言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

POPにもなる優れた商品ラベル

2012-08-03 08:28:02 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

相変わらず暑い! ですねえ。
建物から一歩でも外に出ると、そこはもう熱気のるつぼ、という感じです。
昨日は太田市にいましたので、隣の館林と同じで37℃を軽く超えるという気温の中で、支援先に数軒お邪魔しました。

今日もまた朝から熱気が! 
風は昨日よりはちょっと涼しい感じがしましたが、熱いコーヒーをマグカップ一杯でも飲もうものなら、汗がどくどくと………。

台所の勝手口をそっと開けて、ツバメの巣を仰ぎ見て、耳を澄ますと、チチチと小さな鳴き声が聞こえてきました。
確かに、います!
早く顔を見てみたいものです。
週末には写真が写せるかな?
楽しみですね。


今日は今日とて、桐生に出かけます。
桐生市では、今日から桐生八木節祭です。
それでなくても熱気ムンムンなのに、さらに祭の熱気が町中に溢れます。
その熱気に当らないように、仕事が終われば、早々と逃げてきたいなと思っています。
祭もいいけど、身体も大事だから………。


▼さて、つい最近ですが、ホームセンターで園芸用具を探していたら、こんな表示をラベルにつけた商品に出会いました。



これは商品のラベルになっていまして、普通ならPOPとして売場にあるべきものですが、それが商品についているんですね。
このメーカー、よく分かってます!
これなら下手なPOPもいりませんし、まずい接客だって不要です。

ホームセンターやスーパーなどの量販店では、従業員教育の中でも特に接客に力を入れなければなりませんが、こんなラベルがそれぞれすべての商品についているなら、本当に下手な、お客様を怒らせるだけの従業員なんかいらなくなってきますね。
また従業員をもっと違う方面で活躍してもらうこともできます。

まだこういったラベルにまで気を使った商品というのはまだまだ少なく、ほとんどはやはり従業員に分からないところは聞かなくてはならないのが現状ではありますが。
従業員だって、せめてこのラベルに負けないぐらいのアドバイスはしてもらいたいですね。

あなたの店でこれを参考にできることは?
自分で商品ラベルとまではいかないので、やはりお客様の思いに添ったPOPを各商品につけること。
次に、できればメーカーや問屋に上記のようなラベルを付けることを提案するということですね。
個店だからといっても、できることはいくらでもありますね。
その提案はあなたの店だけではなく、問屋やメーカーにも利益をもたらすものなんですから。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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老舗は老舗で、しんどい

2012-08-02 08:21:45 | 生き残るということ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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いちだんと暑く、蒸し蒸しもひどい朝になりました。
昨夜も夕立はなく、少し風があったので助かりましたが、それでも暑くて。

そんな中、今朝ですが、ツバメの巣の中で動いている子ツバメが確認できました。
でも数は分かりません。最初より数は少なそうです。
最初は5羽も巣立ちましたからね。
でも同じ巣で、同じ年に、2回も子供が巣立つって素晴らしいですね。
何かいいこと、秋にもありそうですね。
あってほしいですね。


さて、本題です。
今日は、老舗と言われているお店のがんばりに期待、ということです。

老舗と思われているお店でも、その内情を聞いてみるとけっこう苦しくて、廃業まで考えているというところもあります。
雑誌やフリーペーパーなどで、その街の特集などを組まれると必ず掲載されるという店でも、そういった店もあるということです。

最近訪問したお店でもそうでした。

そのお店は、直近でもBSフジで、昨年もテレビ東京の「アド街ック天国」で紹介された老舗なんですが、内情はやはり顧客の高齢化と、企業が営業時に携えていく手みやげという習慣が、経費削減で少なくなってきたということなどで売上の減少が続き、店主本人も高齢になり、病気がちになったりと、内部要因的にも外部要因的にも、さまざまな支障が出てきているそうです。

そういったところではもちろん新しい顧客を生み出すために、それなりの新商品開発が必須条件です。
そうしてもうひとつ、新商品開発以上に問題なのが、後継者の問題もあります。
それについては、幸いにもそのお店では子供さんが継ぐことになっているそうで、ですからこれからは商品開発が必至です。

老舗という実体のない位置づけにあぐらをかいていると、知らないうちに顧客の高齢化とともに消滅していかざるを得ない状況に、すぐに陥ってしまいます。

老舗は老舗なりの、お客様には見えない努力を、しなければなりません。それを怠るとすぐに消滅の憂き目に遭います。

新しい店はその努力(=常に新商品を提供するとか)をお客様に見せても受け入れられますし、その努力を見せることによってお客様の共感を得ることができますが、逆に老舗では、お客様=顧客に見せないところで努力し、外見的には全然変わっていないというところを見せなければなりません。
辛いところです。

老舗を支えている看板商品は、いつまでも変わらない味、包装などでお客様が支持してくれています。
ちょっとでも、特に味などを変えると、すぐに「今までのものとは違う」ということでそっぽを向かねかねません。
それが恐くて、なかなか手がつけられないうちに、本当のマンネリになってしまい、気がついたらお手上げということになりかねません。

そこでどんなことをしていかなければならないか、と言うと、お客様に分からないように少しずつ変えていく、時代に合わせて変えていくということですね。難しいですけど。

変わったということを気取られたらダメなんですね。
お客様には分からないところで進化し続けるということです。
しんどいですけど、それは老舗という評判を背負う店の宿命です。

有名な銀座虎屋などでも、そうした老舗の努力をしてきて、今があります。
老舗はその老舗という名前を守るために、常に進化し続けなければ、老舗を保てないという一見矛盾した内容を内に秘めて、今日も進化しています。

先日訪問した老舗にはそのようなことをお話しさせていただき、チャレンジ精神をいつまでも忘れないでほしいとお伝えしました。


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勝るものを見出すこと

2012-08-01 10:17:09 | 売上アップ
こんにちは。
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今日から8月ですね。
それにしても、言いたくないけど、暑い!
連日の猛暑日。

昨日は何となく晴れ、というはっきりしないような晴れ間でしたが、今日は朝からよく晴れています。
榛名山の向こうには、すでに入道雲がムックリと連なっています。
それはそれで気持ちはいいんですけど………。

夕立がこの3日ほどないので、ちょっときついですね。
植物にも水をやらなければならないし。と言ったところで奥さんがやるんですけど。

昨日ツバメの巣からちょっとだけ顔を出している小ツバメを見たと奥さん言ってました。
よかった。
もしかしたら孵化していなかったのかと一時は危ぶんでいたのですが。


今日も暑い国からのメッセージをお届けします、なんちゃって。


さて、地方の街では、どこでもほとんど同じなんですが、お客様の減少とそれに伴う売上低下という単独店の悩みが蔓延しています。
ほとんどの店が、大中資本によるチェーン店にお客様をとられたと言って、嘆いているんですね。

でもお客様をとられたというのはちょっとおこがましいいいわけではないでしょうか?
とられたわけではないんです。
ただお客様の方がそちらのチェーン店を選んだということです。

なぜでしょうか?

それは、もちろん商品価格にも問題はありますが、その他の要因=店の政策、接客、商品構成などが、チェーン店より劣っているからに他なりません。
優れていれば、お客様は店を離れる必要もないのではないでしょうか。

すべてに上回る必要はありません。
たったひとつでいいから、自分の店ではチェーン店に勝るもの、努力すれさえすれば勝ることができるものを見出して、そのことだけに切磋琢磨すれば、お客様は、すべてとはいいませんが、少しは戻ってくるはずです。

ただ指をくわえて見ているだけ、嘆き節を歌っているだけでは、いつまで経ってもお客様は戻ってきません。

そんなことは言われなくても分かってるはずです。
わたしのような者にそんなことを言われないように、考え、努力しましょうよ。

いかがですか?


さあ今日もがんばろう!

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