けるように暑くて、たいへんでした。
幸いというか何というか、あまり晴れなくて良かったですけど。
そのまま蒸し暑さは夜中まで継続。
この夏一番ひどいぐらいの蒸し暑さの熱帯夜でした。

今日は朝から雨ですが、蒸し蒸し感はありまして、じっとしている分には涼しいのですが、ちょっとでも動こうものなら、汗がジワリと………。
今日はこのまま雨が上がっても曇り空のようですので、気温は昨日よりは低めになりますね。

さて、昨日はそのお墓参りの後、親戚3家族で昼食をとりましたが、その和風スタイルのお店のうどん、そばのまずかったことといったらっ!
汁(つゆ)には汁らしい味もなく、水に醤油をちょっと垂らしたような味で、うどんはうどんでまったく腰がなく、そばはそばで変に白っぽくて、まるで小麦粉にそばの殻を碾いて入れたような感じ。

うどんは2口食べてやめてしまいました。
よくこれでやっていけるんだなあと、感心しました。


その後は用を済ませた後、親戚とは別れて、私たちは郊外のでかいショッピングセンターに寄りました。
午後も比較的遅めだったので、混んでいなくて、駐車場にもスムーズの車を駐めることができました。

各ショップの夏物セールは最終処分という面持ちで、当初の30%ぐらいの下げ率が、この日は50~70%までの下げ率になっていました。
それでもそれほど売れているわけではなく、Tシャツなどは山積みされていても、その山が崩れることはないようでした。

この売れ残った夏物はどこへ?
アウトレットへ?
倉庫へ?
それとも廃棄処分?

1週間ほど前にユニクロに行った時に目に入ったポスターがありました。

ユニクロで買ったもので、着なくなったもの、いらなくなったものを持ってきてください、というものです。
何でも国連からの要請で、恵まれない国の住民のための服を、その数は忘れましたが、確か5、600万着とか、集めてほしいということらしいです。

そのとき思ったのは、だったらまず古着などと言わずに、ユニクロがどうせ売れ残るものもあるのだから、ユニクロが各メーカーに呼びかけて、上記のように売れ残った各メーカーの新品を国連に寄付すればいいのに、ということでした。

そのポスターを見ると、何だかユニクロが自分だけいい子になっているような、そんな感じがしたものですから。
お客様に呼びかけるのなら、まず自分たちからその範を示してほしいなと感じたのです。

もしかしたら、そのポスターには述べていませんでしたが、自分たちもそのように実際にやっているのであれば、まずそのことを言及した方が、見ているわたしも納得はいくと思います。

わたしが言うのもおこがましいことですが、夏物セールで売れ残った商品は一度そのように寄付したらいかがでしょうか
もらう方も、新品の方が、どこの誰が着たか分からないような古着より、よほど気持ちがいいと思います。
お願いします。
ファッションで着る古着じゃないんですから。

今日はちょっとえらそうになったかな?


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なぜお盆は青果が高いのか

2012-08-13 08:20:22 | 販売促進コンサルタントの日記
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言いたくないけど、暑い!
夏だからしょうがないか。
だいたいの企業が夏休みに入りました。
もちろんサービス業は逆にこういう時こそ書き入れ時でもありますが、なかなかそううまくは行かないようで。
昨日は近所の、小さなお店や地域資本のスーパーなどがこじんまり集積したところへ行ってきました。

たまに日曜日に何か行くところなんですが、車はけっこうとまってはいるんですが、何となく普段の賑わいはありませんでした。
ほんの少し人出が少ないんですね。
やはりどこか、いつもとは違う場所に出かけているんでしょうね。

いつも入る雑貨屋さんにもお客様は少なく、『SALE」のPOPが淋しそうでした。

ついでにスーパーにも行ってみたのですが、お盆ということで青果関係が値上がりしていました。
毎度のことで、仕入れからして少し高くなるんでしょうが、こんな時こそ普段通りの価格にしていれば、他店よりも安いという評判も立つのに、って思いましたね。

何よりも価格競争が主体だというお店に限って、お盆や年末には普段よりも価格を高くする傾向があります。
インショップの花屋の花も同じようにお墓参り用の花をセットにして、普段よりも高く設定した価格になっています。
高くても必要だから買うだろうという、販売側のおごりではないでしょうか。

そんな時こそ普段通りの価格にしていれば、他店よりも安く感じられるのに、何でそんな簡単な理屈が分からないのでしょうかねえ?

そうすると必ず返ってくる言葉あります。
お前は何も分かっちゃいない!
仕入だって高くなるし、他の店も高くなるんだから、うちも高くするんだ、というような、分かったような分からないような、変な理屈を。
昔から行われてきた慣習でしかないのに、不文律であるとでもいうかのように、こんなものは頑に守るわけですね。

競合店を意識している店ほどこういったことで、普段よりも高くなります。
内側ばかりに目が行って、肝心のお客様に目を向けていない、どの業界でもそうですが、競合を意識しすぎるほど意識しているのに、自分たちだけの慣習にとらわれている

初めから競合店なんか意識しないお店では、常に業界の内側なんか見ないで、せっせとその間、お客様を見て商売をしています。
いい加減に業界の慣習めいたことから脱却しないと、明日に行けませんよ。

慣習、それも業界だけの慣習に目を向け、その慣習を破ってきたところが、今伸びています。
今一度第三者の目から見て、変だなって思われる慣習がないかどうか、自分のお客様の目で見てみませんか?


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消費税増税で?

2012-08-12 10:14:19 | 販売促進コンサルタントの日記
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朝から暑い!
湿気が凄いんです。
昨日降った雨の名残なんでしょうね。

昨日しとしとという感じで降っている中、ここ前橋では恒例の花火大会が行われました。
自宅の階段の踊り場からしばし眺めました。
雨が降っていたので、その雨を通して見る花火の色jは薄くて、いつもの鮮やかな感じがなかったのが残念でした。

女子バレーボールが男子サッカーの仇を取ってくれたようです。
韓国を破って銅メダルですね。
やってくれました!
そしてボクシング。
ミドル級という日本人が苦手な重量級での金です。村田選手。全然騒がれてなかったけど、凄いです!

そんなオリンピック騒ぎの最中に、するすると消費増税法案が通ってしまいました。
いかにもどさくさにまぎれて、という嫌な感じですね。

要するに、財源が足りないから消費税を上げるという単純な、子供みたいな発想の図式ですが、じゃあなぜ足りなくなったのかと問えば、それはいってみれば、自分たちの政策の失敗じゃないですか。

その失敗を、庶民や中小商店の弱いところからむしる取るのが一番楽だからというだけの理由で、単純に上げるだけのこと。

財務省では、今の消費高から計算して、それが8%、10%になればいくらの増収と、机上で単純計算しているだけではないとは思いますが、ふたを開けてみたら、さらに悲惨な結果を見ることになると思いますよ。

というのは、まず一番に庶民は消費を押さえます。これもごくごく単純な生活防衛ですよ。
お金持ちはもともとお金をあまり使いません。
今まで日本の経済を支えてきたのは庶民の購買力です。
これからもそうでしょうが。

生活防衛でお金が使われなくなったら、どこにしわ寄せが行くんですか?
小さな商店やメーカーへ、です。
ちょっとでもセーブされたら、非常に辛くなるんです。

大手はそんなこと屁でもないでしょう。
だって、そのしわ寄せは仕入れ業者やメーカーに肩代わりさせればいいだけですから。
商店では1ヶ月2、3万円の減収でも経営に響いてきます。
大手はその2、3万円の減少なんて、全然気にもならないでしょうが。

そうしてどうなるか?
小さな企業の倒産と商店の廃業の加速ですよ。
そんなことも単純な図式として理解できますよね。

目の前に見える(見やすい)お金に目がくらんで、経済をつぶしてしまう愚策です、消費税増税は。
もう成立したから何を言っても、ただの遠吠えにしかなりませんが。

わたしのこのブログでも数度、消費税を上げるよりも下げるか、なくした方が経済が活性化すると言ってきました。
その考え方も、今はむなしいものになってしまいました。
情けない。

これでさらに商店の相談事も減るでしょう。
もう先には絶望しかありませんから。
もともとそんなことに関係なくがんばっている商店や企業もたくさんありますが、そういったところでは相談なんかしなくてもいいわけですからね。

また「消費税が上がったので、どうしたらいいのか」と問われても、自分で下げるわけにもいかないし、どうアドバイスしていけばいいのか、ないことはありませんが、よりしんどさを求めていくことにはなります。



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「そこまでは、できない」ことをやる(続き)

2012-08-11 09:50:28 | 接客
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互角以上でしたね。もちろん昨日のなでしこ。
さすがに真夜中から早朝にかけてのゲームは見られないので、後でVTRを見ました。
そこで率直に感じたことです。
攻めていました、アメリカ以上に。
どちらが勝ってもおかしくないゲームでしたが、今回の女神はアメリカにちょっと微笑んだというだけのこと。
トップ2チームの実力がきちんと発揮されていた素晴らしいゲームでした。
拍手!両チームに。そして、なでしこにもさらに拍手を!

そして、3位決定戦の日韓戦。
こちらは男子サッカー。
まだVTRも見ていませんが、負けるべくして負けたのでしょうね。
相手チームには兵役免除という特別な人参も目の前にぶら下がっているんですから。
日本チームの、その人参はなんだったのでしょうか?
名誉? 今どきそんなものでモチベーションが高まるものですか。
一番はヨーロッパの強豪チームからのオファーでしょうね。
そこで活躍することによって自分の価値が高まっていくからです。
でも目の前にぶら下がった人参が当面の利益だったら、そちらの方にまず高まりますよね、モチベーションが。
その違いかなあ。
見てないので何とでも言えますね。
でも残念でした。
しかし考えてみると、4位まで行ったというのは素晴らしいことですよ。
もともとの下馬評では予選リーグ敗退だったんだから。
北京ではもっと期待されていたのに、結果は予選でいいとこなしの敗退でしたからね。

この4位という意味はとてつもなく未来に対して大きいものになりました。
次は銀以上もすぐに望めるということです。

なでしこだって、北京では4位で悔しい思いをした次の大会で、銀なんですから。


さて本題は昨日の続きです。
『そこまでは、できない』ことをやる」です。

商店を訪ねて、いろいろお聞きした後、こちらが何かサービスについてのアドバイスすると、よく店主の方から出てくのが上記の「そこまでは、できない」という言葉です。

でも、さまざまな成功例を見聞きした中では、まず一番には「そこまでは、できない」ことをやったお店や企業が成功しているんですね。


たとえば、広島に本部のあるメガネチェーン店ですが、この会社、会社の利益は全然残しません。
すべて社員に分配するんですね。
内部留保がゼロに近いんです。普通の会社なら絶対にやっていけません。
でもどんどん伸びているんです。
どうしてでしょうか?

それはこの本会社にお金を残さない! ~「ノルマなし!管理職なし!給料全公開!」の非常識な経営術~を読めばわかると思うんですが、会社で費用が必要になると、先に利益を分配した社員から資金を集めるわけです。内部留保はそうして確保しているわけですね。
この話をすると、ほとんどの会社の社長は「わが社はそこまでは、できない」と言います。

でもやっている会社もあるわけです。

そんな大胆なことではなくても、たとえば酒屋さんで、水商売向けに配達をしているところであれば、ビールケースの中のビールの半分は冷やしたものを持っていくようにすればとアドバイスすると、いろいろな理由で反論してきます。

できない理由ばかりを言うわけです。
これはもしかしたら直接利益に結びつかないかも知れないサービスかも知れませんが、いい評判は必ずつきます。
そこから見える明日は少しでも明るくなります。
サービスってそんなものです。

自分がしてもらいたいことをやってあげるだけのことですが、それを自分がやるとなったら、渋るのはどうしてでしょうか。
予算と時間がない、コストがかかるといういいわけが一番ですね。

上記の例では、配達しているうちにビール瓶が汗をかき、そのしたたった水が床を汚してしまうとか、取るに足りないことでいいわけします。
それならそれを拭けばいいことです。
「いや、品質にも影響が出るんですよ」とさも素晴らしいいいわけでしょ、とばかりに言う人も中にはいます。

でも暑い中冷えていないビールだって、同じように配達中の時間は暑さにさらされるわけで、同じことが言えます。

できないいいわけをいくら言っても、先には進めないので、そうしたちょっとしたアドバイスをなぜ前向きに活かそうとはしないんでしょうか。

「あんたはそれに関しては素人だから、なんにも分かっちゃいないだよ、云々」といういいわけもよく聞かされます。
(「云々」はその理由です。)

その「云々」に今までとらわれてきたから、うまく行かなくなってきているのに、さらにそれで自分の首を絞めているんですね。

わたしは、確かに商人ではない素人ですが、消費に関しては「消費のプロ」です。
消費のプロの言うことを、うまく自店に取り入れることが、それがお客様の声を活かすということではないでしょうか。

ちょっとでもいいから、お客様の声をお店に活かしませんか

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小ツバメの死骸がっ!

2012-08-10 09:55:59 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

昨夜も涼しくて、エアコンなしの夜がこれで3日間かな。
日中も陽射しは強く差し込んでいましたが、顔に当たる風は結構涼しく、空を見ると何だか初秋のような雲が………。
やはり立秋が過ぎると気候もこうなってくるのでしょうか。
これに騙されると、とんだ風邪を引くことにもなりそう。
気を引き締めなくちゃ。

ということで、なでしこニッポンは決勝でアメリカに負けてしまいましたが、銀メダルです。
男たちよりも先に銀メダルを取ってしまうなんて、女性はいったいどこまで強くなるんだ!

レスリングも柔道も、どうも女性上位になってきたようですね。

というところで本題、というところですが、今日のツバメ報告です。

昨日帰宅すると奥さんがしょんぼりして座っていました。
帰ってきたわたしを見ると、わたしが鞄を置くそばにやってきて、「たいへん、あたしもうがっかりよ」って言うんです。
え、なんだ? 借金取りでもねじこんできたのか?(笑?)

実は、庭で小ツバメの死骸をふたつも見つけてしまったと言うんです。
で、着替えもしないでそのまま庭へ。

ありました。
雑草がまばらに生えたところ、ツバメの巣の真下の土の上に、小さな小さな死骸が2羽、干涸びてありました。
本当に小さな、まだ生まれたてのような感じです。
そばを見るとタマゴのかけらもあるんですね。

で、推察したのですが、巣から落ちたのか、わざと落とされたのかは分かりませんが、タマゴのままか、もしかしたら、タマゴから出ようとしたところで、勢いで転落してしまったのか、そしてしばらく後に、餌ももちろんなくて、そのまま息絶えてしまったのでしょうか。
まあそんなところではないでしょうか。

この2羽は、最初の誕生のときでしょうか、2度目の誕生のときでしょうか。
もしかしたら最初の時のものではないでしょうか。5羽も育っていましたから、この2羽は、巣からはみ出てしまって落ちてしまったのでしょう。

可哀想なので、奥さんとふたりで、そばの薔薇の木の根元に葬ってやりました。
手を合わせていると、近所の散歩帰りの人が怪訝な顔をして通り過ぎていきました。
そりゃそうだ。あの夫婦、おかしいんじゃないの? ってか。

▼今現在の元気な2羽です。ほんとは3羽いるんですが、この2羽が元気です。





というところで本題に入りたいのですが、長くなってしまいそうなので、ちょこっとだけさわりを示して、明日に続く、と。

明日はこのテーマで行きます。
『そこまではできない』をやってこそ、お店は繁盛する。」です。

昨日もそうでしたが、どの商店にお邪魔しても、わたしの提案をそういう言葉で拒みます。
そこまでは、できない
でも今までに見聞きした繁盛店は、ほとんどが「そこまではできない」というサービスを実施したからこそ、ひとつ上にいけたのです。

そこまではできない」と言ってそこでとどまっていたら、それでおしまいなんです。

それでは明日に期待を! なんてね。


さあ今日もがんばろう!

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電話の向こう

2012-08-09 08:29:05 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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昨日は陽射しは強かったのですが、湿気が少なく、風さえあればさわやかさの方が優勢の一日でした。
特に夜になると、涼しさがいちだんと増し、数週間ぶりに寝室の窓をとじて眠ることができました。
今朝もまだ涼しさが残っていましたが、熱いコーヒーを飲むと、とたんに汗が出てきましたので、また扇風機のスイッチを押してしました。

でも涼しさも昨日限りのようで、今夜からまた暑い夜がしばらく続きそうです。

暑い日も、夕方に夕立でもあれば嬉しいのですが、今年は何だか少ないような気がします。
桐生八木節祭は5日に終わりましたが、3日間の期間中夕立がなかったそうです。
こんなお祭りはあまり記憶がありません。
30年以上も桐生の広告会社で関わってきましたが、その間、まつり時の夕立は、必ずあったように記憶しています。



さて、それでまあ、わたしが会社に勤め始めてからしばらく経った頃の話をします。
少し仕事にも慣れてきた2、3年後のことだったと思います。
未だによく覚えていることがあります。

いつものように、自分のデスクの前で電話をしていた時のことです。
相手先はさすがに覚えていませんし、それがクライアントであったのか取引先であったのかも覚えていませんが、けっこう楽しい電話だったように思います。

で、そのときの癖だったのでしょうか、椅子に反り返って受話器を握って、話していたのですね。
それを見た社長が、電話中のわたしの後ろにやってきまして、反り返った背中を押して机に正対させたんですね。

口では何も言いません。
そして何ごともなかったかのように、自分のデスクに戻りました。

まあ小さな会社だったので、社長といえども、ワンフロアの中に、パーテーションもなく、全員に混じってデスクがあったわけで、社員全員の姿がよく見ることもあったからですね。

わたしは社長に背中を戻されたことで、何も言われなかったのですが、それでその意味するところを悟り、恥ずかしくなりました。
何とも傲慢な態度で電話をしていたなあと。

それ以来、電話をするときはきちんと机に向かい、相手をするようになりました。


電話の話し相手は目の前にいません。

でもやはり相手が目の前に実際にいるというつもりで、話をするのが、営業での基本です。
あやまる時には頭を下げる、了解する時にはうなづく。
そうすることによって自分の話がより相手に伝わります。

よくあるぶしつけな営業電話では、話を聞きながら(ほとんどは話も聞かないで断ってしまいますが)相手の仕草を想像しながら聞いています。
多分こんな格好をしているだろうなということを想像しているんですね。
たとえば声の調子から、こいつは今、片手に顔を当てて話しているなとか、多分反り返っているだろうなとか。

それで商談が成立するとでも本気で思っているんでしょうか。


上記の話ではないですが、最近で気になるのは、よくトイレ内で話をしていることです。
ひどい時には、便器の前に立ち、実際に用をたしながら携帯で話している人もいます。

これってどうなんでしょうか。
わたしは相手のこともありますが、まずは自分のその格好がかっこうわるいと感じて、そんなことはできませんが。

トイレに立っていると、個室の中から電話中の声が聞こえてくる時もあります。
どんな気でこいつは電話をしているんだろうなと、モラル的にも失格じゃないだろうかと自分では思っています。


たとえ電話で相手が見えなくても、仕事の電話だけはきちんと姿勢を正して話しましょう。
ふざけた仕草や、他のことをやりながらの電話は、あなたは気づいていないでしょうが、相手はきっと気づいていますよ。


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耳障りな言葉を大事に、耳あたりのいい言葉にご注意

2012-08-08 10:03:54 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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昨日は立秋でした。



▲車に乗ろうとしてふと後ろのウインドーに目をやったら、秋のような(実際はものすごく暑いんですが)空が映り込んでいましたので、思わず携帯で撮ってしまいました。でも自分の携帯まで映り込んでしまいましたね。


昨日は、午後あたりから北の風が強めに吹き始め、陽射しは熱いのですが、陽が陰ると涼しくなってきました。
日中は猛暑だったのに、夜は久しぶりにエアコンを入れなくても眠れました。
朝夕涼しければ、過ごしやすいんですね。
改めて分かりました。

今日は昨日よりも気温が下がるということで、今夜も涼しく寝られることを願っています。

ところで、男子サッカーはメキシコに負けてしまいましたね。
残念ですが、韓国との3位決定戦はがんばってほしいですよね。
それにしては韓国もここまでがんばってきたのに、あまり騒がれなかったようですね。
あまりにも日本のがんばりが見事だったので、サッカー通の目はほとんどこちらの方に向いてしまっていたからなんでしょうね。
まだまだがんばれ日本!
そうだ! 女子は決勝戦なんだ! 相手はアメリカ。奇しくもワールドカップと同じ対戦になりましたね。あの時はPK戦で勝っただけで、公式記録は引き分けです。ぜひとも今回は勝利で!



さて、今、ありがたいことに2ヶ所の商工会議所の委嘱で、毎週1回ずつ商業関係の店舗支援活動を行っています。
お店は千差万別で、経営者の性格もこれまた千差万別です。
でも支援を行うのはわたしひとりです。
従って自ずと合う、合わないということがありまして、今のところはっきり分かっているところでは、2軒のお店の経営者の方から嫌われています、というか敬遠されていまして、会議所がアンケートを行ったところでは、わたしだったらもう相談したくない、他の人ならお願いしますということでした。

『嫌われてこそ、本望だ!』と強気に出るには、わたし自身、まだまだいたらないところがありまして、けっこう暇な時間ができると、反省の日々なんですが、それとともに思うところもありまして。

はっきり言ってしまえば、その2人の経営者の方はお客様のことを全然分かっていないということがあります。
というよりも、自分の目線でしか経営していないわけです。

両店とも、経営者の方の思うところと店づくりが全然違っているというところがちょっと見るだけでも散見できるんですね。

たとえば、ある本格的な○○料理を、大人のお客様に提供したいのだという店がありました。
しかしそのわりには、店づくりがそうなっていないのが一目見ただけで分かります。

味は例え本格的であっても、料理は味だけで楽しむものではありません。
その料理の通なら、雰囲気ごと五感を使って楽しみたいはずです。
一目見ただけで分かるということは、本格的に楽しみたいお客様から見れば、一目瞭然でしょう。

席を見ると、少し個室化したいからと、あるテーブル席をカーテンで隔てていたり。
カーテン?! リビングじゃないんだから!
天井に、まさに近所のホームセンターで買ってきたようなカーテンレールをむき出しで、普通のカーテンを吊るしているんです。
本格的な料理を、その味を楽しみたいお客様は、そんな席で食べたいでしょうか。
シチュエーションの大事さ、インテリアの大切さが全然分かっていないんです。

カーテンなどという安易な方法で隔てるのではなくて、インテリアの専門家にでも相談して本格的な布を垂らしてみてはというと、「予算がなくて」というような言葉が返ってきます。

なるほど一番の逃げ口上ですよね。
じゃあ「予算がなくて」と言えばそれでいいんでしょうか?
それで済むんですか?

お客様にも言うんですか? 
『予算がなくて』
お客様から言わせれば「バカやろう!」ですよね。
何のための店なんだよ、と。

「あんなカーテンなんかしちゃダメですよ」と私は思わず強く言ってしまいました。
もしそこにわたしが客として行った場合、そんな、安易にカーテンで隔てられたようなテーブルでは食べたくないです。その思いが素直に出てしまった言葉でした。
これが失敗でしたね。

彼の敏感な部分=ウイークポイントに触れたようで、相談事はそれ以降うやむやになり、結果、わたしのアドバイスならいやだということになってしまいました。



思うんですが、自分とまったく違う考えの人の意見を聞くということは勇気がいりますが、自分の考えに同調して、甘いことしか言ってくれないアドバイスでは、活きた店舗運営はできないと私は思います。

第二者=実際のお客様の目で見たことを、たとえそれがウイークポイントであっても、素直に受け入れて、それに添って改革した方が、結局のところうまくいくことが多いはずです。

いやなことを言う人や、お客様の言葉は、言ってみれば刺激剤でもあります。
大事にしてほしいですね。
本当にそのお店のことを思ってくれる人は、あなたにいやな言葉を吐きます。
どうでもいいやと思っている人、関係のない第三者は、「うん、いいんじゃない」と、耳あたりのいい言葉で、あなたを傷つけないように言ってくれます。

どちらがいいか、それはあなた次第ですよね。




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浅はかな経費削減

2012-08-07 09:00:29 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
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昨日は久しぶりに激暑ではない暑さでしたが、湿度がかなり高かったので、やはりエアコンが必要でした。
雨は、ほんのちょっとしたサービスというぐらいの淋しさでしたが、降りました。
夜は2時間ほどエアコンをかけ、湿気をとってから眠りました。
朝はさわやかな目覚めでした。久しぶりの感覚ですね。
でも今日からまた猛暑が!
朝からよく晴れています。


わたしの奥さんが大好きな、ある商品がありましてーーー。
あるスーパーで販売している田舎まんじゅうがことのほか好きで、普段は遠くてあまり行かないスーパーなんですが、たまに通りすがると、それだけでも買ってこようと、車を止めたりします。

遅い時間だと、それも売り切れになっていることもありますが。
毎年、お月見には、必ずその田舎まんじゅうを、月見団子の代わりにして飾るんですね。

ところが最近、そのスーパーの業績が悪くて、二番目に近い店が閉店してしまいました。
でもまだ一番近いところが残っているので、まあいいかと思ってはいるのですが。
でもその店の近所にも大型のスーパーが開店したので、風前の灯のような感じです。

で、問題なんですが、最近も通りかかることがあって、その田舎まんじゅうを買ってきたのですが、どうも今までのより確実に小さくなっていまして、そして皮が厚くなり、あんこも少なくなっています。
どう見たって手抜きといいますか、手抜きではなくて、経費を浮かすために小さくしたというのが見え見えなんです。

これって、落ち目の三度笠的な(悪くなっていく)お店の典型パターンを、そのまんま踏襲していますね。
そう思いませんか?

1、2年ほど前になりますか、小麦粉などの原料が高騰した折、メーカーの苦肉の策として、価格を上げるのも躊躇われた結果、中身を少し減らして以前の価格のままに維持したということがありました。

大きなメーカーはそういうことを平気で(?)やれるのでいいでしょうが、中小零細メーカーが、じゃあ自社もと、同じようなことをやったのでは、すぐに取引を停止されてしまいますね。

さて、くだんのスーパーも、全体の売上低下で、自店で作っている商品の原材料も高騰しているということで、じゃあ価格は上げるとすぐに買い控えが起きるので、少し小さくして、材料費を押さえようという安直な、内向きの政策をとったんでしょうね。

バカですねえ。こんな時こそ、逆転の発想で、今までよりも、大きくしてしまえば良かったのに。
そうすることで、評判の田舎まんじゅうがさらに評判を呼んで、それが他へも波及効果をもたらすこともあるのに。

お客様の方を見ないで、自分たちの都合ばかり考えているから、業績がさらに悪くなっていくんですよ。

業績が悪くなってきた時こそ、もう一度お客様の方にしっかり目を向けて、どうしたら他所へ行ったお客様がこの店に帰ってくるのかということを、真剣に考えることがいちばん大切なのに。

名物(くだんの田舎まんじゅうが、わが家でのその店の名物だったわけです)があれば、その名物をさらに磨いて(味、量、価格)、もっともっと名物たらしめることで、その名物が店を助けてくれることになることもあるということを、肝に銘じないといけないですね。

東北に、そのいい例があります。
→『主婦の店・さいち』
  「売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法

業績が悪くなってきたら、まず一番目にすることは?
『お客様を見ること』
です。

繁盛のヒントは、お客様が必ず教えてくれます。


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「井戸端会議をやろうよ」(その1)

2012-08-06 11:23:30 | 空想商店街
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


  満天通り商店街は、わたしの頭の中にある空想商店街である。
  今日も今日とて、ある商店の1日が始まっている………。
  もちろんどこの商店街とも似通ったような、
  今やどこにでもある地方のシャッター通りである。
  このシャッター通り商店街が、わたしの頭の中でどのように変わっていくのか、
  わたしにも皆目見当がつかない。
  さてさてどんなことになるやら。
  もしかしたら、商店街がなくなってしまうかもしれない。
  そんなことが起こらないように頑張っていかなくては。
  それでは今日もどうぞ。



「井戸端会議をやろうよ」(その1)



「おい、今度は何をやらかすんだ?」

ここは満天通り商店街の振興組合事務所だ。

次回のイベントの準備のために事務所に詰めていた理事長の米田さんや他の理事に、たまたま用があって入ってきた商店街で薬局を経営している亀山さんが、
からかうように聞いた。

「あら、亀ちゃん」

そう、亀山さんはその名の通り、みんなからは“亀ちゃん”と呼ばれている。

名は体を表すと言うが、亀ちゃんに関してはその言葉は全然当たっていないように思われる。

むしろ“馬ちゃん”、とでもあだ名をつけたいほど長い顔をしている。

身長のない身体に長い顔が、ちょっと不釣り合いで、それがまあ愛嬌と言えば愛嬌だが、口が悪いのが難点だ。

しかしとりたてて本気で悪いことは言わないので、今はお年寄りだけになってしまった自身の店のお客からは、何とかそっぽを向かれないで、細々とだが、営業を続けられている。

しかし亀ちゃん自身ももうすでに65も過ぎて、店は70歳ぐらいで閉めてしまおうと考えているようだ。

周囲にはそのことは漏らしていないが、ふたりいる子どもも両方とも女で、すでに他家に嫁いでいて、店の跡継ぎがいないからだ。



こういう店が満天通り商店街には実は多い。

いやこれは全国的な傾向で、どの地方でも、後継者がいないとか、子どもが継ぎたくないとか、子どもにこんな店は継がせたくないとか、そんなこんなで代替わりになると、店がシャッターで閉じられてしまう。

店がうまく行かないでやめていくのはむしろ少数派だ。

商工会議所がチャレンジショップと銘打ち、新しい経営者を援助して出店を促して入るが、そこでやろうとする若い人はまれだ。


それは一度でも、土、日曜日に商店街を歩いてみると分かる。

人通りが少ないのだ。

こんなところで店を開いても、よほどでないとお客様がやってくるようには思えないのだ。

だからイベントをやって人を集めようとする。

それがまあ常套手段だ。

しかし、それが常套手段である意味において、すぐにマンネリにもなるということだ。



そうして最近では「イベントやっても、客は来ねえなあ」という嘆き節がそこかしこで聴かれるようになっているというのも、これまたどの地方でも大体同じことではないかと思う。

個店の集客がイベント頼みになっているという時点で、イベントそのものは失敗、とまではいかなくても、マンネリに陥っている。

言ってみればイベント予算の垂れ流しだ。



                                       つづく


<2>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
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時間感覚

2012-08-06 10:25:59 | 接客
こんにちは。
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蒸し暑いですねえ、今朝も。
曇っているので気温が高めでも、それはそれなりに過ごしやすいのですが、今日は湿度が高いようです。
昨夜少し雨が知らないうちに降ったようで、少し道路が濡れていました。

今日は雨が降ることもありそうな天候です。
今現在は南西の空が真っ黒です。

近所ではまた道路工事が始まりまして、うるさいこと、うるさいこと。
今日は古い電柱の撤去と新しい場所への植え込み(?)です。
地面全体が小さく振動しています。


わたしがまだ勤めていたとき、クライアント先に車でよく出かけました。
しかし車なので、自分のせいではないのですが、渋滞や事故などで、その先のことはその場でないと分からないのです。

たいていはだいたい予定した時間通りに着くのですが、やはり突発的なことで遅れてしまうことがありました。

そんな時には必ず途中で、相手先に遅れる旨電話を入れるのですが、ケイタイのない時分は公衆電話を探して、あっても車がとめられないとかいろいろなことでなかなか連絡さえとれないこともありました。

で、相手先に遅れることを連絡します。
必ず、あと何分ほどで着きますと言うんですが、わたしはぎりぎりではなくて、数分足して言うことにしていました。
たとえば10分ほど時間がかかると計算した時、その時間を「10分ほど遅れます」というよりも、15分ぐらいでつけると思います」というように。

そして計算通り10分で到着した場合、待っていた相手は、言われた時間よりも数分早く来たので、お、案外早くこれたねと思ってもらえます。たとえ最初の約束よりも遅れたとしても、お互い良い印象で、それからの営業はスムーズに行えます。

しかし焦っている時には、できるだけ早く着きたいという自分の思いが素直に出て、10分はかかるのに、7、8分ほどで着きますと言ってしまい、結果2、3分の遅れとなってしまったら、連絡したのに、さらに数分遅れたという心のしこりがお互いに残ってしまって、営業もいい状態ではない状況で始まってしまいます。

「嘘も方便」という諺をここに当てはめるのはどうかと思いますが、やはりこれは営業のひとつのテクニックではないかなと思います。
相手に悪い感情をできるだけ抱かさない配慮とでもいうんでしょうか。

たとえ遅れるにしても、言った時間よりも数分早く着くということは、遅れるというマイナス面をちょっとでもプラス面に変えることができることでもあるのです。
遅れる時間よりもさらに遅れると、それがたとえ1分であっても、相手側にちょっと嫌な感じを=しこりを残してしまいます。

いい気分で折衝は始めたいものです。

さて、それと同じではありませんが、お店などでは当たり前のように「少々お待ちください」と言って、お客様を待たせる場合があります。
そんな時の「少々」とは何分でしょうか?

それは感覚の問題ですから、人によってその「少々」という数分の感覚が違います。

わたしは「少々」と言われれば5分ぐらいかなと思っていますし、もしかしたら2、3分だと思っている方もいらっしゃるでしょうし、10分ほどだと思っている方もいるでしょう。
「少々」という言葉ひとつでも千差万別の感覚があります。

でも、みなさん「少々」という簡便な言葉で流していますが、ここで接客の上手なお店では、その「少々」という言葉はタブーにして、必ず必要な時間をお客様にお伝えすることにしているお店もあります。

「おそれいりますが、10分ほどお待ちいただけますか?」
「申しわけございません、ただ今切らしておりますので、在庫を確認してまいります。10分ほどお時間をいただけますか?」
そういうようにはっきりと時間を伝えることで、お客様は次の行動の目安がつきます。

それが「少々」と言われたきり、うんともすんともなく10分待たされると、たとえそれが10分という短い時間であっても、うんと長い時間に感じられ、さらにはイライラ感まで生じてくるという結果になります。

自分の時間感覚をお客様に強要してはならないのです。
はっきりとお互い共通の計数(この場合は時間の長さ)や認識のもとで行動することで、お客様といい関係が築けます。

今日は時間という人それぞれの感覚について、日頃思っていることを書いてみました。


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2012-08-05 10:32:22 | 一流の営業を目指そう
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今朝は気温はまあ暑いんですけど激暑の頃に比べると2、3℃は低いんですかね。でもし湿度が高くて、ちょっと動くともう汗が。

昨日ももちろん暑くて。でも西空を見ると、こちらにやってきそうな雨雲も見えていたのですが、結局一滴も降りませんでした。
このところ雨が降りません。
今日あたり欲しいですね。

昨日はもちろん夜はテレビでサッカー観戦。
日本がエジプトに3-0の快勝。準決勝まできました!
ここまで4戦、未だに失点なし。これは凄いことではないでしょうか。当初は一番弱いところだったんですが、オーバーエイジで2人のディフェンスが入ることによって、守備力がいっぺんに上がりました。
これも勝因の大きなひとつでしょうね。

次は7日(というか8日の)夜中1時から。多分見ないと思います。ここで夜更かしすると翌日がきついんで。
と言いながら見ちゃうかも。
とにかく凄いです。



▲わが家に巣作りし、2回目の出産をしたツバメですが、それをやっと写真に収めることができました。
ほんとは3羽いるんですが、この時はこの1羽が突出していまして。
今度は3羽いる時に狙ってみたいですね。

朝と夕方には、今まで育ったのも含めてたくさんのツバメたちがこの巣の近くにやってきて、うるさく騒いでいます。
それをこちらが見ているものなら、見るなとでも言うように、けっこう威嚇するんですね。
面白い!


さて、昨日は久しぶりに、大きなスーパーマーケットに行ってきました。
夏休みの土曜日なのに、割合空いていました。
入り口近くの駐車場にもすんなり入れられましたし。
(ほんとは運動のために、一番遠くの方がいいんでしょうが、こんに暑くては、早く涼しいところに避難した方が身体のため、といいわけしながら、近いところに駐めました。)
やっぱりオリンピックと、レジャーに人出をとられているんですかね。

で、ある日の新聞に載っていたのですが、ロンドンの中心地のショッピング街は、警備が厳しいとかで、閑古鳥が鳴いているそうです。
これはまあ、自分で見た感想ではないので本当かどうかは何とも言えませんが、その記者が見た限りではそう感じたわけですね。

本当にそうなんでしょうか?
それはごく一般的なことで、店それぞれで違うのではないでしょうか。

でもその情報ひとつで、ロンドンすべてのショッピング街がオリンピック不況である、というように思われてしまうということもあり得るわけですね。

ということで、あなたは新聞やマスコミの情報をそのまま信じますか?ということです。

記者も一人の人間であり、書く時には自分の感想が入ります。
また今では客観的に書くのが必要である以上に、その書く人の個性が強く出ていないと、つまらないものになってしまいます。

ということは、それを読むとか目にする人は、その書いた人の視点で読まされ、見せられているということなんです。

それを全面的に、客観的な視点だと勘違いして、真に受けるということはちょっと感心しません。
人から聞いたり、書いたものを読んだりすることはもちろん重要ですが、その情報に感心があったり仕事に関わりがある場合には、次に必ず自分の目と耳で確認する必要があります。
それを怠ると、ときにはその情報に踊っているだけの自分を見ることになってしまいます。

ニュースだって、客観的に事実を放送しているようで、そこには常に情報を流す方の恣意が潜んでいます。
あるひとつの出来事を伝えるのも、伝えないのもその担当者、責任者の胸先三寸ですし、内容にも恣意が含まれています。
さらには生のままではなくて、必ず加工されてから流されます。

特にニュース番組内の特集コーナーや、ドキュメンタリーといえども、それは事実をありのまま伝えているようではありますが、隠されている事実もたくさんあります。

よく聞くことですが、たくさん時間をかけて取材されたのに、放送されたのはたったの数分で、それも自分の言いたい部分はカットされていて、番組の内容に添ったところだけ切り取って放送されたということがあります。
しかしそういうこということはざらなんです。というよりもすべてがそうです。

見るなと言っているのではありません。そういった情報もどん欲に取り入れていくことが必要ですが、必ず自分でもう一度確認する必要があるということ、なんです。

情報に限りませんが、もし本当に知りたいということはやはり、このネット時代ではありますが、自分の足で実際に当ってみるということが重要です。

こんな経験はありませんか?
ネットにはいろいろなことが、ありとあらゆることが情報として載っていますが、いざ自分の本当に知りたいことを探しても、ほとんど出てこないということが。
わたしにはよくあります。

本当に知りたいことは、自分で探しにいくことです。
その方が自分でも理解が早まり、深く知ることができます。

こんな情報が氾濫しすぎている時代だからこそ、逆に自分の足で探した情報が貴重であり、それこそが活かすことができる本物の情報なんです。

さあ今日もがんばろう!

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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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ネットに見積もり依頼はしない!?

2012-08-04 10:31:31 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今朝は、窓から入る明るい陽射しで目が覚めましたが、今は曇っています。
榛名山の方を見たら、もう入道雲が現れています。
予報では雨の気配はないのですが、何だかひと雨、にわか雨がありそうです。

昨日は、横断歩道で信号待ちをしていたら、おでこに当る陽射しが熱くて、これは尋常じゃない暑さだなと実感しました。
火が近くにあるような、そんな熱さだったんです。
いやビックリしました。

最近は車慣れしてまして、こんな暑い日の日中、外を歩くこともなかなかなかったのですが、昨日最初に伺ったお店が商工会議所の近くだったもので、歩きになったのですね。
額に当たる陽の熱さを感じさせられたのはその帰りのことでした。

今日はここしばらくの激暑からほんの少しですが、気温も2、3℃下がるようです。

さてテレビをつけるとどこもオリンピックで、ゴールデンタイム(アメリカではプライムタイムと言うんだそうですね)の他の番組はバラエティばかり。
自分が感じる面白さを持つ番組が少ないのは、わたしが歳をとった証拠なんでしょうか?
そうじゃないと思うんですけどねえ。
いかがでしょうか、あなたは?


さてネットでこれといった理由もなくさまざまなニュースを読んでいた時に、ふとバナー広告に目がいったんですね。
「あなたの愛車は今いくら?」というようなキャッチだったと思います。

ちょうど車検だったんで、試しに、もちろんまだ売るつもりはなかったので、軽く、今いくらぐらいのラインかなと、車の価格を見積もりしてもらう手続きをしたところ、直後から電話がたくさんかかってきました。
それもほとんど「0120」で始まる明らかな営業電話で、出なかったんですが、何度も違う電話番号でかかってきました。それはそれはうるさく。

その時に思いましたね、まずかったなあと。
自分ではネットということもあって、何だから軽い気持ちで見積もりを依頼しただけなんですが、もちろん受け取った方は「よし!」ということになりますね、
これは当たり前です。そのために出しているバナー広告なんですから。

あまりにうるさいので、出ることにしました。
やはり車買い取りの会社からでした。
それで言うんですね「車を見せてくれませんか? この内容だけでは大まかな価格しか出ませんので」
それなんで言いました「今すぐに売るわけじゃないくて、自分は今いったいこの車、いくらぐらいなんだろうなって軽く考えただけで、今売る気はない。車検にも出したし………」って。

それでも食い下がってくるんですね。「一度訪問して車を見せてください。そうすると詳しい見積もりができますから」
「いいや、だから、今すぐに売る気はないって! ちょっと軽く、今いくらぐらいが相場なんだろうなって、軽くやっただけなんで、悪いけど」
「そうですか残念ですねえ。もし売る気になったら、○○○にお願いします」
と言ってやっと引き下がりましたけど、一社がなんとか終わるととまた違う会社から電話です。

その日一日と次の日は閉口しました。
まあ自分で掘った穴なんで、しょうがなかったんですけど。

しかし思いました。
『二度とそういったものには(ネットに)、見積もりとかそういった類いのものは依頼しない!」って。
うるさすぎるんです。

そして考えてみたんですね。
これって、もう少し営業の仕方を変えれば、また成約に結びつけられるんじゃないかなって。

とにかくまずは電話攻撃だ!(と自分ではそんな感じになるほどやかましかったです)それっとばかりに、各社から電話がいくのは、逆にマイナスなんじゃないかなって。
その方法というのはまだ具体的には考えられないですけど、もう少し違ったアプローチの方法があっていいように思いませんか?

えさの少ない釣り場で、一本垂らされた細~い糸に、その場にいた魚たちが一斉に食いついたという感じでした。

広告を出すのはいいんだけど、その後は闇雲に電話やメール攻勢をかけるというのは、今どき流行らない営業の典型のような気がしませんか?



さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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